映画のはなし

 

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前年度の引きこもりシーズン。

そう書くといつのことを指すのかすぐにわかっっていいね(笑)

冬の間は漫画をシコシコと書いていたといったけど、他にも本を読んだり、映画も沢山観た。多いときでは一日に3本くらい観てた時もある。

 

 

映画のジャンルや時代は特にこだわらなかった。

名作と言われるもの、自分のアンテナにピンときたものは片っ端から観ていった。

モノクロ映画で言うと「あぁ、素晴らしき人生かな」とか観たし、

ケイパー(犯罪)もの でいったら「レザボア・ドッグス」とか「ゲッタ・ウェイト」。

映画監督だとウェス・アンダーソン監督作品をいくつか観た(彼の作品の中ではもちろん「ダージリン急行」が好きだ)、

SF映画だってもちろん観た。古いものだと「ブレードランナー」、新しいものだとマットデイモン主演の「オデッセイ」なんか。

「バットマン・リターンズ」とかも20年以上の時を経て観たりもした。

ちっちゃい頃、家族で映画館に観に行ったことがあったんだよね。その時は両親の意向で英語版を観る羽目になったんだけど、母親が上映中ひっきりなしに字幕に書かれている内容を僕の耳を囁いていたのを覚えてるよ。だって字幕なんて読めない年齢のガキんちょだったんだぜ?映画館を出た時には耳が引っ張られて痛かったな。

観た映画は他にもあるんだけどね。手帳に映画のタイトルをメモしていてよかった。すぐに思い出せた。

 

 

 

 

漫画を描き始めた頃、大学図書館で日本の漫画の歴史をまとめた本を読んだ。

ご存知の通り僕はジャンプっ子だったから、どうやってあのスタイルが生まれたのかを追ってみたかったのだ。

ジャンプに関わらず今の漫画のスタイルを作り出したパイオニアーの一人は間違いなく手塚治虫だろう。

お金のない彼がディズニーに影響を受けて「これなら漫画でもできんじゃん!」と考えて、コマ割りやら俳優代わりのキャラクターやら(同じキャラクターが頻繁に使い回されるのも映画のキャスト的に考えているからだ)、アングルやらが漫画に適応されるようになった。

 

分かりやすく言うと、

お金のない日本人が「ハリウッドみたいな壮大なスケール感を紙に絵を描いて表現しちゃおうぜ!」って考えたのが現在のストーリー漫画の始まりなのだと僕は思っている。それが現在では「漫画」というジャンルとして日本で定着したのだ。

漫画と映画は通ずるところがめっちゃあるわけだ。だって漫画は映画から生まれたようなものだから。

そういうわけで僕は映画から学ぶことが沢山あると考えている。

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