ジャパネシア
この前、インドのことを調べていたら「インド」つながりで面白いブログを見つけた。
「ジャパネシア」というブログで、
インドネシアのことを一歩踏み込んだ視点で紹介していくキュレーションメディアみたいだ。
中でも一番気になったのは
「本当に実在する?インドネシア生活に染まった4人の日本人あるある特徴まとめ」
の一番最初に出てくるジャカルタ若手ビジネスパーソンについて。
他のキャラクターの特徴よりもこのキャラの設定が緻密なのは、
きっとこの記事を書いた本人に近い場所にこのような人がいるからなのだろう。
ちなみに、僕の高校時代の後輩で、インドネシアについこの間まで住んでいたヤツに
「こういう人ってほんとうにいるのかな?」と尋ねてみたところ、
「ほぼ実はです!」という回答が返ってきた。
さて、本題。
O(お前が)K(ここにきて)Y(やってみろ)
この現地若手ビジネスパーソンの口癖に「OKM(お前がここにきてやってみろ)」
ということばがある。
日本から偉そうなことをを言ってくるクライアントやビジネスパートナーや友達だったりに対して、
「てめぇ、ふざけんじゃねえよ。お前にインドネシアで仕事することの大変さをわかってるのかよ?お前がここに来ておれと同じことやってみろってんだ!」
というニュアンスでこの言葉が使われているのだけれど、
僕はこの言葉にひじょ〜〜〜に、共感を覚えた。
というのも、
最近は漫画を自分から見せてダメ出しを集めてみたり、
ご縁大使の似顔絵をバンバン描いていたりするのだけれど、
そりゃあ、みんながみんな喜んでくれるわけじゃない。
リアクションだって好意的なものもあれば、
中には「どこが面白いのかわからない。つまらない」というものや、
似顔絵に対しては「誰?似てない」などというレスポンスもあったりする。
そこまでストレートな表現じゃないけど。
僕はメンタル的にはやわな人間なので、
そういうネガティブなレスポンスをもらった時に「だって!」だとか「でも!」という反論を
ついつい言いそうになってしまうのだ。
「お前もここに来て同じことをやってみよろ!」
と。
批判の中にこそ自分を高めるヒントがある
だが、僕が自分の主義主張を相手に押し付けたところで何になるだろう?
せっかくダメ出しをしてくれた人は、「なんだよ!せっかく感想言ってやったのに!」と反感を持つ人だっている。
場合によっちゃ、必要のない口論が交わされる場合だってある。喧嘩腰になることはスマートじゃない。
そして、僕はそういう時に思い出すようにしているのは
「100はない」ということ。
どんなに制作費をつぎ込んだ映画でも批判されることはあるし、
テレビ番組にしたって、ヒットした書籍にしたって、美味しいと評判の料理(屋)にしたって、「ご好評いただいております!」と煽るサービスにしたって、
たとえ発信した側がよかれと思って世に送り出した作品は、
必ずしも全ての人に好意的に受け取られるとは限らない。
みんなが右を向くような世界は逆に不自然だ。そんなの北朝鮮の圧政と同じじゃないか。
また、
「じゃあ、お前がやってみろよ」
という反論は自分の格を下げることにもつながる。
自分がこれを生み出すためにはこれだけの労力がかかっていて、これだけ時間や費用、etc、etcがかっているんですよ?あなたにできます?
なんて説明したところで、
受け取った側には関係のないことだし、自分の意見を言うことは間違ったことじゃない。
それに、そうやって自分の正しさを押し付けることは反論を圧殺することにしか繋がらない。
一見ネガティブなレスポンスは、
食らったら食らったで、ヒリヒリするような擦り傷になったりするのだけれど、
自分の作品をよりよくするためのヒントに溢れている。
いつまでも、「よかった!素晴らしい!」という意見だけをもらって、
自己満足に陥ったまま成長できないよりかは、
自分の至らなかった点に目を向け、
どうすれば、よりよいものが作れるかを考えた方が、もっと成長できるはずだ。
「OKY」は心の中だけで唱えていればいい。
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OKY今も叫びたい心情。心無い言葉を投げかけてくるやつにキンチョールきんちょーると心の中で言っている毎日。
無視無視コロコロキンチョール。自分はちっとも動かず人のミスの揚げ足を取って文句ばかり言う輩。
もちろんみいーんな私が悪いのよーと開き直る私。でもこのところ不整脈がぶり返してきた。ヤバイよヤバイ。もっともっと遊びたい。次から次へと何でこんなに仕事が増えるのだろう。こなすしかないんだけれど。
つまらぬことを書かせていただきました。ありがとうございます。少しスッキリしたみたい。今後ともよろしくおつきあいくだされば幸いです。
>がんちゃんさん
コメント遅くなってごめんなさい。なにやら自分のところへコメントの通知がこなかったみたい。
がんちゃんさんもなかなか大変みたいですね。
どうしてったって、みんなこんなにギスギス、ストレスを抱えながら生きているんでしょう?
かく言う僕も「う〜〜〜〜ん..、うまくいかねぇなぁ」と悩む毎日です。
だからとりあえず自分の原点でもあるインドに行ってみることにしました。
休むことも仕事のうちです。
だって、体が一番の資本ですから。
それに健康はお金じゃ買えないですし。
逃げることも大事。
環境を変えることも、とても大事。
そう思います。