「今なら分かるよ。君の気持ち。」

世界一周171日目(12/16)

 

前日
日曜日だったこともあり
列車のチケットを買うことができなかった。

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朝イチで良好代理店を通して
Visakhapatnam行きのチケットを買う。

スリーパークラスで200ルピー(332yen)。

手数料として30ルピーかかってしまったが、
まぁそんなもんですかね。

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インドに来てから
Penny Boardには一度も乗っていない。

まず道路がボコボコしていて砂だらけだし、
交通量も多い。

犬も多い。

牛だっている。

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東南アジアの首都や同規模の都市だったら
Pennyに乗ることができたのだが、
今は首都からどんどん離れていく旅だ。

インドでPennyに乗ることができるのだろうか?
今の僕にとってはただの重りでしかない。

 

そうなってくると、
町を探索するには歩きがメインになってくる。

それもそれでゆっくりと町を見れるからいいんだけどさ。
行ける範囲も限られてくるわけですよ。

あ~あ…
自転車とかあったらすげえ楽なんだけどなぁ~…。

 

 

 

 

あったし!

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昨日は全く気づかなかったが、
自転車が何台も置かれているお店を発見した。

すぐにお店のおっちゃんに声をかけて値段を訊いた。

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「えっと3~4時間借りたいんだけど…」

「20ルピー(33yen)だよ」

やっす~いっ(涙)!!!

 

 

変速ギアなしの
マウンテンバイクだかなんだかよくわからない
オフロード使用のちょい太めのタイヤに
空気を入れてもらって、

デポジットに1000ルピー支払う。

レシート、もしくは
引換券のようなものは渡されなかった。

口約束みたいな感じ。ちょっと不安だ。

 

「1,000ルピー?そんなの知らないよ!」

なんてボる手口がありそうだけど、
ここはお店のおっちゃんを信用するしかない!

 

 

 

 

 

 

 

サドルまたがり
颯爽とブランパールの町へ漕ぎ出した。

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乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。

今までレンタルしてきた自転車の中でもワースト。

 

あと数センチサドルが低ければしっかりとこげるってのによぉ…。

こ、このサドルの絶妙な固さと高さ…

足の短い僕への
当てつけかぁあああああ!!!

IMG_8353「そうだよ♪」 

 

 

 

だが歩くのに比べれば、
移動距離は格段に広がった。

気になった路地にどんどん入っていく。

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ただ、
この町の交通量にはうんざりさせられる。

常に誰かがクラクションを鳴らし、
右見て左見て渡ろうとすると
死角から
バイクがやって来る。
てめっ…事故ったら責任取らすかんな!

 

同じ国でも
その町の雰囲気はそれぞれ微妙に異なる。

ごちゃごちゃしたインドの路地に魅力を感じてしまう。

「街フェチ」とでも言うのかな?
マチュピチュみたい♪

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町外れに大きな岩を見つけた。

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スピーカーからヒンドゥー教の音楽が聞こえる。

 

音につられて岩の側まで寄ると
近所に住む人々が外国人を珍しがって案内してくれた。

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岩の中腹にはヒンドゥー教の神様が祀られている。

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てか生首…。カーリー神かな?

 

 

 

洞窟のような祠(ほこら)がある。

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案内を進んでしてくれた少年は
「フォト!フォト!」と僕に
その祠に入るように勧めてくれるが、

脳裏によぎったのは
僕が入ったその瞬間に祠の扉を閉めてしまうという
インディー・ジョーンズ的展開。

 

うう…できることなら入りたくない。
だけど、後ろには近所の方々が
僕を押し込む様な形で囲んでいる。

 

しぶしぶ彼らに従って、祠の中に入った。

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「どう?どうだ?」と言わんばかりに
少年たちは僕のリアクションを求める。

うーん…勉強不足ですいません。

手を合わせるのは違うかなと思いつつも
ペコっと一礼して早々に祠を出た。

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祠を出ると案内少年は岩場を登り始めた。

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階段なんてものは存在しない。

ロッククライミングの要領で器用に登って行く少年。

しかも「おれについてこい!カム!カム!」とか
僕をあおって来る。

どんだけ外国人に対する要求が水準高いんだ!?
僕はお笑い芸人じゃないんだぞ!

まぁ、カメラとかバッグを背負ってなかったら
要望にも応えられたとは思うんだけど。

 

彼の真似をして少し登ってみたのだが、
カメラを岩肌にぶつけて
壊してしまったらシャレにならないなと思ったので
すぐにやめた。

かわりに岩肌にひじをこすってしまい
擦り傷ができた。

 

ポタポタとしたたる血に
近所の女のコが家から
インド秘伝の塗り薬を持って来て
僕につけてくれた。

得体の知れない塗り薬だが、
なぜだかこういうところは信用してる。

インドの下痢はインドの薬。
インドで作った傷はインドの塗り薬なのだ。

 

実際、血はすぐに止まった。
やるな!インドの塗り薬!

