▷缶コーヒーラバーズ

 

 

 

 

缶コーヒーの話について話すとき、僕は一体何を話せばいいんだろう?

あまりにも身近にあふれている缶コーヒー。

ちょっとそこら辺を歩けば道端にはいくつも自販機が設置してあるし、コンビニやスーパーマーケットでも買うことができる。

 

 

面白いことは

同じ缶コーヒーでもどこで売られているかによって値段が全然違うということだ。

自販機の半数は希望小売価格を厳守しようとしているように思える。増税後の130円。

だが、もう半分くらいは「そんなんじゃ売れねーよ!」とでも言わんばかりに100円から120円と、ちょっとだけお得感を煽ってくる。

たかだか数十円しか違わないのに、自分が買ったのより安いコーヒーを売る自販機を見つけてしまった時には、インド人にボラれた時のような感覚さえ味わうのだ。

 

 

コンビニやスーパーで売られる缶コーヒーは自販機に比べてほんのちょっと安い印象だ。

店によってはプライベート・ブランドの製品が売っていて、それは100円未満であったりする。こいつもやばい。

けどね、10年以上の「缶コーヒー歴」を持つ僕に言わせて貰えば、PB製品はちょっと物足りないんだよね。パッケージのデザインもさることながら、味の方もイマイチなのだ。僕にはちょっと薄く感じる。PBの缶コーヒーは『あ〜〜〜…今おれ、缶コーヒー飲んどるわ〜..』という気分にさせてくれないのだ。

 

 

 

 

 

 

そもそも、缶コーヒーの需要がここまである国はそうそうない。

アメリカとかだったらガンガン感コーヒーを飲んでいるイメージだけど、コンビニやガソリンスタンドに置いてあるエスプレッソマシーンで淹れるやっすいやつが主流だ。アメリカを旅した際に缶コーヒーを見つけたことはほぼなかったと記憶している。

ヨーロッパもほとんどなかったな。スターバックスとかだったらどこにでもあるんだけどね。

 

やはり自動販売機を設置できる治安面も缶コーヒーの普及に一役買っているにちがいない。

治安の悪い国だと自販機なんて持ってかれちゃうらしいからね。信じられない話だけど。

まぁ、ここまで自販機が置いてある国って日本以外にそうそうないぜって話。

 

 

 

 

 

それと、

「人はなぜ缶コーヒーを求めるのか?」

ということも考えなければならないだろう。あ、「人はなぜ」っていうか「日本人はなぜ」だけど。

だって、コーヒーっていってもいろいろあるでしょう?インスタント・コーヒーから、タリーズコーヒーで飲むようなドリップコーヒーもあれわけだし、焙煎した豆を買ってきて自分で淹れるコーヒーもあるはず。

ここまで選択肢がありながら僕たちは缶コーヒーを飲みたいと思う理由はなんだろう?

 

 

 

先に自分のスタンスを表明しておきたいのだが、

僕は缶コーヒーが大好きだ。

 

 

飲み始めたのは高校の時だ。

毎日というわけじゃないけど、ずっと飲み続けているような気がする。

勉強や作業をする時。徹夜する時。出がけで一本。などなど。

 

特定のシチュエーションで僕は無償にコーヒーが飲みたくなるのだ。

それはどんな時か?

カフェインが欲しい時だ。

なんのためにカフェイン欲しいか。

そりゃもちろん。

ハイになりたいから!

 

 

そう書くとジャンキーみたいに聞こえるかもしれないが(いや、僕がカフェイン中毒者であることに異論はない)

ハイになりたい。つまり「起きていたい時」に僕はカフェインを求める。

起きていたい時は「寝たくない時」と同義でもある。イベント前日に夜更かしをして、次の日の朝、睡眠時間3時間で『うおぉ〜〜、これで寝たらマジやべえぞ。ちょっと気合入れんべ!』って時に僕は間違いなく缶コーヒーを買い求める。

 

 

缶コーヒーがケミカル(体によくない)な飲み物であることは僕も薄々勘づいている。

中にはカフェイン以外にもたっぷり砂糖やその他得体の知れない化学調味料がふんだんにぶち込まれていることだろう。

だが、

それがいいんじゃないか!

 

 

 

 

缶コーヒーのCMに出てくる(メイン)キャストのほとんどは男だ。

そこに橋本愛を起用する意味って..??しかも女子高生役だし。ま、JKは好きだけどさ。

 

 

缶コーヒーの需要は特に肉体労働者に求められると大学の講義で知った。まぁ、そうだよね。作業服着たおっちゃんがスターバックス行ってる姿なんて見たことないからね。

缶コーヒー愛飲者の彼らが何を求めているかというと、コーヒーの風味と飲むことによって得られる「何か」だろう。

時にはたっぷり含まれた糖分でいくらか疲労がやわらぎ、カフェインによって脳がいくらか覚醒状態になる。そうして午後の休憩を挟んでまたタフな労働に戻っていくことができるのだ。

みんなケミカルを求めているのだ。

 

 

世の中には百種類以上の缶コーヒーが出回っているに違いない。

大手メーカーのものもあればコンビニなどが自主開発したプライベート・ブランドもある。ロングセラーのものもあれば季節限定のものだってある。

僕のお気に入りは

ワンダ モーニングショット」だ。

とりあえずシャキッとしたい時は「朝専用」と書かれていても、そんなん無視して飲む。

ただ、一気に飲み干すようなことはあまりしない。

ステイ・オン・タブ(蓋)を持ち上げてスコア(あのベロみたいなやつ)を押し込み、机の脇に置いてちびちび飲むのだ。

うん。それが缶コーヒーのいいところだよな。味が濃いからチビチビ飲めるんだもん。

 

 

 

近所のスーパーマーケットで缶コーヒーがとても安く売られていることがわかった。

時々僕はそこへ行って2、3本缶コーヒー買ってくる。

一日一本のペースで作業の傍、チビチビ飲むのだ。

 

 

ああ、今日も缶コーヒーがやめられない。

 


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