「あ、そう言えばNARUTO終ったね」

世界一周497日目(11/7)

 

 

3時間しか
寝ていない。

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僕じゃない。

ここの部屋の主であるセドリックだ。

昨日の夜、僕は小雨の中、
橋の下で野宿しようとウロウロしていると、
飲み会をしている大学生の女のコに声をかけられた。

 

 

『もしかしたら寝床にありつけるかもしれない!』

と踏んだのだが、
何人かをたらい回しにされた挙げ句、
大学生でもなんでもない、
植木職人、セドリックたちの住む宿舎に
転がり込むことになったのだ。

 

 

旅ならではの展開だ。

いや、マジでありがたいっす。

 

 

 

 

そして昨日ベッドに横になったのは4時前。

セドリックに起こされて
体を起こしたものはいいものの、
そのままの状態でフリーズ

 

 

「部屋を出るとき、
鍵は開けっ放しにしておいていいからね」

と言ってセドリックはさっさか
仕事へでかけて行った。マジで鉄人だ…。

 

 

セドリックが部屋から出て行ったのを見送って
僕は再びベッドに沈みこんだ。
ベッドで寝るのって犯罪的に気持ちがいいなぁ…。

やべ…、そろそろ僕も出なくちゃ。
今日はヒッチハイクでボルドーに行くんだ。

 

 

ほんの30分くらい寝ていたつもりだったが、
時刻が過ぎるってのは恐ろしい。
枕元のデジタル時計は11:30を表示していた。

ブランケットをたたみ、パッキングを済ますと、
誰もいない部屋に向かって
「ありがとうございましした」と呟いた。

ちゃんと面と向かってお礼が言いたかった。

 

 

 

僕はトラムに乗って一度中心地まで戻り、
乗り換えてヒッチハイクポイントまで向かった。

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あーーー、アートな街だ。

 

 

 

 

 

 

ヒッチハイクポイント
のすぐ側で別のヒッチハイカーを見かけた。

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サブバッグくらいのデイパックに
スケートボードといったラフな格好。

やる気無さげに親指を立てる姿が
なかなか様になってる。

 

 

彼に手を降ってトコトコと
車の停まれそうなスペースをまで歩いて行った。

僕はヒッチハイクポイントで
行き先の書いたボードを書くことが多い。

だが、

ボードを書いていると親指を立ててもいないのに、
車が止まってくれた。

気さくなお兄ちゃんだった。
行き先が違っていたので、ありがとうと言って見送った。

ここはヒッチハイクしやすい国だと僕は思う。
フランスの人たちってけっこう優しい♪

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30分もしないで
ボルドー行きの車が止まってくれた。

 

 

 

乗っていたのはケビンさん。

これからボルドーに住む彼女に会いに行くと言うのだ。

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「ちょっと!ちゃんと前見て運転してよ!」

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「事故らなければ問題ない!」

 

 

 

 

「僕は任天堂ファンさ!」というケビンは
もちろん漫画のことも知っていたし、
ボルドーまでの道のりはそれなりに会話があった。

 

 

「そう言えばNARUTO終わったね」

 

 

 

「うそっっっ!!!!」

 

日本人の僕よりリアルタイムの
漫画に詳しいケビン。

そっかー、ついにね。

もう話が最終局面に入っていたってのは
知ってたけど、ついに終ったかぁー。NARUTO。

僕が小学生くらいの時に連載がスタートしたんだよな。

 

 

なんでNARUTOに出てくる忍者たちって
ブーツじゃなくて、足の親指がむき出しになった
サンダルを履いているのかずっと気になってたんだよね。

あれ、絶対蹴ったとき痛いだろう。
そう思ってしまうのは僕だけだろうか?

向こうが日本のカルチャーを知っていてくれたから
会話はあったのだが、ドライブの最後の方になると
どちらも無口になた。

長い距離を走りヒッチハイクではありがちだ。

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僕は乗せてもらった車の中では
極力自分のことはしないようにしている。

せいぜいマップアプリで現在地を確認するくらい。

だけど、会話のない車内で
ずっと外の景色ばかり見ていると睡魔が襲ってくる。

顔をこすったりして、眠気と戦っている僕を見て、
ケビンは「寝たかったら寝ていいよ」
と優しく言ってくれた。

それでも乗せてもらっているわけだし、
日本人としては寝ない!

寝るわけにはいかなーーーーーーー…、

 

 

 

 

 

 

 

時々「はっ」となって、
とても申し訳ない気持ちになる。

ケビンは完璧運転に集中モード。

てか、英語での会話の振り方って、
どんな話題振ったらいいのか分からないよなぁ。

日本人の僕は変に気を遣う。

質問によっては相手の答えにくいものも
あるのではないかと考えてしまうのだ。

 

 

例えば「仕事は何してるんですか?」ってのは
失礼に当たるのかは疑問だ。

「家族は何人いるんですか?」なんて、
家族構成知ってどうなるんだ?って自問自答したり。

結局は向こうから会話を振ってくれて、
ペラペラ喋ってくれる人が一番楽なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

ケビンには中心地から
少し離れたところで降ろしてもらった。

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行く宛も予定もないけど、ここにいてもつまらない。

トラムに乗ってボルドーの中心地まで行ってみる。

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っていうか時刻も夕方になると
町歩きってわけにもいかないし、
マクドナルドに作業しに行くって感じかな?

