「真面目に働く」って、あんたの考え、押し付けんなよ。

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久々にもらったアンチコメント

 

作業中にはパソコンを開いて音楽を鳴らしていることが多い。

facebookのメッセンジャーには似顔絵を描く予定の人からバンバン写真が送られてくるので、手際よく処理していく。

それ以外にメールやなんかにも時折目を通す。

まぁ、大事な案件はほとんどないけれどさ。

 

 

 

 

つい数時間前、

一見のアンチコメントをもらった。

アンチコメントはあまりもらわないから、こういうのを見るとドキッとする。

そこにはこう書かれていた。要約すると以下のとおりだ。

 

 

 

 

 

 

 

「いい歳なんだから、就職して真面目に働いて、漫画は趣味程度にとどめておけ。

親孝行しろ。何より漫画がつまらない。誤字脱字がひどい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

None of Your Business.

悪いけど、それ、全くもってYokei na Osewaだ。

 

 

 

 

「誤字脱字が多い」

それは認めよう。でも修正できるからありがたくご意見頂戴しておくよ。

 

 

「漫画がつまらない」

まぁ、10人読ませたら8人はそう言うだろうね。

でも2人のヤツは「面白い」って言ってくれてる。

漫画自体もまだ完成していないし、僕自身の漫画のスキルもメキメキ上がっている。

未来があなたにはわかるの?

それなら次回のスターウォーズの収益を予想してみてよ。

ディズニーの構想では100年続くコンテンツ作りを目指しているそうだけどね。

 

 

「いい歳」

 

それは誰が決めたんですか?

漫画家の中には30歳過ぎてからデビューした方もいるって知らないでしょ?

 

 

 

 

ちなみに、アンチコメントはソッコーで削除させてもらってる。即スパム行き。

なぜならこれは僕のブログだから。

精神衛生を保つために華麗にスルーするのは当然。ポイッ!クシャクシャ。

この記事にしても同様なので、お互い時間を無駄にしないようにしましょう。

 

あと、アカモクンの記事を読んで僕が逗子に住んでいるって思ってるけど、

残念!逗子には住んでません。

 

こっから、僕の仕事や生き方について書いていくので、

あなたは今、Inter FMの”Ready Steady George”でパワープッシュしていた

WANIMAの「シグナル」でも聴いてスッキリした気分でご退場願おう。

 

むっちゃ楽しそうに歌ってる!

 

 

 

 

 

 

そもそも「真面目に働く」って、一体その人は何を言っているのかよくわからない。

 

「職業に貴賎なし」だとは思っていない、思えない人からのコメントにしか思えない。

きっと、ミュージシャンやお笑い芸人、ユーチューバーなんかを見て、

「アイツらは楽に金稼いでいる!」

などと憤慨しているにちがいない。

 

 

いや、この際だから、はっきし言っておこう。

僕はテレビに出てチャラチャラしている芸人やらニュースキャスターが嫌いだ。

 

露骨に嫌悪感を抱いているってわけじゃないけど、

画面の向こうで内輪で楽しんでいるような気がして、彼らがギャーギャー騒いでいるのを見ていても、ちっとも楽しい気分にはなれない。

 

僕が彼らに対して、「真面目に働け」と思うか?

否。

 

 

 

なぜなら、画面の向こうにいる人のキツさが想像できるから

テレビに出てくるまでに積み上げてきたであろうキャリアや、苦労、

コンテンツを作るまでの労力、画面外でのしがらみや上下関係、その他諸々が

僕には想像できるから。

 

「内輪ウケだなぁ」と思いながらも、

「彼らも大変だよな。世の中にはそういう仕事もあるんだなぁ」

と思う。

 

 

 

この前電車に乗っていたら、

「君もディズニーランドのキャストになれる!」

というバイト斡旋サイトの広告が目に止まった。

 

これはどうだ?「真面目に」のボーダーにひっかかるのか?

「あなたはいいですよね。ディズニーランドみたいな楽しいとこで働けて」と思うのか?

