「最後に”夢”って題材で作文書いたのはいつだったっけなぁ?」

世界一周460日目(10/1)

 

 

今さ、
ブログの出だしを
読み返したんだけど、

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「朝は寒かった」だとか
「よく眠れた」だとか
「寝過ぎた」とか

ワンパターンだってことが分かったよ。

 

 

僕はできるだけ、
その日一日をストーリー立てて
書いていこうと心がけている

まぁ、ご存知の通り、
それでこんなグダグダな日記になって
しまってるんだけど、ここまで書く人って
あまりいないじゃない?

昨日さ、
自分の前のブログ(アメブロ)を読み返して、
やっぱり日記を書き続けることって
大事だなって思ったんだよね。

僕はアホみたいに自分大好きだから、
昔の自分の日記読んで、

『コイツアホだけど、
頑張ってんなぁ~!』

って関心しちまったよ。

 

 

僕のは情報系のブログじゃないし、

かといって、
「どこかに行ってきました!」
みたいな観光ブログでもない。

無謀なこともしないしね。

野宿してるけど(笑)。

 

 

 

旅の資金はあとどれくらいあるのかなぁ?

この前バックパックやギターの盗難に遭って、
色々出費があったけど、
あと100万以上はあると思う。
230万円でスタートしたからね。
確認したら。ジャスト100万だった。
まぁ、足りる…かな?

 

 

気の向くままに世界を旅して、
ギターを弾いて、ノート漫画を描く。
ただそれだけの、
誰でもできそうなの旅が僕の旅だ。

だけど、どんな旅でも
「同じ旅」というものは存在しない。

「同じ人生」というものがないように。

一見つまらなそうに見えるかもしれないけど、
出会いは星の数。毎日いる場所が新しい。

 

 

僕は旅するように
生きているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁー、

これでいつもとは違う出だしだぜ!
マンネリ化を崩すのも必要ですね(笑)。

 

 

昨日テントを張ったのは、
公園でもなく、どこかの空き地だった。

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いや、毎回どこで起きたかで始めるのも
いいかもな!
ヨーロッパ限定だけど笑。

 

 

 

小さなサッカーゴールがひとつあり、
『サッカーゴールの後ろに
テント張るってなんかウケるな』
っていうノリ。
そうノリ(笑)。

 

 

おかげでご近所さんが
わざわざ挨拶に伺ってくれましたよ♪

僕はテントの入り口を開けて
「ハロー♪」とフレンドリーに挨拶をして
二度寝!

 

 

二度寝から目覚めたのは10時過ぎ。

30分で撤収を済ませて僕は歩き出した。

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今日は「ジェニファー」さんが無料なんだって。
なにそれ。ウケますね♪

 

 

ここはアイルランド、
バンドンという小さな町

ハイウェイからは少し遠い。

 

 

 

 

朝ご飯に円が見たいなパンを買うと、
財布の中身は3ユーロと
セントコインのみになってしまった。

非常用にアメリカ・ドル
200ドルくらいあるけど、
これは使わないだろう。

お金おろしても使っちゃうしね。
とりあえずこの状態を楽しもうじゃないか。

 

 

 

 

歩行者のための歩くスペースなんて
まるっきしないローカルな道を歩いた。

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ヒッチハイクもせずに
同じ様な道を黙々と歩く。

こういう何気ない景色も楽しもう♪

 

 

心のどこかでは

『もしかしたら、
心優しいアイルランド人のドライバーさんが
「どうしたんだい?」と僕を
乗せてくれるんじゃないか?』

と淡くてゲスい期待があった。

 

 

 

「おーい。どこまで行くんだい?」

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こういう時、
どうリアクションしたらいいのか、
ちょっと考えてしまう。

何度もアイルランドで
ヒッチハイクをしているうちに、
ここに住む人たちのリアクションというものが
だんだん分かってきた。

今回のヒッチハイクも、
別に親指立てずに
乗せてもらえるんじゃないかって、
思ってたんだよね。

 

 

でも、さ、忘れちゃ行けないのは、

「感謝の気持ち」

「それを口に出すこと」だと思う。

 

 

 