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ここでも写真を撮ってくれとお願いされ、
彼らの言われるままに写真を撮って見せてあげる。

いいカメラで撮った写真を
見るのは楽しいのかもね♪

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コルカタ以降、
ラップトップが活躍する機会が増え始めた。

東南アジアでは
だいたいどこの町でもWi-Fiが使えたが、
インドではなかなかWi-Fiにありつくことが難しい。

 

その代わりにインターネットカフェがあるのだ。

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お店で「自前のラップトップは使えるか?」と訊き、
使えると言われればランケーブルを
MacBook Proにぶっさしてインターネットに接続する。

余計な設定とかなしに使えるのはほんとうにありがたい♪

 

ちなみにノートブックパソコンを持っている
他の旅人さんはどうやって持ち歩いているのだろうか?

一度バックパックに入れてしまおうかとも考えたのだが
ベトナムのホイアンで出会った
世界一周経験者のさぶちゃん(元気してるかな?)は

 

「バックパックに入れたら
逆に壊れちゃいそうじゃないですか」

と言っていたため、ずっとサブバッグに入れている。

よっぽど安心できる宿以外ではサブバッグの中だ。

だからサブバッグ、けっこう重たいんだよね。
慣れたけど(笑)。

入ってないと軽過ぎて時々不安になるくらいだ。

 

 

 

 

さてと、iPhoneのメモを
パソコンに移すにはどうすればいいのかなぁ~と。

EVERNOTEとかねー、
あれ、Wi-Fiないとダメじゃん?
それにいちいち同期するのがウザイんだよね~。
僕はメモだけでいいの♪

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と調子乗ってパソコンをいじっていたら
やってしまった。

基本パソコン側に同期されるのを
すっかり忘れていたため、
iTunesのうんたらかんたら~…

 

あぁああああああ!!!!
もうマジクソ
めんどくせぇぇえええぇええ!!!

 

なんでそんな簡単にメモ消えんだよ!
なあ、教えてくれよ!
なんでなんだよっ!

SNSとかの大事なパスワード、
メモに残してたからダメージ地味にデカけぇ!

 

まてまてまてまて、落ち着け!
おちツキュンダ…
いっこ前のバックアップから復元すればー…

 

「復元をするためには
『iPhoneを探す』をオフにしてください」

おー、よしよし、そんくらいやってやんよ。

 

 

 

「iCloudのパスワードを入力してください」

 

 

 

iCloudのパスワードなんて
わかんねえよぉおおおぉおお!!!

えっ?確かそんな昔のパスワードをメモし…

ちくしょぉおおお!!!
消えてんじゃねえかよぉおお!!

 

 

matematematemateまて!
O・CHI・TU・KE!

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は~~~っ…、
アップルのページに行ってIDを検索すればー…って

 

登録した時のアドレス
解約したソフトバンクのヤツやんけぇええぇええ!!!
パスワードリセットできねえええええええ!!!

しかも「秘密の質問」の答え知らねえぇええええ!!!

 

何?「初めて買ったアルバムのタイトル」って?
自分で覚えてねえし!
なんだ?ポルノグラフィティか?エルレか?
その前にカタカナなのか?ひらがななのか?

 

 

「バックアップを復元する」

そうしたければ
「iPhoneを探すをオフにしてください」

っとその前に
「iCloudのパスワードを入力してください」

そんなもの知らねえ!!

よし!アップルのIDを検索しよう!

登録状況が解約したソフトバンクのもの
(つまりメールで送られて来ない)、
加えて個人的な質問の応えも分からない

扇風機のまわらないネットカフェで
貧乏揺すり(←いまココ!)

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いつもはパソコンにブログの下書きするんだけど、
調子のってiPhoneのメモに
サンタナロッジの日記書いたんだった…。

久しぶりに村上春樹を読んで
ノリノリで書いたあの日の日記。

それが消えた。

 

 

「うわぁあああ!
ソフトがダウンして
下書きがなくなっちゃったよぉおお!!!」

っていう方の記事を読むと

 

『あぁ、それは残念ですね』

と超他人事にしか思えなかったんだけど、

 

今なら分かるよ。
君の気持ち。

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ブログ書く気、1ミリもねえ…。

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iPhoneでブログの下書きするのってさー、
あれ、場所を問わないから楽なんだよね。

長い移動時間とかにさー、
ちょこちょこっと書けるのっていいよねー。

僕は毎回けっこう書くから、
移動中に書く気があまりしなかったんだけど、
慣れてしまえば効率的だよねー。

 

パソコンはどこでも広げるには抵抗があるし、
宿に戻って寝る前とかになっちゃうと

『あ~…もう寝たい…寝よ』

とか無気力と戦ってっからね!

 

『いや…
これは文章を書く機会が増えたんだ。
お前ならやれるよ!』

 

ぽっ…、
ぽ~じ~てぃ~ぶ(かすれ声)

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宿に戻った僕は
やる気を体中からかき集めた。

テレビを少しずらし机に向かう。

それが2、3コ前のブログだなんて
誰も気づきまい。

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とりあえず、SNS等のパスワードは日本にある
自分の手帳にメモしておいたので
家族に連絡して教えてもらいました。

バックアップもあることにはあるので
問題はどこでWi-Fiとパソコンを繋げるか。

インドさー、全然Wi-Fiないんだもん。

まぁ、いいか。
今のところは困った状況じゃない。

だが、

日記は痛い…

 

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