「旅する漫画家シミの世界一周帰国後掌編集 Ver.5」

 

 

昨日もクラウドファンディングの進捗報告ついでにさりげな〜〜〜く、

描いた漫画を紹介していたのですが、

あとがき的な文章を書いていなかったので、今回はそれを。

 

 

 

 

 

 

 

旅で出会ったアサミちゃんを題材にして漫画を描こうと思ったのは、

(その漫画はコチラ

たぶん、日本で初めて雑貨を売った、クリエイターズ・マーケットで一緒に遊んだあとだったと思う。

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アサミちゃんとはコロンビアのメデジンで出会った。

そのころのアサミちゃんはまだ駆け出しのバックパッカーで、

なぜだかコロンビアから世界一周を始めるという変な子だった。僕やまわりのバスカーにそそのかされて、無謀にもこれから南米の街で路上パフォーマンスをしきりに勧められていた。

僕がアサミちゃんと会ったのは旅中、せいぜい数時間だったのだが、

アサミちゃんはその後、メキシコへ渡り、サンクリストバドル・デ・ラス・カサスという町にある日本人宿「カサカサ」でマクラメの世界にどっぷり浸かることになるのだ。
スクリーンショット 2017-04-15 19.05.12一番右奥のサングラスのお兄さんがタケシさんです。マジでこの人に会いにメキシコへ行く価値ありだと僕は思ってます。物腰柔らかなのに考え方が独創的で、それでいてヒューマンビートボクサーの一児の父です!
 

 

マクラメというのは蜜蝋に天然石を埋め込んだアクセサリーのことだ。

アサミちゃんはそこで師匠のアユミさんに出会い、サンクリストバドルに沈没。

 

旅も予定よりも早めに切り上げて日本でも修行を開始。

展示会ではお師匠さまの元でマクラメの修行に励んでいた。

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みなさん、お元気ですか!

 

 

 

 

 

 

 

 

マクラメは別に旅の最中も時々路上で売られているのを見かけることがあったが、なぜだかアサミちゃんの作るマクラメは僕の目には違って見えた。

僕は普段からアクセサリーなんてつけないし、もちろんそういうことにも詳しくはないんだけれど、

アサミちゃんのマクラメの特徴はなんといっても

シンプルで力強いところだろう。

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マクラメは編む人間によってデザインが異なる。どっちかっていうとマクラメの多くはそのデザインが派手になりすぎてしまうところが日本人にはあまり馴染みのないところだろう。

だが、アサミちゃんのデザインに飽きがこない。

僕が地元のバーでライブを見ている時、同じようにマクラメをしている方から「それって、◯◯のマクラメですか?」と別のマクラメアーティストの名前を挙げられたことがある。

もちろんデザインはちゃんと見れば違う。ただ、他の人の目から見れば、高いデザイン性を持っていたことにも考えられるのではなだろうか?

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お、おれよりフォロアーいる..!!

 

 

 

 

 

やっぱり、お互い駆け出しのアーティスト(いや、アサミちゃんの作品は僕の漫画と違ってばんばん売れているんだけどさ)として、なんか応援したいんだよな。

現在アサミちゃんはパートナーと一緒になにやらワクワクするような作戦を考えているみたい。どんなことかは内緒だけどネ♪

先日僕の口座に二人からのお金が振り込まれていて、すごく嬉しくなった。

物質的には遠くても、自分のまわりに、やりたいことを追求して生きて行くヤツらがいると僕も元気をもらうし、何より、「おれも頑張らなくちゃな」って思えるのだ。

今日はちょっと長めのあとがきでした♪

 


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