僕の目的地はキラニー

運転手のダンさんは
娘さんをコークまで送り届けるために、
一旦、自宅に寄ったあと、

僕をコークとキラニーを結ぶ
ハイウェイで降ろしてくれることになった。

 

 

ダンさんの家は丘の上にある、
車がなければ不便そうな
家に住んでいた。

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ニワトリが数羽飼育されており、
犬と猫が一匹ずついる。

家のすぐ後ろにはブドウや
アフリカ由来のフルーツが栽培されていた。

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ここもまたシンプルライフを送る人の家だった。

ちょっとゲスいことも考えるけどさ、
やっぱり、初めて出会う人と話すのは楽しいし、
いいヒッチハイクができると、
どこか優しい気持ちになれるんだ。

 

 

 

よし。次に行こう。

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2分もたたないうちに車が止った。

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「どこのくらい
あそこで待っていたんだい?」

そう尋ねるジョンさん。

 

 

「5分もかかってませんね♪」

「なんだ!!??
それはラッキーだね!」

「ほんとうにアイルランドの方々は
ヒッチハイカーに寛容で助かります。
ありがとうございます」

 

 

ドライバーの人からしてみたら、
道路の脇に親指を立てているヒッチハイカーは、
そこでずっと待っているように
見えるのかもしれない。

大半のドライバーさんが、
心のどこかで同じことを考えるのかもしれない。

だけどね、それで、
ソイツを乗せてあげようと車を止める。

そういう優しさに溢れた人たちが
この国には沢山いるんだ。

 

 

アイルランドはどこもかしこも緑でいっぱいだ。

日本に比べたら経済的に豊かじゃないかもしれない。

だけど、
人が豊かだ。

僕はそう思う。

比較とかそういうんじゃなくてね。

 

 

 

 

 

ジョンさんには
途中の町で降ろしてもらった。

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次のヒッチハイクができそうな場所を探した。

車が止まれるスペースを見つけると、
ニコニコして親指を立てた。

今日最後のドライバーさんは
ジェームスという名前のお兄さんだった。

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一見、無愛想に見えるけど、
会話が途切れると
「アイルランドはどうだい?」とか
話題を降ってくれる。

そんなお兄さんに甘えて、
寝落ちしかけるっていうー(笑)。

 

 

ちゃんと降りて、お礼を言う時に、
「ウトウトしてごめんね」と謝っておいた。

ジョニーさんは「ノープロブレムだよ」と言って、
僕に名刺を渡してくれた。

無事に旅ができたらメールをくれと
ジョニーさんは言った。

これは単なる社交辞令かなんかなのだろうか?

 

 

こういうその場限りの
連絡先のやりとりって苦手だ。

アイルランドを出発するくらいに
「ありがとうございました」って
連絡できたらいいかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

Killarney(キラニー)は
薦められて来た町だ。

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「キャンプしてるのかぁ。
なら自然が好きだよね」

という流れだったと思う。
どこかのバーで聞いた話だ。

 

 

とりあえず頭がボヤボヤしたので、
ガソリンスタンドでコーヒーを注文して、
ちょびちょび飲みながらウトウトした。

 

 

昼寝も大切だぜ…。

15分くらいの休憩をとって、
僕は町の中心地へと行ってみることにした。

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メインストリートには車道が通っており、
お土産屋さんやレストラン、バーなんかがあった。

30分もあれば中心地は周りきれてしまう。
ここも他の町と同じようだ。

 

 

時刻は16時過ぎ。

僕はこういう中途半端な
時間の使い方が上手くない。

地図を見ても、自然公園までは歩くみたいだし、
今からカフェとかで作業するのも時間が早い。

 

 

じゃぁー…バスキングかな?

 

 

アイルランドはヒッチハイカーだけでなく
バスカーにも寛容だと聞いた。

バスキングが盛んというわけではない。

ダブリンにはけっこういたけどね。

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地方の町で路上パフォーマンスを
するヤツは僕くらいだ。

適当なスペースを見つけて
ギターのチューニングをしていると、
側に立っていた観光客らしきおっちゃんが
「おっ!弾くのかい?」と僕に尋ねた。

こういう時に分かりやすい曲が
レパートリーにあるといい。

 

 

もちろん唄うのは”Stand by me”だ。

ただし、そっくりそのまま
完全コピーってわけじゃない。

出だしは静かに。
サビの部分では自分なりのアレンジを加えて唄う。

側で聴いてくれていたおっちゃんは
「いいね!」と言ってギターケースに
コインを入れてくれた。

これでビールが飲める。

 

 

 

 

 

え?

