旅人の間では”鉄板”アプリ
お団子がトレードマーク!
旅する漫画家のシミです!
僕は2013年から2016年までの約三年間、
世界一周というかたちで合計66カ国を旅していたのですが、
旅をしていて思ったことは
「iPhoneがあるかないかで旅の難易度がむっちゃ変わる…!!」
ということでした。
というのも僕が初めて海外旅行に行ったのは2010年で
当時はiPhoneがブレイクするちょっと前の段階でした。
それからスマホを持つのが当然の時代がやってきて、
僕もiPhone4Sを持つようになりました。
「スマホが便利?何当たり前のこと言ってんだよ?」
というのは僕も同感。
もうこれナシじゃやってらんないですよね。
僕は根っからのアップルユーザーですが、
旅人が持つスマホはApple製品だろうとサムスンであろうと
ソイツが使いこなせてればどんなものだっていいわけです。
一番大事なのは”今いる場所”を知ること
なんだか自己啓発本に出てきそうなタイトルですけれど、
旅をしていると一番重要になってくるのは現在地を知ることです。
それがわからなかったら、
ゲームの難易度はぐっと上がります。
時には、それが楽しくてスマホなんて持ち歩かない酔狂な旅人もいますが、
だって、アジアなんか行ったら、周りの人たちはみんなスマホ持ってるんですよ?
あるものを使わないなんて、罰ゲームかなんかですか?
まぁ、現在地を知ることはとても重要です。
自分がどこにいるのかわからなければ
調べておいた宿がどこにあるのかもわからないでしょうし、
まそこまでどのくらいの距離があって、どうやって行くのかもわかりません。
とりあえず歩き出してから、徒歩じゃ丸一日かかるなんて場所だったら地獄じゃないですか!
もちろん、日本にいる時はgoogleマップでルートなどを検索することはできますが、
海外ではそうもいきませんよね。
特に今回話題にしているインドはネットに繋がらないオフライン状態といかに付き合って行くがが勝負の別れどころです。
今はSIMフリーのスマートフォンも手に入れることができるかとは思いますが、
「シムカード??!!
いや、めんどくさい!」
というめんどくさがりちゃんにオススメするアプリはこちらです。
MAPS.ME
簡単に説明しちゃうと、
事前にマップをダウンロードしておけば、
ネット環境がなくても簡単に地図と現在地を確認することができちゃうアプリなんです!
旅慣れている人には「何を今さら」って感じでしょうが、
スマートフォンを替えたついでに再インストールして気がついたのは
これ、無料アプリなんですよ!
おいおい!おれが旅をしていた時は有料やったぞ!(百円とかだったけど)
広告が入るようにはなりましたが、
利用者が増えて無料配布されたってことなんでしょうね。
うん。むっちゃ便利なんだもん。
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インドだからこそこのアプリを使って欲しい
その1:列車旅に最適
インド旅の魅力として僕が挙げるのは
列車旅です。
地元の方々も長距離を移動する足として利用しているので、インドを知るには列車は欠かせません!
駅と駅の間で車内販売が行われるところも面白いところ、
コンパートメントごとにわけられた寝台列車もあれば、
座席オンリーの地元民にもみくちゃにされる車両もあります(キツいけど、割と僕はこっちが好きw)
窓は常時開け放たれているので、好きな音楽を聴きながら外を流れる景色を眺める時間はまさに旅人だけに与えられた至福の時間。
「あぁ…、旅してんなぁ。おれ」
と思うこと間違いナシです。
本当はやっちゃだめなんだけど、時々地元の人がやっているのが
走行中の電車の乗車口を開けて、そこでタバコをふかすこと。
まるで映画のワンシーンみたいです。
そんな危ないやってると車掌さんに怒られることは請け合いですけどね!
