
うへぇぁ..。
ちょっと前までは毎日ブログを更新していたのに、
ふとしたきっかけで一気にサボりだしはじめました。
いや、サボってたんじゃないですよ!
タイトルにもあるようにとあるパーティに参加してきたんですね(ボランティアスタッフとして)
その名も
「Dance of Shiva」

もうタイトルからして、インド色の強いイベントですが、
実際はトランス音楽が鳴りっ放しのぶち上がりイベントでした。
普段はフェスにばかり行くので「パーティ」というイベントが一体どのようなものかは、全くわからなかったのですが、
行ってみるとこいつはやべえ。
小宇宙戦争勃発
って感じでした。

音がないとね〜、やっぱわかんないよね〜。

でもすごかったんよ。
まず、やってくるお客さんの層がフェスに比べると全然違います。
特に服装に関していうと、フェスだと野外の場合、雨でも音楽を楽しめるヨゥにアウトドアファッションで臨む人がほとんどですが、このパーティは違いましたね。
みんな思い思いの服装に身を包んでバッチしキメてきてるんですね。
たぶん、フツーに都内で暮らしてたらまず見ないであろうファッション。
みんな髪の毛も長いし、見た目もちょっとヒッピーっぽくも見えなくもない。
だけど、違うんです。
よぉーくみんなをみると、すげーキャラが立ってるんですよ。
そのパーティ専用(なのかな?)の服をごく自然に着こなしてるんです。
いつも通りの服装で行った自分が浮いてるんじゃないかと思うくらい。

仲良くなったリョウマ(左)とコウタロー(右)

お姉さんのデッドベア可愛いっっっ!
それに音楽はいうまでもなく、DJプレイが基本。
生演奏のバンドもありましたが、基本はみんなが踊れるような
「ドゥクツクパーツク!ツクツクパーツク!!!」
っていう本能を揺さぶるような、DNAを刺激するような重低音サウンドが鳴り響いていました。何言ってるの?って感じでしょうけど、そうなんです。うん。ブログに書くようなことじゃないな。素面で書くようなもんじゃない。酒飲みたい。
まぁ、でも、やっぱあれですね。音楽は大音量で野外で聴くに限ります。

すごかったのが、
音楽が鳴っている限り、メインフロアには誰かしらが踊っていたことでした。
時間なんて関係なしにです。
一人の人間がず〜〜〜〜っと踊っているわけじゃないですけどね、
入れ替わり立ち代り、ステージ前からは人が減る気配がありませんでした。
一番盛り上がったのは二日目の夜なんですけど、
そこから翌朝の9時を過ぎて、終焉前の15時までずっと人がいましたからね。
もうプレーヤーとお客さんのガチンコ勝負って感じです。
僕も負けじと踊ってました。上半身裸でベロンベロンに酔っ払って。
いや、周りもそんな人たちばっかりだから、上手く溶け込めてたんじゃないかなと自分では思ってます。いや、そうでもない???

僕は18日の夜に新宿からスタッフバスで会場まで向かいました。
翌日19日は設営から始まり、18時には開演。21日のイベントまで3時間のシフトをいくつかこなしていました。内容は駐車場の案内やバーなど。撤収も参加。もうヘトヘトです。
パーティに行くのは今回が初めての経験だったのでかなり衝撃的でした。
中でも新鮮だったのは主催者であるオーガナイザーさんとお話できたこと。

オーガナイザーさん曰く
「やりたかったことは商業的なフェスではなくて仲間たちが集えるコミュニティを作りたかった」
そうです。
イベント自体も480人限定でしたし、会場内で売られているものも他のイベントに比べればけっこう安かったです。
今川焼きなんて150円で売られてましたもん。フェスじゃ考えられないですね。
それにお話を聞く限り、オーガナイザーってけっこう大変みたいです。
Dance of Shivaのオーガナイザーさんの場合、8ヶ月も前から一人で黙々と準備をしていたそうです。
DJの中にはフィンランドからやって来る人たちもいたそうで、オーガナイザーさんは彼らの足を用意したり、宿も確保しなくちゃいけなかったみたいです。なかなかに大変そう。
面白かったのが、そんなフィンランド人のアーティストたちには「Free Beer(ビールタダ券)」が配られたってこと。バーのスタッフやっててびっくりしました。
何やら、フィンランド人のアーティストはそういうのがないと逆ギレするんだそうです。そんな文化ってあり??!!
また、最後の撤収の時も、彼らは小指一本分も手伝おうとしませんでした。
その、俺様っぷりが曲に現れていたのかもなぁ..。