や、ビールですよ。
ギネスビール。

 

 

なんかさー、真面目に書いてると、
なかなかギャグにもってけねえな。

昔の自分のブログって、
もっと「あっさりチャラ系」で、
出だしとかに
「ちーーーっす!」とか言ってたのにな。

もう自分のブログ、ってか日記のスタイルが
変わり過ぎてよくわからねぇ。

最近、エンターテイメント志向薄れたな。
読んでくれている人のこと
あんなまし考えてないかも。

 

 

じゃあさ、ちょっと、
軽めに書っこかなぁ~。たまには、ね?

えっとー、バスキングして
15ユーロくらい稼いだんだよね。

一時間ちょっとかなぁ?
僕の実力なんてこんなもんっすよ?

実力が足りない分は、
物珍しさでカバーするしかないかもね。

変な楽器加えたり、服装とかね。

 

 

 

あ、今誰か

「お前は十分変なヤツだ」

って言ったっしょ?

おおむね正解!

ギターの弾き語りなんてさー、
なんの面白味もないじゃん?
せいぜい『あ、アホ日本人が唄ってる』ってくらい?

や、唄ってる方としては真剣ですよ?
唄うの好きだし♪

 

 

 

 

で、持て余した時間で教会行ったね。

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もう最近、
『教会ってどこもおんなじなんじゃね?』
って感じ。

中で「ボケェ~~~…」として、おしまい。

いつものように作業できる場所探して、
マクドナルドを見つけたんだよね。
もちろんマップアプリで。

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iPhoneなくしたらおれ、
死ぬんじゃないかなぁってくらい
コイツに依存してます笑。

iPhoneが旅のスタイルを劇的に
変えたと言っても過言ではないでしょう。

 

 

ほんでさぁ、
マクドナルドにはさぁ、
肌の色が浅黒い人がいたんだよね。

なんか外国人同士親近感わいちゃってさ、

コーヒー一杯しか頼まなかったのに

「Have enjoy!!!」

とか声かけられたよね。
笑われてたのかなぁ…?

 

 

そっから22時くらいまで
ずっと作業。

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ブログもさ、
いっちょまえに予約投稿ですよ。

日記はほぼほぼ
リアルタイムに追っ付いているから、
あとはWordPressで日記の改行して、
写真を貼っつけるだけなんだけどさ、

毎回文字数が多くて、時間喰うんだよね。
一記事4000文字くらい書いてるよ。

最初、2000文字くらいの
あっさりブログだったのにさ。
もうこのグダグダ感どうしようもないね。

 

 

『えっとここの回は文字数少ないから、
時間差で同じ日に予約投稿して』

 

 

とかいっちょまえに
点数稼ぎのこと考えてるからね。

何?「アウトポイント」って?わかんね。

 

 

 

もうランキングってすごいシステムだよね。

別に賞品なんて出ないのに、
みんな順位が上がると嬉しくなっちまう。

順位なんざぁ関係ないけどさ、
やっぱりたくさんの人に見てもらうと
嬉しいわけですよ。はは。

 

 

 

 

で、最後のシメはもちろんバー。

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一人で4ユーロちょっとの
ギネスビール飲みながら、
iPhoneいじくるっていう。

 

 

漫画ももちろん描いた。

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たまに、ごくたまにだけど、

焦燥感を味わう時がある。

 

 

『自分の進むべき道は、
果たして当っているのだろうか?』

って

 

 

日本に帰れば、
色々な不安要素が僕を待ち受ける。

漫画家っていっても、
僕は自分がどんな漫画家になるのか
まだ見出せていない。

商業漫画を描いたら、
絶対に自分の描きたいことは
描けないのは分かっている。

「漫画家じゃない漫画家になる」のが
僕の一つのテーマでもあるから。

 

 

 

そうだなぁ…。

僕は西日本に興味があるから、
相棒のまおくんの故郷に近い
松山あたりでオーガニック農園を営みながら
漫画なんて描くなんてどうだろうか?