インド国内を移動する際に手頃な値段で使えるのがインドの列車なのですが、
コイツが厄介なしろものでして、
何がやっかいかと言いますと、
遅れてくることはザラだし
(時刻掲示板を凝視しないと自分が乗る電車がわからない)遅れて到着することはザラだし
(事前に知らされていた到着時刻があてにならない)車内放送がないから
今どこにどこにいるかがわからない
(「うわぁ〜〜!降りすごしたぁあああ!!!」)
ということなんですね。
楽しい反面、不便なところもあるのがインドらしいっちゃインドらしんですけどね。
さすがに列車の遅延をどうこうすることはできませんが、
目的地に着く列車にさえ乗ってしまえば、あとはMAPS.MEで自分の位置を確認しながら
悠々と列車旅を頼めばいいって寸法です。
注意すべき点は、オフラインで現在地を割り出すので、
位置情報がたまにズレることです。
途中停まった駅名を検索することもできますので
「だいたいこの辺かな?」と検討をつけるだけでも、
ずっと旅がしやすくなることでしょう。
その2:まじか…Uber が使える… 。
Uberとはタクシーを呼べる(というか契約している車を配車してくれる)サービスです。
このサービスがインドでも使えてしまいます!
というのも、
インドはタクシーやオートリキシャーのドライバーが旅行者をボる(ふかっけてくる)ことは日常茶飯事のため、
上記の交通機関を使う場合には、それなりにストレスが溜まってしまいます。
値段の交渉とかダルいんですよね。
たぶん、現地人価格で乗れることってそうそうないんじゃないかな?
「外国人はお金もってるんだから払って当然でしょ?」
という考え方もわからなくもない..。
対するインドのUberはいろんな旅人が
「乗りやすい!快適!」と高く評価しています。
正直に言うと僕はUberのサービスを使用したことがないので、なんともいえないのですが、
インドを旅する日本人が「これはいい!」というんだから
良いんだと思います!
この方のサイトとかすごい参考になりました。
でも、
別にUberなんて使わなくなっていいんですよ。
なんならもっと安く移動する手段もあります。
仮に「空港から目的地まで行く」場合、僕ならどすするかと言いますと
MAPS.MEで空港から徒歩でバスに乗れそうな場所まで行って、
目的地をドライバーに見せて「ここまで行きたいんだけど、行く?」みたいに訊けば、
それこそ現地価格のローカルな移動を楽しむことができますもん。
僕は貧乏バックパッカーだったので、そういう使い方をしていました。
その3:町歩きに最適
やっぱり初めて行く町はマップは必要不可欠です。
宿に荷物を置いたからといって、地図が不要になるわけではありません。
マップアプリには大体付いているかとは思いますが、
好きな場所にピンを刺せることもMAPS.MEのいいところでもあります。
僕は事前に行き先をピンで留めておいて
目的に応じて違う色のピンを刺す使い方をしています。
大きな街は「赤」(デフォルトの色)
宿は「緑」(野宿や草のイメージ)
観光名所は「水色」(ちょっと引き立つ)
と行った感じですかね?
方向音痴に最適なアプリでもあります。
でも、GPSとの連動にも時々誤差があるので、
「うわ!そっちじゃなかった!」っていうこともあります。
注意点
1)アップデートはしないこと
MAPS.MEにかかわらず、他のどのアプリでも同様のことが言えるかとは思うのですが、
アップデートは極力しないことをお勧めします。
お使いのスマートフォンが最新のものだったらいいかとは思うのですが、
型落ちのものを使ってる場合、
MAPS.MEをアップデートしてしまうと、
「すぐ落ちる」
「読み込みが遅い」
などといった不具合も起こるそうなので、
アップデートしたものをそのまま使い続けることをお勧めします。
2)地図のデータは先にダウンロードしておくこと
これも実は盲点でして、
日本だとネット環境が整っているので地図データをダウンロードする際には何の苦もないかとは思うのですが、
海外だとネットの速度が遅すぎて地図のダウンロードにとても時間がかかったりします。
さすがに全部を全部ダウンロードするわけにはいかないでしょうから、
ひとまずメインとなる目的地を地域別にダウンロードして、
宿に泊まった際などに、また次の目的地のデータをダウンロードしておいてもいいかもしれませんね。
そんなわけでインドで使う地図アプリはMAPS.MEで決まり!
アプリ自体もシンプルで使いやすいですし、
別にこれより便利なオフラインマップアプリがあったとしたら
あとは好みの問題かなーと思います。
でも、間違いなく言えることは、
このアプリがインドに初めて行く人の役に立つことは間違いないってことですね。
さてと、
マップもダウンロードしたし、
僕もインドに行ってこようと思います!
それでは!
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