そんなオーガナイザーの苦労もあってか、
会場にいた人たちはみんな楽しそうにしていました。
このイベント自体は今回で11回目。
10周年の時にはなんとインドのマナリで開催したっていうんだから超驚きです。
毎回のイベントごとにオーガナイザーさんは「もうやめる!」と言ってきたそうなのですが、パーティを開くことには魔力があるそうで、一度それをやってしまうと、次のパーティもやりたくなってしまうそうです。
オーガナイザーだけをやっていると、知らぬ間に借金を抱えることになり、それだけでやっていける人はほとんどいないのだとか。
そこまで苦労してパーティを開く人の気持ちって、どんなんなんだろ?
ただね、
出演者のほとんどが、彼とアツいハグを交わしている姿を見ていると
なんだかそれもわかる気がしたのでした。
それと、今回一番の僕の思い出は
ヒサトさんというお兄さんと出会ったことでした。
たまたま駐車場でシフトに入っていたら出会ったとある一家。
車が故障したらしく、やってきたのは19日の夜。
そんな代車には美人の奥さんとお子さんとたっぷりのキャンプ道具。
僕はシフトがあまりにもヒマすぎたので、荷物の運び出しとかを手伝ったら仲良くなってしまいました。
いや、
カーステレオから流れてくる音楽が「松本族」だった時点で、僕はこの人とは気が合うと思いましたよ!
それに車の中に見慣れた形をした楽器があったんですもの!
なんとヒサトさんが持っていた楽器は
ディジュリデゥとハンドパン。
もうバスカーには鉄板の楽器ですね。
ハンドパンに至っては入手困難の楽器ですからね。ヒサトさんの場合、イギリス製のハンドパンをebayで購入したそうです。
それで、僕もたまたまディジュリドゥを持ってきてたんですけど(こんなこともあろうか)
そうなるとセッションが始まりますよね。
いやぁ〜〜〜〜..楽しかったな〜〜!
ハンドパンの音ってなんであんなに魅力的なんだろう???

楽器のあるところに人は集まる。
二日目の夜はあまりに酔いすぎて深夜二時過ぎにもかかわらず
酔った勢いでヒサトさんのテントにハンドパンを叩きに行ったくらいです(笑)
ヒサトさん、そんな僕を見てめっちゃびっくりしてましたけどね。
そりゃそうだわ。
あの時ヒサトさんが言ったセリフが忘れられません。
「お、お前、大丈夫か???」
はい。
たぶん大丈夫じゃなかったと思います。
夜分遅くに失礼いたしました。
うえへへへへへ。

ちゃっかり似顔絵♪
わざわざありがとうございます。お返事いただけて嬉しいです(^ ^)
わぁこれはこういう中東の雰囲気大好きです笑
とってもマイナーなんじゃないですか?初めて耳にしました!すごく面白そうです。
お聞きできてよかったです!!もし、他にあればどこでも構わないのでお知恵ください
こんにちは。面白い記事でした、、!
ダンスオブシバ、知った頃にはもう終わってしまっていたのが無念です、、
アースデイや頂フェスキャンプ系などは知っているのですが
もっとこんな感じのヒッピーなお祭り、レイブ、ご存じないでしょうかね?
近年なかなか減ってしまい、つまらないです、、
>マムリンさん
ブログ記事楽しんでいただけてなによりです♪
今回はたまたまご縁でボランティアとして参加させていだいたので、
このような系統のフェスは僕も全然詳しくないのですが、
強いて言うなら、
長野県の「スーク スーク」あたりとか
いかがでしょうか?
もっとピースフルなイベントになるかとは思います。
http://pof.jp/souqsouq/
やっぱり人に聴くのが一番だと思います♪