ジャック・ケルアックは山(火事)の管理人やりながら、
小説書いたって言うし。
僕にも二足のわらじ的な
生き方が必要なんだと思う。

あー、本書きたいな。
別に旅本じゃなくても、本書きてえ。

 

 

こんなグダグダと長ったらしく書いているのはその
「来るべき時」に備えての練習なのかもしれない。
なんつって笑。

うそうそ。おれの文章力で書けやしないことは
よぉ〜くわかってっから。
そんなにバカじゃあない。
でも、もしかしたら…笑。

 

 

色々なことが僕の頭の中を渦巻いている。

 

 

考えたってしょうがない。

 

 

自分の選んだ道だ。

進むしかない。

描くしかない。

 

 

こういう時に、
ドロップアウトした偉い人たちの生き方は、
僕に勇気を与えてくれる。

今では執筆活動をメインにされているようだけど、
坂口恭平さんなんてすごいよね。

30歳くらいまでは全然世の中に認められずに、
バイトしてたとか略歴みたいなのに書いてあったな。

小説家の伊坂幸太郎さんも、
プロの作家になる前はSEとして働いていたし。

高橋歩さんも、借金背負ってバーやったり、
出版社つくったり。

 

 

世の中には色々な生き方がある。

それは今では成功者の美談みたいに聞こえがちだけど、
この世の中にはそういう生き方もあるのだって
ことを僕に教えてくれている。

 

 

 

 

僕はー…、

 

 

旅をしている。漫画を描きながら。

 

今はまだ誰も
僕なんかに注目していない。今はね。

別に尾田栄一郎みたいに
なりたいわけじゃない
(まずなれねえ笑。あれも運だけどね。
もしかしたら別の人が海賊漫画描いてたかもしれないし)

 

だけど
「何かやりたい!」
という熱い想いは
心の奥底でジワジワと燃えているのだ。

 

 

 

 

 

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ビール一杯で気持ちよく酔っぱらうと、
最近ハマってしまった、
就寝前のチップスを喰って、
適当な寝床を探した。

山に近い、キラニーの町は夜になると
ぐっと冷え込んだ。

——————————————-
★世界一周ブログランキングに参戦しております。

「世界一周をする」ということは何の肩書きにもならない。そう思います。

金と時間と度胸さえあれば誰だって出来る。

だけど、そこから何を得るのか?

毎日訪れる場所、毎日で会う人、
目に飛び込んできたささいな日常ですら、
今の僕にとっては財産だ。

フィードバックとはよく言ったもんだ。

この旅から自分の未来に何が還元できるのか?
それが問われている。
すぐに芽がでなくてもいい。
長生きを人生の目標にすることはやめにしたんだ。
60まで生きられればいいさ。
勝つまで続ければいいのだ。(ってアユムさんが言ってた笑)

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なんだか今日も長かった。
読んでくれてほんとうにありがとう!
マクドナルドで執筆なう!


2 件のコメント

  • はじめまして。
    毎日、シミさんの日記を楽しみに拝見させてもらってます。数ある世界一周ブログの中で一番好きです!
    実は僕も来年の春から世界をまわる予定です、シミさんと同じようにバイトしまくってお金を貯めてます。シミさんの日記がモチベーションになってるといっても過言じゃありません。
    世界のどこかでお会いできればと思います。

    • >ジンさん

      うわーーーー…。

      泣きますね。ジンさんのコメントに。

      書いててよかったです。ブログ。

      ブログやっててよかったなぁって思うのは
      こうして誰かからレスポンスがある時ですよ。
      一番嬉しいです♪

      旅に出ると、

      『あぁ、おれのバイト時代は

      この時にあったんだなぁ』
      って瞬間の連続です。
      バイト頑張ってバリバリお金ためてください。
      (そして『辞めます』っていうの、ギリギリまで延ばすと
      なかなか辞められなくて困ります笑)

      そして、
      もし旅路が重なれば、どこかで会いましょう。

      『旅に出る!』
      って決めた以上、もうジンさんの旅は
      始まっているのだと思います。
      一日一日を楽しんでください。

      「脳みそスパーク(by 高橋歩)」

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