土日休業の話

 


考えてみれば

曜日、日曜が休みってなんて素晴らしいシステムなんだろう

と僕は思った。

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小学生の時にゆとり教育が始まって、それまで午前中だけ授業があった土曜日が休校になった。

その時はラッキーだと思っていたのだけれど、土曜日が休みという感覚は自分にとってごく自然なことのように思っていた。

蛇口をひねれば水が出るのを当然のことを思うように。水資源も無限じゃないけどね。

 

 

 

大学になって初めてバイトをしてみて、飲食店は金、土、日曜日が掻き入れ時だってことがわかった。

あぁ、そうだよな。他のみんなが休みの時に稼がなくちゃいけない業種もあるんだよなって。

やっぱり平日よりも週末の方が忙しいし、店に来るお客さんたちはどこか解放されたような清々しい顔をしていた気がする。

実際休みの日ってなんだかほっとするもんね。

 

 

 

 

それから旅の資金を集めるバイト時代がはじまって、僕は極力バイトをするようになった。

さすがに週7日でシフトに入ることはなかったけれど、週末に休むようなことはあってはならないような空気感が僕のバイト先にはあった。体育会系のバイト先だったので「忙しい週末こそ一致団結して乗り切ろうぜ!」という、そんな雰囲気さえあったのだ。

 

「おれが抜けたらシフトがまわらない!」

そう思ってしまうほどのコミット具合。

今考えたら信じられないな。まぁ、それなりに楽しんではいたんだけどね。

 

 

 

 

そして約三年に渡る世界一周が終わり(もちろん、毎日が休み=自分の時間のようなものだったので、休日なんていう感覚はなかった。)

漫画を描くべくして日本に戻ってくると、

 

 

 

 

僕の「休日」に対する感覚は普通の人とは違うものになった

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世の一般の人が思い浮かべるような休日的な休日なんて僕には存在しないのだ。

『今日は絵を描きたくないから休むことにしよう』

だなんて考えはもっていない。

ただでさえ画力が低いのだから、ひたすら描くしかない。

描くことを楽しめなくなったら終わりだ。描くことを楽しみながら、ちょっとづつスキルを上げていく。一本仕上げたら、次の一本ではわずかに上達している。まだまだなのはわかるけど、自分のスキルが上達していくことがわかるのはなんだか楽しいことでもある。

前よりもちょっと長い距離を走れるようになったり、筋力トレーニングで前よりちょっと重たいウエイトが持ち上げられるようなる。そんな感覚。描けば描いたぶんだけ上手くなる。

 

反対に、サボってしまえばその分スキルは鈍ってしまう。

だから、極力毎日手を動かすようにした。描かない日があったりすると、どうも居心地が悪かった。遊びすぎるとなんだか罪悪感のようなものを感じる。おれは描きたいんだよ。

 

 

 

 

 

そして、新生活が始まり、

僕はとある会社でバイトをしている
(守秘義務があるから詳しくは書かないけどね!)

 

幸いそこは土曜日と日曜日がお休みの会社だ

 

 

つまり、金曜日、バイトを終えた後は、そこから僕の自由時間が始まるわけだ。

だけど、もちろんそれは僕にとっての描く(書く)時間だ。

なんだか全く遊んでいない受験生みたいな物言いだけど、ちがうのだ。

描くこと、作ることは僕にとっての「遊び」なのだ。

人生をかけたね。描かないと先に進まないし、未来もひらけない。

 

 

 

 

さて、

ブログだって書いてるわけだけど、

さすがに毎日書くのはキツい。

っていうか、毎日毎日書いていたら書くことがなくなってしまう。そんな毎日書くことなんてないよ。

だからお休みが必要だ。

あれ?言ってることが違う??

 

 

 

そこで僕も

 

 

土曜、日曜が休日なのを見習って、ブログもお休みにしてみようと考えました!

 

 

僕はブログで生計を立てているプロブロガーではないので、そういうお休みの日があってもいいのだ。これは絵を描くこととは別。

自分にとっての「休み」の感覚と、平日に更新されるブログ。

なんだかいいバランスじゃないかな?

ちょっとためしてみようと思います。

 

 

最近「休む」ことも大事だなってすげえ思います。

だって、休まなかったら回復しないし、筋肉もつかないもんね。

適度なレストも大事なんだよな〜〜って。

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