▷夜更けにひっそりと..

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作業をしている時の照明の明るさが自分の創作に影響する

ということに気づくようになった。

もちろん普段作業している時は部屋に電気をつけて、机のななめ左方向に卓上スタンドがあって、それらを使ってるわけだが、作業内容によって照明具合は影響を及ぼすみたいだ。

 

 

 

 

 

そもそも

考えてみれば僕はどのような場所で作業するかによって効率が上がったり下がったりするし、集中の度合いも異なってくるめんどくさい人間だ。

学生の時はそうだったけれど、まず自分の家だと勉強ができない。

 

ちなみにここで言う「勉強」というのは、学校側から「これをやりなさい!」と言って覚えさせられることだったり、大学に入るために必要な自発的ではない勉強のことを指す。

 

 

 

 

中学生の時からそうだった。

仕方がないので通わされていた塾で勉強することが多かったし、それは高校、浪人、大学を通じてそうだった。家にいるといつでも好きな時に休めるし、テレビや漫画やゲームなど誘惑がありすぎる。家にいる時は徹底的に自分を甘やかすことができてしまう。そして言うまでもなく、僕は意志の弱い人間だ。

当時は全然意識していなかったけれど集中にはリズムがある。リズムに乗っている時は作業も勉強もいい具合で進むのに、そのリズムを「ぶつっ」と切ってしまうと、先ほどの集中はどこかへ行ってしまったことに気づく。また同じような状態に戻るにはけっこう骨が折れる。勉強にもなかなか身が入らない。

 

 

小学校から大学までしてきた(させられてきた)勉強は学校を出たあとの人生で役に立っている感じはあまりしない。まぁ、僕の場合だけど。

もちろん計算ができたり、読み書きができたり、基礎中の基礎は勉強したのだけれど、あれだけ頭に詰め込んだ世界史も、その前に勉強したサイン・コサイン・タンジェントも学校を卒業した後になって役に立ったためしがない。

英語はどうだろう?

英語は、、、はっきし言って中学校で学んだ基礎を除けば、あとは自主的に勉強した発音練習や旅で学んだ英会話の方が遥かに有益だった。高校の授業でやらされた英語なんて自分の役に立ったとは思えなかった。過去完了だとかめんどくさい構文だとか、ね。

 

 

学生の時にやらされる勉強って一体なんなんだろう?

あれだけ学校にいて、僕たちはどれだけほんとうに自分に必要なことを学んだのだろう?

学校で学んだことをその後の人生に行かせている人ってどれくらいいるんだろう?お医者さんとか会計士の人とか?専門学校に行っている人はそうなんだろうな。でも、「専門」っていうくらいだから「メジャー」ではないわけでしょう?

小学校(6年)、中学校(3年)、高校(3年)、大学(4年)と16年間も「学校」と呼ばれた場所にいたのに、そこで身につけたことを考えると『一体僕は何をしていたんだ?』という気持ちにならなくもない(笑)。

考え出したらきりがないので、この話はまたいつかするとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

えっと、今は作業環境の話をしているんだった。

 

「読書」を例に挙げると、

周り人がいてノイズが多いような環境でも、僕は比較的楽に本を読めてしまう。電車の中は僕にとっていい読書スペースだ。30分くらい時間があると、目的地まではあっという間だし、普段読まないような本を持っていくと大分ページを進めることができる。

反対に家族が過ごすプライベートな団欒スペースは意外に読書に向かない。というかテレビがついている時点でダメ!余計な情報がバンバン飛んでくるような環境だと本の内容は一切頭に入ってこなくなってしまう。

 

 

 

僕は自分を甘やかすような逃げ場からあえて自分を遠ざけることによって、集中できる作業環境を作ってきたみたいだ。

「それをするしかやることがない」状況に自分の身を置いてしまうのだ。

burn the bridge!!! 橋を焼いちゃうのだ。

 

 

 

さて、漫画を描くとなると話は違ってくる。

だって好きでやってることだし、自宅の方が環境は整っているし、かと言って自分の逃げ場がないわけでもない。休もうと思えばいつでも休むことができてしまう。意志の弱い僕はこのぬるま湯にけっこう苦戦を強いられている。

一見同じような作業場でも、昼と夜では作業の内容が効率が上がったり下がったりする。不思議だよ。まったく。

効率だけで見るのであれば、夜の方が効率はいい気もする。

下書きしたものをインクをつけたGペンでなぞる「ペン入れ」の作業は別に昼でも構わない。

 

 

 

 

ただ、話を作る作業や下書きは夜の方がいい

しかも部屋を暗くするのが僕には合っているみたいだ。

 

まるで引きこもりのように(まぁ、今の僕の生活とそんなに変わらないんだけど)部屋の電気を消して、卓上スタンドだけを灯す。

ヘッドホンを着用してゆったりめの音楽を流す。視界は机の上だけに限定され、耳から入ってくる音はもちろん音楽だけだ。

 

すると、さっきまで頭に浮かんでいた雑念がだいぶカットされていることがわかる。

貝殻の内にこもるようにして、僕は創造力のある場所へゆっくりと降りていく。

あぁ、井戸の底に降りるってこんな感じなのかなと思いながら。

 

そして、ちょっとずつ、コリコリと原稿用紙を絵で埋めていく。キツいのは最初の1、2枚だ。それを越えれば、あとはスムーズに作画を進めていくことができる。

時には聴いている音楽を替えることもある。もう何度も聴いたCDをプレーヤーの中に入れる。聞きなれた日本語の音楽が僕を安心させてくれる。

グルーヴ感を感じる曲だって時にはマッチする。そんな時は手を動かすのをやめて体を揺らすこだってある。『あぁ、音楽っていいな』と思いながら。

 

 

そんなひっそりとした作業環境で最近好んで聴いているのは相対性理論と渋谷慶一郎のミニアルバム「アワー・ミュージック」。

この前、高校の文化祭の帰りに立ち寄ったブックオフでたまたま見つけたのだ。

 

やくしまるえつこの歌う意味不明な歌詞と電子ピアノの音がよく合う。シャッフルでアルバム全体にリピートをかけると、どこがアルバム一枚としての切れ目なのかわからないので、延々と聴き続けることができてしまう優れたアルバムだ。曲数はわずか7曲しかなく、そのうち4曲はリミックスだ(だからオリジナル曲は3曲しかない)。

 

なぜだか、僕はこの人たちの音楽を聴くと、ほんの少し悲しいような、寂しいような気持ちになる。

そしてまたこのアルバムは雨の日に聴きたくなるような音楽だとも思う。

 

 

 

 

余談だけど、

最近「electric Sati」っていうコンピレーションアルバムを見つけた。

いいタイトルだ。エリック・サティならぬ、エレクトリック・サティだもんな。

あぁ誰か、似たような音楽知ってる人いないかな?夜の作業にぴったりマッチする曲をさ。ジャンルでいうとアンビエントなのかなぁ?

 


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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!