「夜のダハブに卵型ライトが灯る…」

世界一周549日目(12/29)

 

 

あぁ~~~~…、

 

マジで
日記書くの
キツい。

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お母さん、毎日(分)の日記書くのキツいよ~!

や、何も特筆すべきことがないのに、
毎日の日記を書くことの無意味さ、

 

 

というか…、

だってこれブログでしょ?

個人の(マジクソウンコ)どうでもいい話を
ネットに公開するっていう…。

 

 

今の「旅する漫画家 沈没編」なんて
誰が読んでるんだろう?

いやいや!
いつもありがとうございます。
とりあえずお礼言っときます。
あざーーーっすっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

ここに

来てから,
ヨーロッパでの平均睡眠時間三時間で
失われた分の睡眠時間を取り戻すように、
僕は一日にきっちしかっちし10時間寝ている。

 

 

だいたい僕が起きてくる頃には
みんな談話スペースにいてぺちゃくちゃお喋りをしている。

ボサボサの頭でみんなに
「おはよ~ござや~す」と挨拶して、
鏡の前で髪を結わえ、顔を洗って歯を磨く。

大抵みんなこの時間にはWi-Fiを使っている。
みんながWi-Fiを使っていると、速度も遅くなる。
だから僕は今日もカフェに行く。

 

 

カフェ、エブリ・デイのスタッフたちは、
もうすっかり僕の名前を覚えており
(そりゃそうだ。だってほぼ毎日来ているんだもの)
「ヘイ!シミ!ハーワーユー?」
と陽気に声をかけてきてくれる。

 

 

 

ちなみにエブリ・デイの営業時間は
朝10時から夜中11時まで

お店はそこまで混むことがないが、
スタッフの拘束時間も長い。

店内でかかるBGMも有線ではないので、
同じのがかかっている。

働いているスタッフによって選曲も若干違うのだが、
『またこれか…』と
いい加減飽きてきたナンバーもある。

きっと向こうも『また来たか…』と
内心思っていることだろう。

 

 

いつも働いているのは
20歳のムハンマドというヤツだ。
もうこの歳で嫁がいるらしい。

カフェ

 

 

まぁ、分かるっちゃ分かるな。

パーマした髪の毛に
いつもキャップを被り、毎日の服装も違う。

そのクセ渋い声をしており、
まぁ、あながち嘘じゃないかもなと思うのだ。

 

 

そこから年齢順に、
僕と同い年の26歳(僕は早生まれなので26歳がタメだ)のヤツと
オーナーらしきおっちゃんがいる。

僕がタバコを切らしたときなんかは
よくタバコを分けてくれたりする。

僕はいつももらいタバコをする時に
1ポンドを出して「売ってくれないか?」とお願いするのだが、
一度たりともタバコを売ってくれたことはない。

「なにバカなこと言ってんだよ?タダに決まってんだろ」
となかなか粋なヤツらなのだ。

カフェ、エブリデイのスタッフは。

 

 

 

 

そんなエブリ・デイに僕が通い始めてから
もう何日が経っただろう?

最近は8ポンドのブラック・コーヒーではなく、
10ポンド(168yen)のミルクコーヒーを注文するようになった。

あたまに、15ポンドのチーズケーキや
チョコレートケーキを注文する。

これがなかなかに美味しい。

 

 

ダハブの長期滞在者の間では

「エブリ・デイ(もう一件ある方)
チーズケーキは美味しい!」

と定評があるが、

僕は

チョコレートケーキを
オススメしたい!

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あ、ごめん…。もう喰っちった。

 

 

ポイントは
チョコレートケーキが温まって出てくるところだ。

とろけたチョコレートとコーヒーの相性は抜群。

ダハブに起こしの際は是非
チョコレートケーキを注文して欲しいと思う。

 

 

 

 

作業内容自体はいつもと変わらなかった。

主にノートに漫画を描いている。

それにちょっとブログをアップするくらい。

日記の方だが、最近は二三日分の日記を
まとめて書くことの方が多い。内容も薄いからね。

てか毎回若干テイストを変えて
日記をひねり出している僕を誰か賞賛して欲しい!