浪人時代をずっと代々木ゼミナールの自習室で
過ごした僕にはどこかに籠って
ずっと作業しているのは全然苦じゃない。

むしろやりたいことが多過ぎて
一日じゃ足りないくらいだ。

特に絵を描いていると時間は
あっという間に過ぎてしまう。

 

 

どうでもいいことを調べていてもそう。
旅をしていると僕は無性に日本語が読みたくなる。

Facebookも僕にとっては購読物のようなもの。

実際そこまで大事な情報なんて流れてないのにな。
なんであんなに時間かけちゃうんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

そんな作業しに行く感覚の中心地だったが、
ボルドーの中心地は僕をワクワクさせてくれた。

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この街にもバスキングに
ぴったしの通りがあるのだ。

通りには何組かのバスカーの姿を見たが、
そこまで激戦区というわけではなかった。

バスキングをやるのに適した通りがいくつもあるからだ。

てか、街に到着して10分でバスキングって笑。

 

 

日も沈んでレスポンスは
そこまでよくないことは分かっていたが、
僕はここで唄ってみたかった。

もう「ここで唄えば絶対気持ちいい!」
っていうのが分かるんだよ。
きっとジャイアンも同じ気持ちなんじゃないか?

 

 

僕は基本的に日の出ている時間帯しか
バスキングをやらない。

夜になると人通りも少なくなるからだ。

 

 

だが、ボルドーはどうだろう?

電灯が灯る頃になっても
他の地方都市と変わらないくらいの人通りだ。

それにレスポンスもいい。
まぁ、この時間帯にしてはってことだけど。

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1時間ちょっとやって10ユーロちょっと。

や、だって弾き語りっすよ?
ギター弾いて唄ってるだけだよ?

僕にとってはこの10ユーロはマジでありがたい。
マックのコーヒーは1.5ユーロくらいが平均。

ちなみにホームレスやってる
僕の一日の滞在費はそんなもんだ。

 

 

美術館とか
時には食欲に任せてもっといく時もあるけどね。
や、そっちの方が多いのかな?

とにかく10ユーロ以上稼げると、
「その日一日はタダ(お金がかかってない)」
ような気持ちに僕をさせてくれる。
なんて安上がりな旅人なんだい!ボカァッ!

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このマリオネット…怖い…。

 

 

 

 

 

マクドナルドでは主に充電をしながら、
日記を書いたり、調べものをしたり、
絵を描いたりして過ごす。

いつもと変わんないよ。

なんか毎回これ書いてんな。
ま、日記だからしかたねーか。

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23時には寝床を探しに外に出た。

 

 

この街にも川が流れていた。

橋を渡りながら対岸にきらめく街の灯りを見た。

夜の街の中心地側では
バーに人が集まりにぎやかだ。

川を渡ると途端に静かになる。

フランスで野宿をするなら川の向こう側だ。

 

 

 

僕は遊具のある公園を見つけた。

柵は簡単に乗り越えられてしまうようなものだったが、
ここなら誰も来ないだろう。

一番大きな遊具の側にテントを立てた。

もうずっとペグは使っていない。

 

 

丸めたテント本体を広げ、ポールを組み立てる。

それをテント本体に取りつけ、
骨組みが完成するとフライをかぶせる。

たったそれだけのシンプルなテント。

 

 

最近の悩みは、朝の露や雨続きで、
なかなか乾かす時間がないということだ。

テントの中に入ると、
遠足の時に持っていったお弁当の
水分を吸ってふやけた海苔の臭いみたいなのがする。

 

 

テントの中に入ると雨が降り出した。

フライの防水性はとうとう限界を迎えたらしく、
霧吹きみたいな細かい見ずが顔に当たった。

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おーーー、ヒッチハイクして街ついただけの日記なのに、
おれは何クドクド書いているんだぁ~~~?

だけどさ、同じように見えて、
同じ日なんて一日もないんだろうね。

それでいいのさ。
毎日を新しく感じる感受性が大事だ。

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2 件のコメント

    • >だいすけさん

      だいすけさんのコメントには
      いつも考えさせられますね。

      「しちゃいけない」
      と言うよりかは、
      「自分が質問しにくい」
      と置き換えられます。

      だから
      僕が訊きにくいことを
      他の人はガンガン訊いていける
      と思います。

      まぁ、ご存知の通り、
      僕は人一倍妄想癖があるので、
      自分の中でネガティブな返答も用意した上で、相手の立場にもし自分がいたら答えずらいだろうなぁとか
      勝手に考えてしまうんですよね。
      (余計なお世話ですけどね笑)

      会話がなくなってしまって質問に困るのも
      単純に自分の(英)会話スキルの至らなさから来るとも言えます。
      欧米人の陽気なヤツみたいにペラペラ矢継ぎ早にトピックが出てくりゃ、
      もっと楽しいドライブになるのになぁ。

      うーむ…。
      もっとトークが上手くなりたいなぁ
      と思う今日この頃です。

      だいすさん、
      少ない文字数に意味を込めるの
      上手いですね。
      俳句とか向いてるかも…‼︎

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    ABOUTこの記事をかいた人

    「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!