ディズニーランドのキャストとは、いわば、ディズニーランドの雰囲気作りの一端を担っている

彼らの細やかなサービス、ディズニーランドそのものを演じきっているからこそ、

来場者はあそこでの体験を素晴らしいものだと思えるのだ。

全てがオートメーション化されたディズニーランド。相当つまらないと思うよ?

 

 

小説家は?

(ジャンルも様々。ニーズも様々。生き方も様々)

 

ミュージシャンは?

(さっきも書いたように売れるまですっげー大変だし、デビューしてもヒットソングを作り続けて集客できないと生きていけない)

 

演劇家は?

(何度も何度も稽古をしなければ、いいおパフォーマスはできない)

 

カフェのオーナーは?

(お客さんがつかなかったら立ち行かない)

 

楽しそうに喋るラジオのパーソナリティーは?

(時間的制約、番組外での打ち合わせ、台本などがある)

 

上げて言ったらキリがない。

世の中にはあらゆる職業がある。

僕はたまたま漫画を選んだだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好きなことをして生きていけないとは誰が決めた?

 

確かにこれは簡単なことではないと思う。

でも、この考えは一種の呪いだとしか思えない。

ドローンが飛び回り、誰でも動画をライブ中継できる環境が整い、会ったこともない人と繋がれる時代に

今まさに僕たちは生きているっていうのに、

 

 

そして、そんな変化の時代だからこそ、

ひとつの組織に属して生きていけるか保証のない時代にいるのに、

就職をして、まとまった金を稼げと(あなた)は言う。

 

 

僕は金を稼ぐために働くのか?

親孝行をするために生まれてきたのか?

「産んでくれ!」と頼んでこの世に生を受けたのか?

自分の頭で考え、挑戦することに首をつっこむのはなぜだ?

会社入ったら鬱病をわずらうよ。僕なら。むしろこの選択は自分の生命を維持させるためのものだ。

 

 

 

未だに昭和的な考えに囚われているお節介な人間が多すぎる。

「私は嫌なことでも我慢して週5で真面目に働いているのに、好きなことをしているなんて不平等だ!」

って思っている人もいるのかもしれないし、

実際そういうふうに生きている人もいるんだろう。

僕が楽して作業しているとでも?

苦労自慢はダサいからやめておこう。

 

彼らは何を求めているんだろう。

退屈な自分たちの人生観を押し付けて、その生き方(型)にはめ込もうとしているとしか思えない。

それがフツー、社会常識に沿った、まっとうな、生き方。

僕に言わせれば、

なにそれ?

だ。

 

クラウドファンディングもわかってないと思う。

「お金を得る=苦労して働く」的な。

今回はリターンとしてインド雑貨を用意しているから、イーブンだと思うけどね。

僕も好きなアーティストが自分のためにお土産を買ってきてくれるなら、割増でもお金払ってもいい。

 

 

生き方なんて人それぞれ。

下をみたら1日3ドル以下で生活している人だっている。比較自体ナンセンス。

嫉妬している暇があるなら、自分の人生をよりよいものにするために時間を使った方がいい。

苦労自慢をしあう風潮が日本にはあるけれど、日本に生まれた時点で世界的には「恵まれた」側の人間になってしまっている。

望むにせよ、望まないにせよ。

 

 

 

 

そもそも、実生活で満足している人であれば、他人の人生に首をつっこむような真似をしない

むしろ、他人の生き方に対して寛容であり、多様性というものを理解している。そこには愛がある。

売れてもいないアーティストにお節介を焼くような真似をしない。時間の無駄だ。

 

反対に僕はアンチコメントを昇華させて、生産的にブログを書けているので、ネタ提供どうもありがとう。

だからね、ここでアンチコメントくれた人に僕は同情するよ。

あ、コメント返しても消すんで、その労力無駄ですよ?

 

 

 

仮に、僕がインドで安月給のツアーコンダクターの仕事をしたら

それは「真面目に働く」に値するのか?

ぜったいその人は言うね。

「夢なんて追ってないで真面目に働け」って。

え?なに?僕は誰かさんの期待に沿う生き方、働き方をしなきゃいけないの?

