「シミくんってストイックだからさ」
先日石巻の出店でお世話になった
「カレー屋Disco」の店主リョウくんとfacebookの通話で話していると、
そんなフレーズが出た。
自分ではそんなつもりはないし、
僕なんかよりも努力しているヤツらがわんさかいるので
「やらなくちゃ!」
という気持ちにはなるのだけれど、
基本絵を描くことは楽しいし、まだまだ漫画で稼げてはいないので、
もっともっと上手くなりたいという願望はある。
けど、
描けない時だってある。
まあ、それは前回の漫画がそうだったように、睡眠サイクルが崩れたりした時なんかはイライラしやすくもなるので、
ネガティヴな感情に頭が支配されてしまう時にこの状態に陥りやすい。
そうなってくると、パフォーマンスもげき激落ちくんだ。
(シンクの汚れがすごい落ちるスポンジ。飲食店でよく使われる)
椅子に座ったまま一時間以上ぼ〜っとしている時もあるし、
気持ちが漫画に向かわない。
あれこれ試してみるんだけれど、自分の中から漫画を描く気力が失われてしまったような気がして焦る。
そんな時、
ちょうど海外のイラストレーターさんが
こんなツイートをしていた。
how to fight burnout:
stop drawing.
watch movies, play video games, read books, research something you don’t know, go outside and explore – do anything but draw.
take in & consume real life/other forms of inspiration, then come back with a full tank of renewed perspective & drive— Ilana Steinberg (@lanibirdtweets) 2018年5月7日
「Burnout」とは直訳で「燃え尽きる」という意味。
ちょっと調べてみたら精神的に疲れ切った状態でもこの言葉を使うらしい。
そして、このイラストレーターさんはこう言っている。
「とりあえず、描くのをやめましょう。
映画を見たり、ゲームをしたり、本を読んだり、知らないことを調べてみたり、
外に探検に出かけてみましょう。
ーとりあえずなんでもやってみてください。描くこと以外のね。
そして実人生を、いつもとは違ったインスピレーションを取り込み、自分のものにしましょう。
そうすれば、新しくなった絵の見方や気力が満タンになっていることでしょう」
意訳と誤訳もあると思うけれど、
簡単に言ってしまえば、
「とりあえず今は描けないことを諦めなよ。
それで、なんか他のことやってみなって。
それは一見、遠回りのように思えて、
それは自分の活力を満たしてくれるんだよ」
ってことなんだと思う。
実際に手を動かしてみたら「楽しい!」ってなる時もあるんだけれど、
こういう風に違うことを試してみるのもあり。
また、ちょっと話は逸れるが、
自分の考えていることを文字にすることも大事。
これはブロガーのはあちゅうさん(@ha_chu)も本の中で書いていた。
思考を文字にしてみると可視化されて整理されるということみたい。
頭で考えていることが形に置き換わるんだからね。実際そうなんだと思う。
やってみると、いかに自分が同じことを
ぐるぐる頭の中でリピートして時間を無駄に使っていたかに愕然とする。
A3の紙にステッドラーでガシガシと書いていくとけっこう気持ちがいいもんです。
そして、漫画を描くこととは違うことをしてみるのだけれど、
僕はやっぱり手を動かすのが好きみたいだ。
今日のまとめは以下の通り♪
まあさ、自分を追い込むのもいいけど、寄り道も以外と大切だぜってこと。
大丈夫、君ならきっとまたここに戻ってこれるから。
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