「眠れなくなったらコンビニをはしごしよう!」

 

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最近

ガキんちょと話していて分かったのは、

僕が今使っているちょい乗り用の小さなスケートボードは「ペニーボード」という名称で区別されているということだった

ちょうど、カップ麺が全て「カップヌードル」と呼ばれていたり(あれは日清の商標だ)、持ち運びできるWiFiを「ポケットWiFi」と呼んだりするように(あれはイーモバイル(現ワイモバイル)の登録商標だ)。

つまり僕が今乗っているオーダーメイドの木製のスケートボードは「ペニーボード」ということになる。というか、ああいうサイズのスケートボードってなんていうんですかね?

 

 

 

 

僕は今28歳なんだけれども、ここまで生きてくると、自分の体についてある程度分かってくるようになる。

つい先日もお昼寝をばっちし決めてしまったため、夜に全然寝付くことができなかった

まぁ、これは別に年齢どうこうじゃないか。昼間に寝ちゃうと夜寝られなくなるのはみんな一緒だよね。

 

 

一時間寝袋の中でウダウダと考え事をしていたのだけれど、

「このまま寝ているよりかは、外に散歩しに行った方がいい」

と僕は結論を出した。

なんせここは日本なのだ。コンビニだって24時間営業。缶ビールの一本でも買って飲めば、お酒に弱い僕はすぐに酔っぱらってしまう。

そうすればぐっすり眠れるんじゃないかって考えたわけだね。

 

 

でも、それがいけなかった。

 

 

 

 

 

 

僕は深夜3時の町にペニーボードで繰り出した。

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誰もいない町を走るのは気持ちがよかった。時々思い出したようにやってくる車に気をつけていればいいだけで、車道は走り放題だ。

やっぱりスケートボードを練習したり、乗り回すのは夜に限るよな、と僕は思った。

 

 

コンビニまでの道のりはいつもよりも近くに感じられた。

煌々と光るコンビニエンスストア、セブンイレブン、いい気分。

やっぱり日本は狂ったように便利な国だなと思う。一体誰が夜中の3時にコンビニに用があるというのだ。

だが、不思議なことにそこには人がいるのだ。

僕がセブンイレブンに到着した時には、店の前には僕くらいの年齢の男性がスマートフォンを一心不乱にいじくり回していた。そうだ。このコンビニの前では「セブンスポット」というWiFiが使えるのだ。

 

 

 

 

僕はコンビニの中に入った。

中はいつもより静かな雰囲気だ。店員も一人しかいない。

人がいないコンビニ、特に夜のコンビニっていうのは、行ってみるとわかると思うのだけれど、意外と忙しそうなのだ。

客がこない分、棚だし陳列、在庫チェック、その他データの整理(詳しくはよくわからないけど)いろいろとやることがあるみたいだ。

 

 

僕はそんな店内でキリンビールを一本手に取った。

確かに、缶ビール一本だけならまだよかっただろう。

問題はコンビニが食べ物で溢れかえっているということだった

光に吸い寄せられる羽虫のようにお菓子の陳列棚に直行。

行動は無意識かでそのようにインプットされている。見つけたのは亀田製菓の新商品の「しゃりぞう」だ

いや、これめっちゃうまいんですよ!めっちゃパリパリしますのん!おつまみに最適!

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ついでに、大好きないもけんぴも買っておく。

これで合計約360円。

あぁ、僕はいつもこんなことしているから出費がかさむんだな。と思っているけど、今日は特別だ♪

 

 

 

 

 

 

コンビニの外でプルトップを棺の中に押し込む。

店の外にいた男性は相変わらずスマートフォンと向き合っている。

一体夜中の3時にコンビニの前でそこまで熱心にスマートフォンと向き合う必要はあるのだろうか?と思いながらも、僕自身もWiFiにコネクト!

ビールをすすっていると、車に乗って二人のカップルがコンビニにやってきた。深夜3時でも利用客はいるのだなと思うが、よくよく考えてみたら、今はゴールデンウィークじゃないか。そりゃみんな夜も元気だよね。僕だってバイトはお休みなのだ。

 

夜の漁港にはライトアップされたたくさんの小型船が並んでいた。そこには一人もいない。なんだか非日常的な光景だ。

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僕はそれをみながら缶ビールをすすり、ものの5分でさっき買ったばかりのお菓子を完食してしまった。

 

 

なんだか食べると逆に食欲が湧くのは変な話だ。

その頃になると僕は当初の目的をすっかり忘れていた。当初の目的っていうのは、缶ビール一本で帰ってぐっすり眠るというやつだ。

そして僕は思った。

 

 

「よし!コンビニをはしごしよう!」

 

 

バーのはしごならぬコンビニのはしご

なんて素晴らしいアイディアなんだろう!バーだったら飲み代でも1500円くらいかんたんに行ってしまうけれど、コンビニなら安上がりだ!いいじゃんそれ!まぁせっかくのゴールデンウィークなんだし、そういうワクワクする企画があったほうが楽しいじゃん!

 

 

一人でハイテンションになる僕。ペニーボードに乗って、数百メートル離れた次のコンビニへ。コンビニ名はファミリーマート。

ホットスナックとポテトチップスを買った。アルコールはもういいや。たぶん、これ以上飲むと酔いが回ってスケボーに乗れない。

 

 

コンビニの袋をぶら下げて近くの海岸へ行った。

夜の波打ち際を眺めながら、ものすごくいい気持ちになる。チルアウト。ようやく夜になっても寒さを感じない季節がやってきたのだ。あぁ、夏までのこの季節は僕は好きかもしれない。何か新しいことが始まる気がするんだ。

そしてものの5分でさっき買ったお菓子を完食すると、

そのまま次のコンビニへGO!!!

 

 

 

スリーエフが一番近いコンビニだろう。

いつものおじちゃんが品出しをしていた。

僕はアイスを取ると、レジへ向かった。おじちゃんは作業を一時中断して、深夜営業ならではの省エネモードの接客で僕にアイスを売ってくれた。「ありがとうございます」と僕もお礼を行って帰路につく。

我ながらなかなか面白いアイディアだったじゃないか。コンビニエンス・ストアのはしご。眠れなくなったらまたやればいいんじゃないかな?

アルコールのおかげもあり、その日はぐっすり眠ることができた。

だがー、

 

 

 

 

それから数日間でっかい口内炎に苦しめられることになるとは知る由もなかった..。


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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!