「メルボルン、ラストデイ」

1月19日/オーストラリア、メルボルン

 

 

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『一体ギャラはいくらもらえるのだろう?』

 

 

僕はそれを考えていた。

絵や漫画を売るときは何時間制作に時間をかけたか、拘束時間はどれくらいだとかは基準にならない。いくら時間をかけても作品のクオリティが低ければそれにかけられた分の時間に見合った金額を得ることはむうかしいだろう。反対に短時間でもクオリティの高いものであれば、その価値は高くなる、と思う。

 

 

僕は一体どれくらいもらるのか予想してみた。

かけた日数は五日間。一日一枚の壁画漫画を描いた。あの一枚にどれくらいの価値があるだろうか?ホワイトボードに描いた漫画なのでずっと残るものではない。ここに寝床やシャワー、Wi-Fiを提供してもらったことを考えると、最低300ドルってところだろうか?欲を言えば500ドルは欲しい。最後の壁は間違いなく100はいっている。僕はそんなことを考えた。

まぁ、ギャラに気を揉むのであれば、最初っから値段を決めておけよという話なのだが、それは反省点として、次回同じような依頼が来た時に活きるはずだ。言い訳ばっかしてるけど、自分でもどのくらいの物が描けるか分からなかったんだよ。

 

仕事の依頼人であるバレットはシドニーに出張にいったままで、System Partnersのオフィスには他の同僚しかいなかった。僕は「ギャラをもらって、明日この街を発つつもりだ」と伝えておいた。

 

 

 

 

今日はオフィスでおとなしく作業をすることにした。

いつものセブンイレブンのコーヒーをお供にオフィスの一室でiPadのキーボードを叩いた。まだまだ打ち間違いをはあるが、文字を打つのは最初に比べてだいぶ早くなったと思う。

書きたまった日記も書いたし、ブログもまとめてアップした。ここ数日の制作活動はひとつ記事にまとめてしまえばリアルタイムに追いつけるだろう、とこの時は考えていたのだが、いざ日記を書き出すといつものように一日単位で書いてしまった。

ったく、誰が得するんだってんだよ?日本ブログ村の世界一周ランキングには参加はしているものの、今自分が何位なのかすっかり見なくなってしまった。読んでいるブログもマサトさんくらいかな?ワクワクすることは外にあるしね。

まぁ、このブログは自分がその日何をしたかを忘れないように書いているだけだからね。文章書くの好きだからさ。好きでこのブログを書いているのだ。

 

 

 

昨日似顔絵(っていうかイラスト)を描いたクリスから手紙をもらった

そこにはクリスのガールフレンドからのお礼が書かれたメッセージカードだった。こういう風にレスポンスがあるもの嬉しいものだ♪

でも、最初、そのカードを差し出された時、僕はってきり中にお金が入ってるものだと期待してしまったことはここで白状しておこう。

 

 

 

 

ギャラを受け取ったのは15時くらいだったろうか?

クリスがドアをノックしてニコニコして部屋に入ってきた。そこには何枚も12枚の50ドルは札があった。

ろ、600ドルか…‼︎

うぉお!期待以上だ!

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そしてクリスに言われて領収書を書いた。

これも初めての経験だった。ちゃんとビジネスとして扱ってくれたことがどこか嬉しかった。

600ドルの内訳は制作期間五日間で「キャラクターデザイン/50ドル」「壁(通常サイズ)100ドル×3」「壁(ミーティングルーム)150ドル」「食品100ドル」というものだ。

今思えば、食費に一日20ドルも使っていた計算になるが、僕、ここにいる間に、まともな物ほとんど食べていないんだよな。ま、いいか。

 

領収書を書いたあとは、クリスとがっちり握手をした。

また旅する漫画家として成長できた気がした依頼だった。最近よく思うのだけど、成長は新しいことにチャレンジした時に起こるものだということだ。そしてそれが自分の漫画へしっかりとつながっているのだ。無駄なことなんてないぜ。

 

 

 

 

 

 
夕方になるとメルボルン最後のバスキングへと僕は出かけて行った。

スーパーの近くで漫画を描いていたのだが、レスポンスはやはり薄い。通りには似たようなことをやっているパフォーマーが何組かいるからだ。漫画を描いているバスカーは他にはいないけれど、絵を描くという意味ではあまり新鮮味を感じないかもしれない。

 

 

それでも二組が似顔絵のオーダーをしてくれた。

一人は「今手持ちがないんだけど…」というヤツだった。格好がスケーターみたいだったので、その時彼はスケートボードを持っていなかったんだけど、絵にボードを描いてやると、「なんでおれがスケートボード持ってるって分かったんだ?」と驚いていた。ふふふ。スケートスタイルって動きやすいよね。

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もう一人は亀仙人のようなフサフサした白いヒゲを生やし、サングラスをかけたじいちゃんだった。

話に聞くところによると、色々な似顔絵師に自分を描かせて、それをコレクションしているらしい。そのコレクションに僕のも加えていただき光栄です♪

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アガリは15ドルとかそんなんだったと思う。

それでも僕は先ほど一仕事が終わったこともあり、どこか満たされた感じだった。

 

 

9日間いたメルボルンも今日でおしまい。

 

さてと、次はシドニーを目指そうか?

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2 件のコメント

    • >あっきーさん

      ありがとうございます!
      27歳も躍進していきます!いぇいっ☆

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    ABOUTこの記事をかいた人

    「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!