 

 

あれ?そんなに面白くないっすか。

さーせん。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の

製作活動を終え、少し早めにカフェを出た。

昨日雑貨の下見に行き、
写真は昨日の段階で相棒たちに送っておいた。
ダハブで仕入れるものが決まったからだ。

 

 

僕と相棒が二人で企画した
旅する雑貨屋 Drift」だが、
面白い方向に向かっている。

 

 

なんと相棒は日本で僕以外の仲間を募り、
物件探しに繰り出したのだ。

現在二人の仲間がいる。僕の知ってるヤツらだ。

アイディアを聞いていると、
なんだか売れない時代の高橋歩みたいでワクワクした。

 

 

安く借りられる物件で雑貨屋兼カフェ、
共有スペースなんてやったら面白いんじゃないかと
相棒が持ちかけてきたのだ。

現に共通の知人(相棒のメンター的存在)で
同じようなことをやっていた人がいた。

現在その人は鳥取県に奥さんと一緒にIターンし、
地域の仕事に携わっている。

 

 

相棒はその人の影響を
少なからず受けているような気がした。

でも、面白いしね!賛成!!!

とりあえずやっちまおう!

 

 

「映画の上映会なんてできたら面白いよねー!」

「わたし、オクラホマ仕込みの
ドリームキャッチャー作れるよ!」

「それワークショップにしたら面白い!」

 

 

「Drift」のLINEでそんなことばっか言ってる。

まぁ、さすがに、
これで喰っていくなんてことはできないだろう。
僕たちもそんなに馬鹿じゃない。

僕に関して言うと、日本に戻ってからは、
まずは生活費を稼ぐために
とりあえずバイトに就くかもしれない。

移住に備えてと漫画家としての活動の本格化だ。

 

 

だが、自分たちの
「アジト」も必要だ。

そこでワクワクするような企てをし、
「何か」をしかけていく場所が。

僕は漫画家で(今の段階では無職だが)、
相棒も現在仕事をしている。
それは考慮した上での企画だ。

肩を張って臨むことじゃない。
失敗したっていのだ。

やるかやらないかで言ったら、
そりゃ当然やった方がいいに決まってるし、
リスクを冒して得たリターンは必ず次の何かに繋がっている。

 

 

楽しい方向へ。

 

 

誰かを巻き込んで、次のワクワクへ。

そんな場所があったら素敵だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

この町で僕が仕入れることになったのは、
ライトだ。

電飾系の雑貨はどこの国でも
見つけることができるいわば鉄板商品だが、
ここで売られている

卵形のモザイクライト

はダハブ限定商品ではないだろうか?

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まぁ、探せば日本でだって買えるんでしょうけど、
旅をしているうえで手に入るって意味ではね。

探しているのはここに訪れなければ
手に入らないそんな雑貨だ。

この卵型ライトはダハブの町でいくつも見ることができる。

お店のによって大きさやデザインは若干違うのも面白い。

 

 

昼間は店頭に出ているだけでパッとしないのだが、
日が沈むと卵型ライトに電気が灯る。

中の電球が外側のモザイクを照らし出すと、
何とも言えない色合いになるのだ。

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スイッチ〜〜〜〜〜…

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オンッッッ!!!

 

 

 

バーに置いてあったら雰囲気を
盛り上げてくれること間違いないだろう。

この「バーに置ける」って
けっこう重要なんじゃないかな?

いや、僕の個人的な偏見か。でも綺麗なんだよね。

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こういう店員さん好き♪

 

 

 

僕は前日、一通りのお店で値段を訊いておいたので
大体の相場は分かっていた。

単一色のモザイクだと値段が安いが、
カラーだとそれよりも10ポンドほど高く、
黒(ブラック)基調でモザイクタイルを使っていないものだと
もう少し高くなる。

 

 

二つは首尾よく仕入れたのだが、
この黒基調の卵ライトを仕入たお店の兄ちゃんが
なかなかにめんどくさいヤツだった。

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てめぇっ!ツラ見せやがれ!

 

 

見るからに観光客をナメくさっており、
常にヘラヘラしている。

なんとか値段を下げたのだが、買う段階になって、
梱包用のバブルシート(俗に言うプチプチ君)を
5パウンド(83yen)で売りつけようとしてきた。

 

 

「いやいや。
どこのお店でもバブルシートはタダだぜ?」

「へへへ~!バブルシィィ~~~ト!
5パウンドよこしな?」

「てんめ…、ブログに書くぞ!」

「ノォォォ~~~!」

 

 

なんとかバブルシートを
タダで手に入れ、満足して宿に帰った。

綺麗なライトだが、地味にかさばる。

丁寧に梱包してとりあえずはベッドの下に置いた。

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———————————————–★世界一周ブログランキングに参戦しておりマス!

我らがDriftがどんな方向に流れていくのかはまだ分かりませんが、着実に世界から僕が買った雑貨が相棒の元へ辿り着いています。

一体誰が手に取ってくれるんだろう?そりゃ、中にはガラクタもあるけどさ、そういうのが好きなヤツもいるだろう(笑)?

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2 件のコメント

    • >”ダハブの”さん

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