 

 

いいかい。

よく聞いてくれよ。

 

 

 

 

 

 

僕はあなたのために生きていない。

 

 

 

 

アンチコメントをくれた人を論破したいわけじゃない。

僕たちに求められているのは多様性を認めることだ。

「あぁ、あいつクソだけど、そういうのもあるよね」というマインド。

 

 

挑戦しないことにはわからないし、ダメならダメなだけ。人間どうせ死ぬ時は死ぬんだから。

あとはやるかやらないかでしょ?

失敗した時は僕を見て

「はっは〜!ざまぁ!」とでも思っていればいい。

 

 

 

ただひとつ、わかっているのは、

僕は逆算して生きているってこと

 

「これをやらなかったら死ぬときに絶対後悔するだろうな」

と自分でわかっているから、

 

そんな人生の終わり方だけは絶対にしたくないからこそ、

今こうして生きている。

 

 

 

「最高の人生の見つけ方」という映画で、

主人公が末期ガンを宣告されて、残された数ヶ月で思いっきり好きなことをやるシーンがあったけど、

あれは好きになれないな。最後で精算しようっていう考え方は。

モーガン・フリーマンは奥さんと一緒に旅すればよかったのに。

 

 

「絵を描いて仕事をする=楽しそう=楽してる」

という考えは

大抵の人はこのような考え方を抱きがちだけど、

世の中にはゲームで飯を喰っている人もいる時代だ。

彼らだって何時間もプレイして腕を磨き続けなければ大会を勝ち進めない。

 

 

 

想像力を働かせよう。

 

 

 

どんな時代も絵や漫画を描いて生きてきた人間は存在したし、

好きなことに没頭して生きる人間もいた。

その栄光の裏には何億という敗者もいたことも想像に難くない。

 

自分と同じ苦労を他人に要求するのも無意味だ。

時々僕もそうするから、戒めとしてね。

 

 

 

さてと、

今日も描きますか!

 

 

 

 

その前にちょっと墓参り。

インドに行く前にご先祖様に挨拶を。

 

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4 件のコメント

  • 誤字の件は私のことでしょうか?
    建設的な意見のひとつとして言ったまでで、アンチな気持ちは一つもなかったのですが、、、他の意見と同列にネガティブなものとして感じさせてしまったのでしたらすみません。

    昭和的な考え方、、、とか、逆算して後悔しない生き方、、、とか、そうことは考えても創作の障害になるばかりだと思うので、そんなことは考えずに、作品作りに没頭してください!シミさんの作品が早くメジャーになっていくことを応援しています!
    インド旅行もお気を付けて、有意義なものにしてください!
    ショート作品では大友克洋の初期作品集、ショートピースとか、が好きです。絵も上手です。
    その、集大成がアキラとかになったのかなと思います。
    シミさんの路線にそういうものも勝手に期待しています。

    • >CRANEROさん

      誤解させてしまってすみません。
      今回の記事はCRANEROさんに対して書いたものではありません。

      一方的に意見を押し付けてくる方がいたので、
      某有名ブロガーさんの手法にのっとり煽ってみたら、
      意外と知り合いの方からコメントいただいてしまいました。
      不快な思いにさせてしまったなぁと、反省しております。
      あまり僕のスタイルではなかったですね。

      誤字脱字は自分のスキルの問題ですし、漫画がつまらないのも自分の力不足ゆえです。
      第一、CRANEROさんたちから誤字脱字を指摘していただいて、初めてそれに気がつきました。
      自分の誤りを指摘されたことで、逆恨みするようなことはしません。

      いつも応援ありがとうございます。
      自分が悩むことで、それが作品のほどよい「エグみ」にもなると思うので、
      漫画を描くことに没頭もしつつ、あれこれ悩みつつって感じです。

  • とっても良いことです。ご先祖様がいらして私たちがいる。ただそれだけのことですが何物にも感謝の気持ちが持てれば最高と思っております。まあ思っているという程度なんですがね。今日はなんだかたくさん投稿したい気持ちです。あなたの文章読んでいるとワクワクしております。これからも宜しくね。

    • >がんちゃんさん

      いやいやいや、今回は、嫌な思いをされる方が多かったかなと
      少し反省しているのですが、
      「面白い」と言っていただけて恐縮です。

      文章書くのがもっと上手くなりたいです。

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