「グルジア、カメラ、シュウリ」

世界一周327日目(5/21)

 

バスの時刻は
12時らしい。

昨日村の中心にあるトラベルエージェンシーで
トビリシに戻るマルシェルートカの
時刻を訊いておいたから、

思う存分寝れるぞ!

あっは~!二度寝最高!

 

 

外の天気は相変わらずどんよりしてる。

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耳を澄ますとシトシトと雨音が聞こえてくる。

レースのカーテン越しから雨樋から
雨が勢いよく流れ落ちるのが見えた。

 

 

あぁ、マジで観光って天気大事だなぁ…。

寝過ぎるくらいの睡眠から起きた僕は
さっさとパッキングを済ませる。

時刻は10時前。

ニノさんにマルシェの時間まで
ここにいてもいいかと尋ねて
玄関先にバックパックを置かせてもらった。

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ニノさんのうちはとても綺麗なところなんだけど、
電気もつけずに薄暗い部屋の中、
かじかんだ手でパソコンの画面に向かうのは
とてもわびしい気持ちになる。

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これは電気をつけてる時。昨日の写真だね。

 

 

音楽の必要性を感じる。

こういう時に気分が明るくなる音楽って
めっちゃ大事なんだなぁ。

隣りの部屋に泊まっていた欧米人のツーリストは
もう外にでかけてしまったようだ。

 

 

昨日僕の愛用する一眼レフ
「Canon Kiss X3」がついに壊れた。
野球選手で言うと

肩の爆弾がついに爆発した
と言ってもいい。

実を言うと前々から調子が悪かったんだ。

まぁ中古の型だし、
そこらへんは騙し騙しやってきたけど、
ついにシャッターを切っても
写真が撮れない状況になってしまった。

原因はボディとレンズの接続不良。

僕はコイツを直すため、
わずかな希望をもってトビリシに戻るのだ。

 

 

リビングのテーブルに座り、
キーワード検索をかけた。

2軒ほどカメラを扱うお店を
見つけることができたが、
郊外と市内に一店舗づつ。

果たしてここが修理を請け負ってくれるか
どうかは分からない。

まぁ、実際はもっとあるんだろうけど、
ネットで告知しているようなお店はないようだ。

 

 

僕がカメラの修理屋の情報を集めている間、
ニノさんは掃除をし終え、
手持ち無沙汰になるとニノさんちにある
デスクトップの前の椅子にどかっと腰を下ろした。

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いつもこんな感じ。

 

 

ほんのちょっとスピーカーから音楽を流す。

画面にはスマートフォン用の
パズルゲームみたいなのが見えた。
パズルボブスみたいなボールが崩れると
「テテーン!」とサウンドが流れる。

 

 

なんかだかなぁ。

 

 

別にニノさんも、
ゲームも否定するわけじゃない。

だけど僕が感じるのは
『なんだかなぁ…?』なのだ。

 

 

僕は小中学校と
相当ゲームに時間を費やして来た。

だけど、あの時のアホみたいな
やり込みがあったからこそ、
今はゲームに対してちっとも興味が湧かない。

スマートフォンに
ゲームのアプリは一つも入っていない。

 

 

ごくたまにだけど、

SNSによって僕は
「繋がり過ぎてる」んじゃないかって思う

どこにいても日本にいる仲間に
自分の動向を発信することができるし、
仲間が何やってるか知ることができる。

僕はアマチュア漫画家だから、
自分の活動を発信していくことは
すごく大事だと思っている。

誰かがシェアしたニュースから
学ぶこともある。時々だけど。

Wi-Fiが使える場所にいて暇な時はだいたい
Facebookかアメブロのアプリをついつい開いてしまう。
時々Twitterも。
(けっこう画像送信が失敗するからイライラするんだけどね)

僕はどうでもいいようなことに
時間をかけ過ぎなんじゃないだろうか?

ニノさんの背中越しに
おなじみの青いヘッダーと「f」の文字が見えると、
僕も同じことしてるんだな。そう思えた。

 

 

これはゲームだけの話じゃない。

パソコンやタブレット、スマートフォンの
画面に向かう時間が多いなーっていう話だ。

いい面もあれば悪い面もある。

やっぱり最後はコイツとの距離の取り方
なんじゃないだろうか?バランスね。

どっかの誰かが言っていたけど、

「あなたも大統領も一日24時間は同じ」

だ。

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マルシュの時間まで

1時間あったが、
早めにチェックアウトすることにした。

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Wi-Fiもそこまで早くないし、
情報収集が上手く進まないでここで
無駄に時間を過ごすくらいだったら、

朝ご飯を買いにいって、
そのままマルシュの中で
evernoteに日記でも書いてた方が有意義だ。

僕はニナさんにお礼を言って
雨の中、村の中心地へと向かった。

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停まっていた「TBILISI」と書いたマルシュに
時刻と値段を確認しておく。

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「12時出発ですよね?」

「何言ってるんだ!?
もう出発するぞ!早く乗れ!」

「えっ!もう出るんですか?
朝メシまだなんですけど…」

「もう出るぞ!」

 

 

言われるがままに車の後ろに
バックパックを詰めこみ、シートについた。

なんだよ…。

トラベルエージェンシーのお兄さん
12時って言ったのに。

まぁいいさ。早く出発できたんだ。ラッキーだ。

 

 

 

マルシュは雨の中を走り出す。

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来るときはほとんどウトウトしてたから、
こうして外の景色を見るのは初めてだ。

見応えバッチしの山が見え、
羊や馬の姿を確認することができた。

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僕はイヤホンをつけ、
ダウンロードしたばかりの
ハイエイタスのアルバムを流す。

僕以外の他の乗客はひとつか二つ先の村まで
入れ替わりが頻繁にあった。

トビリシ行きのバスでありながら
これは地元の人の足でもあるんだなぁ。

 

