▷10月振り返り

 

 

 

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もう11月だ。

 

 

旅をしている最中は毎日が変化の連続だったから、時間がもっと濃密だった。日本に戻ってきてからの活動はあの頃と比べるといくらか単調だ。

もちろん自分のスタイルで生きているので、会社で働いている人たちとは違っていたとしても、ここ最近は毎日何をするのかだいたい決まってきている。

日課のほとんどが言うまでもなく絵を描くことだ。

自分のウィークポイント(弱点)だったカラーも毎日一枚分のイラストを描くことで積極的に取り組んでいる。

ちょくちょく似顔絵も描いているし、知り合いからイラストの依頼をされることもある(僕の貴重な収入源だ)。

 

 

 

 

時々、友達から「今のお前は漫画家じゃなくてイラストレーターだ」と言われることもある。

「旅する漫画家」を名乗っておいて今はイラストばかり描いているけれど、僕はそれを遠回りだとは思わない。

そもそも僕は、どこかの出版社に属して荷馬車のように一日中漫画を描くような従来の「漫画家」とは違った漫画家になりたいと思っていた。現在もそれは変わらない。いわゆるプロの漫画家が過密スケジュールで漫画だけに特化することによって収入を得ているのであれば、そうでない僕はそれ以外の手段でお金を稼いでいくしかない。手数は多い方がいい。

だって絵が描けることに越したことはないし、それが上手ければ(何をもって「上手い」と定義するかは曖昧だけど)上手い分、自分の表現の幅も広がる。次の仕事にだってつながるだろう。

最近扱ったイラストは観葉植物だったり、バーの内装だったり。自分があまりチャレンジしない題材を描くことは自分のレベルアップにつながる。集中的に描けば、資料なしで再現できたりもする。

 

 

結局のところは筆一本で食べていくことが目標なのだけれど、相変わらず絵っていうやつは奥が深すぎて極めるなんてことがない。

漫画なんて何をもって「上手い/面白い」というのか分からない。より鮮明に、よりリアルに描くヤツはわんさかいるし、絵は雑なのに作るストーリーはめちゃくちゃ面白いヤツもいる。作画と原案を分けて念密な取材をもってして説得力のある漫画を描くヤツもいる。

最近、僕が地元のコーヒー(豆)屋さんで見つけた漫画は「僕はコーヒーが飲めない」という漫画だ。うんちく系の漫画だったけど、コーヒーを飲むのが楽しくなるような内容だ。漫画の内容から台詞量も多く、キャラクターのバストアップ(胸から頭までの構図)が多い。それでも話全体がしっかりしているので、読み進めるのが楽しい。

普段漫画を読まない僕はそういう類の漫画あることを改めて知った。

おっと、そろそろ自分も漫画描かないとな。

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この顔の対比が…ツボ。

 

 

 

 

 

ブログの方は、

10月の途中はいい感じで継続することができた。だが、後半はブログを書こうとさえしなかった。

同時にイラストの依頼をいくつか受けたため、そっちに専念していたのだ。

どこかで数日に渡るイベントに出かけるような時は毎日ブログを書くことはできなかった。帰ってくると疲れてその次の日はかなりの時間を睡眠に当てていたし、ブログを書くだけに使うエネルギーなんて湧いてこなかったのだ。

というか、
僕のブログに対するスタンスは「書きたい時に書く」「実生活の充実を優先する」だから、ブログを書けないことに焦りだとか不安は感じていなかった。

ただ、文章は毎日書かないとぎこちなくなる。今まさに書いていてもそうだもん。

 

 

 

 

 

読書は割としていた。

短編集から長編まで10冊以上は読んでいたと思う。

今読んでいるのは「レ・ミゼラブル」だ。マジで長ぇ。

それに本筋に関係ない話が多すぎる。読んでいて分からない時もあれば、『ふ〜ん、そうなのか』と興味をそそられる箇所もある。

ジャン・バルジャンとコゼットが逃げ込んだプチ・ピクピュス修道院を説明する箇所なんてウケるよ。

すっごい厳しい男禁制の女子修道院なんだけど、規律がやたらめったら厳しいんだ。まるで牢獄の囚人みたいな暮らしぶりなんだよね。変なところが厳しくってさ、私語厳禁だとか、世間一般の生活用品持ち込み禁止だとか、入浴禁止ってのもある。歯磨き禁止ってのが出てきた時にはびびったね。「彼女たちは歯を磨かないため、顔を覆ったベールの下の口からは黄色い歯が見えた」って書かれた箇所は読んでいてちょっとおぞましかったな。そこに出てる修道女が美しかったとしても、口臭がキツくて歯が黄ばんでいるんじゃロマンスもクソもないよね。まぁ、いいや。「レ・ミゼラブル」はまだ読み進め中。

長編を読み出すと、他の本が読めない。サクッと一週間以内に読み終わりたいけど、なんせ文庫本で5巻もあるからそういうわけにはいかない。

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10月をざっと振り返るとそんな感じだった。

人ともたくさんあったし、外へでかけることも多かった。

絵の方は、作品を作ることも、クオリティを上げることも、発信量もまだまだ。課題は山ほどある。

それでも絵を描くのは楽しい。『どうすればもっと上手くなる?』そんなことを考えながらいつも絵を描いている。自分の技術が上昇することに楽しさを覚える。きっと筋トレそのものが好きな人ってそんな感じなんだろう。

だけど、イメージとスキルがまだまだ釣り合わない。

だから僕は描くしかないのだ。

 

 

 

 


2 件のコメント

    • >shoさん

      今更返信するなんて、もう遅すぎですよね。マジでごめんなさい。
      いやぁ、素敵なライフスタイルというかー、

      「おれは果たしてこのままでいいのだろうか?」

      という思いの方が強いですね(笑)
      今日も漫画描きたいと思います!

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    「旅する漫画家」を目指す、清水陽介(シミ:24歳)の世界一周ブログです。