エッセイ 孤独なペイントの話 3 2017.06.21 シミ 10時半頃に誰かがやって来たのは覚えている。 たぶん、学生スタッフか誰かだろう。僕のあまりよく知らないヤツ。 「あ、シミさん寝てるよー」 みたいなことをソイツは言って荷物をその辺に置くと、屋上…