 

カズベキの山々は雲が印象的だった。

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雲海を下から見たように
途中から霜がかかっていたり、
境界線のように山を分断する横一直線に伸びた雲。

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天気が悪いけど、
その分面白い物は見れたのかもしれない。

一眼レフは相変わらずご機嫌斜めだ。

せっかく撮りたい写真があっても
iPhoneじゃなきゃ撮れないのは
なんとも残念な気持ちになる。

景色を眺めるのに飽きてしまうと
僕はいつの間にか眠っていた。

暇過ぎると脳みそが活動をやめる。

そういうもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トビリシの街に戻ると
僕は腹ごしらえをしてメトロの乗り込んだ。

向かう先は前回もお世話になった
「Comfort Plus」

ベッドの数はそんなに多くない。
もしベッドが一杯だったらどうしよう?

そんときはソファで寝かせてもらおうか?

 

 

ホステルに着くと、エリザさんが
笑顔で僕を迎えてくれた。
なんとかベッドにありつくことができた。
またよろしくね。

カズベキのニノさんちが
35ラリだったのに対して、こっちは10ラリだ。

ベッドの脇に荷物を置いてコーヒーを一杯飲むと、
僕は再びメトロに乗り込んだ。

一刻も早くカメラを直したい。

チェックしていたお店に足を運ぶ。

「Canon」や「SONY」の文字が見えた。

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なんだよ。やっぱりあるじゃねえか!
ここならきっと直してー、

受付のお姉さんは英語が喋れなかったので、
代わりのスタッフが僕に言う。

 

ここではカメラを直せない

と。

そーですか…

 

 

やっぱりグルジアには
カメラを直す場所はないのか…

インドにはあったのに…。

その修理も考えてみれば
4ヶ月くらいしかもたなかったな。

 

 

 

「直すならアルタ・サービスセンターだよ」

えっ!!?あるの!!!?

 

 

教えてもらったのは
イギリス大使館の近くの通り
Beliashvili(エリアシュヴィリ?)にある
「Alta Service Center」という場所だった。

しかも僕の泊まっている宿の近く。
またメトロで戻らなきゃならない。

「どこか近くに他の直せる
場所はないでしょうか?」

「トビリシは小さいからね。
修理する場所はひとつで十分なのさ」

くそう。需要と供給か…。

 

 

バスキングするために持って来た
ギターもここではただの重りだ。

それでも宿に戻らずにその一つ先の
「Sarajishvili(サラジシュビリ)」駅まで向かった。

5ラリでチャージしたメトロも
残すところあと一回分だった。

 

 

地図で見るより意外と遠い。

どうみても人が歩くような
道じゃないことを知りながらも、
大きな道路の端をただただ歩いた。

路面のコンディションもそこまでよくなく、
砂利道でペニーに乗るとよくつまづいた。

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ほんとうにこっちであってるのだろうか?

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教えられた通りにやって来たものの、
あるのは自動車の修理工場やインテリアショップ。
カメラ屋なんて見えて来ない。

この道沿いにほんとうにあるのだろうか?
不安になる。

まぁ、直せなくても
トルコでできるとは思うんだけどね…

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しばらく歩くと電化製品を扱う看板が見えた。

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もしかして!

建物の脇にひっそり見える
「alta」の文字。

周りにいたスタッフに
サービスセンターの場所を尋ねる。

案内されたカウンター。

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これなら行ける!!!?

 

「えっと!すいません!
これ直せますかぁぁっっっ?」

どういうエラーなのか
お兄さんの前で実演する。

「Canon?けっこう古い型だな…」

画面越しにカタカタとフォーラムを埋めていく。
ここでダメなら最初っからつっぱねられている。

僕は確信した。
カメラはここで直せる!!!

てか調べてもブログやフォーラムなんかには
一切出て来なかったぞ。
ということはグルジアでカメラの
修理できる場所を見つけた功績はデカいか!!??

そんな自分のささやかな発見にテンションが上がった。

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「IDは持ってる?なければパスポート」

 

技術者の持つぶっきらぼうな感じ。
いいぜ~!いいよ~!

 

「じゃあ壊れているのは一カ所だけだね。
ひとつにつき75ラリ
(4,331yen)だから」

 

えっ!安っっっ!!

まぁこっからカメラの状態次第に
値段も上がっていくんだろうけど、
暗雲から光が差し込んだ。

自分のメールアドレスと
電話がかかって来たときのために
宿の電話番号を教えておいた。

帰りは24番のバスに乗ればいいらしい。

 

 

教えられたバスはなかなかやってこなかったし、
二つ先のメトロステーションまで飛ばされた。

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人かが多かったのでバスキングをしてみたら、
チラホラと小銭が入った。

やっぱりグルジアのバスカーは2人組でやるらしい。
後ろの作業員のおっちゃんたちがいい味を出してる。

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それにしてもなんで僕の真横で
チューニングを始めたんだろう?

「あと15分で演奏止めるから!」と言っても、
チューニングだけして去っていった。なんなんだ??!

 

 

さてと。
カメラが直るまで3〜4日か。

いい期間だ。

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今日も長い文章おつかれさまでした。
呼んでくれるヤツにチューしたいよ!

こうさー、文章を書いていると、
ノれる時もあればノれないこともあるわけよ。
突然何かが気になり始めると全然文章が浮かばなかったりね。

ハイテンションで書けるときもあれば、
淡々と自分の行動を追う日記しかかけない時もある。

もうなんなんすか!ブログって!
ギャグ路線に走ればそれもそれで大変そうですけどね。

 

サンキューベリマッチョ!
こっから漫画製作に入るのであっさりすると思います。

今日も読んでくれてありがとやっした!

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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!