「バンクシー×カムデンタウン」

世界一周480日目(10/21)

 

 

ったく
朝になって雨が降ってきたよ。

熟睡なんてできないのはいつものこと。

 

うぅ~~~、と寝返りを打った時に気がついた。

 

 

 

『テントの中が濡れてる!!!!』

 

 

 

 

うぉぉおおお~~~!!!
やべぇ!どーなってんだ???
浸水かぁあああ??!!!

 

 

一気に眠気が覚めた。

急いでどこが濡れているのか確認する。

風でめくれたフライから、
斜めに吹き付ける雨が
テント本体の防水性を突き破って、
中に入ってきやがった。

テントの最後に横にして
立てかけておいたギターはびっしょびしょに濡れているし、
頭の上の方には水たまりができている。

せっかくレインカバーをしているサブバッグも
背面が地面に向いていれば意味は無い。

やべっ!パソコン大丈夫か?!

 

 

寝袋も足のほうが少し濡れていた。

サブバッグからタオルを出して
浸水してきた水を拭き取った。

一回では全ての雨水を拭き取ることはできず、
雑巾絞りのように何回もテントの外で
しぼらなければならなかった。

 

 

浸水なんて初めてだ…。

てかそろそろ起きないと…。

 

 

 

 

ここはイギリス、ロンドン

昨日の夜におじゃまさせてもらった公園は、
見つかりにくいところでテントを
立てたつもりだったけど、外に出てみると、
普通に丸見えだった。

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通勤の人から、ランニングしている人まで。

公園内にはサッカーコートもある。

スポーツウェアを着た学生が数名、ボールを蹴っていた。

フライの水気を弾き、
カフェからもらってきたティッシュで
できるだけフライを拭いた。

目の前を清掃車がゆっくり走っていったが、
こっちが先に起きていれば大丈夫、だろう!

 

 

公園は運動場としても開けていた。

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トイレで身だしなみを整えて、

さぁてと、ロンドン二日目!

今日明日はまるっとイギリスを回る時間を
設けている。面白い方角はどっちだ!

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まず
僕が向かった先は
banksy(バンクシー)の作品が
描かれた場所だった。

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事前にiPhoneの中にリーディングリストとして
残しておいた誰かさんのサイトを頼りに
最初の作品のある場所まで歩いた。

 

 

 

 

 

『これかー…』

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実物を目の前にする時は、
感動を与えてくれる場合もあるが、
今回は逆だった。

バンクシーの作品はアクリル版が
絵を覆っており消されないようにされているのだが、
アクリル板の上から第三者が落書きをしてたのだ。

うわーーー…
これじゃあ意味ねぇじゃねえかよ…。

 

 

 

二作目は歩いて行ける距離にあった。

Appleストアの前でWi-Fiにありつき、
少し調べてみると、ロンドンにある
バンクシーの作品のほとんどは
消されてしまったというのだ

現存するバンクシーの作品は全部で7つくらい。

しかもロンドン中にあるので、
一日で全てを回り切るのは無理だし、

 

 

なんだよ、おれが見たかったの
消えてるじゃんかー…。

あんなにみたかったバンクシーの作品は、
自分で本を買って読んだ方が、
彼の作品を知れることはわかった。

あ、ネットで調べりゃいくらでも出てくるか。

 

 

 

 

二点目の作品は路地裏のビルの
三階に描かれていた。こっちは無傷のままだ。

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ビルの三階からスーパーマーケットで使うカートと
一緒に落下する女性の絵。

バンクシーの作品は社会風刺としても有名だ。

だけど、これは何を表しているのだろう?
単なるギャグかな?

 

 

バンクシーはこのへんでいいだろう。

バスに乗るのもお金がかかる。
時間もないわけじゃない。

 

 

 

 

 

 

マップアプリを頼りに向かった先は
カムデン・タウン
というところだ。

ここにドクターマーチンの
シューズが多く取り扱われる
British boots company“というお店があるらしい。

シューズ、安かったら買おうかな?
長く使えるものも欲しいしね。

 

 

 

 

 

ロンドンの街を
バックパックを背負ったまま歩く。

こうしてゆっくり街を見ることができるから。

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カムデンタウンに近づくにつれて、
面白いお店も増えて来た。

ちょっと味のある本屋さんやアパレル店。

何軒かオリジナルブランドが入った
アパレル店に入ってみた。

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スタッフのお兄さんと
「よう、どこから来たんだい?」と
自然と立ち話になる。

お兄さんが売っているのは
囚人が社会復帰のために作った服らしい。

「crime it brothers」という
シロクマが温暖化を訴える
イラストの描いたヤツだ。

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こういうここでしか買えないような
オリジナリティのあるものって好きだ。

オリジナルな物の背景には
ストーリーも詰まっていることが多いから。

 

 

「ーで、兄ちゃん、
ロンドンではどこに泊まってるんだい?」

「キャンプです!!!(超爽やかに)」

「なに!野宿!

おっ!そうだ!
いらねえ寝袋があったからな。
兄ちゃんが必要ならくれてやってもいいぜ?」

 

 

何だ?この流れは?

 

 

スタッフさんが持ってきてくれたのは
「元運びできる布団」みたいに分厚い寝袋だった。

これなら寒さに打ち勝つことはできそうだが、
かさばるし、ファスナーが壊れていた。

それに寝袋を入れる袋がないんだったらー…、

ごめん、これ単なるお荷物になっちゃうわ。

 

 

スタッフのお兄さんは寝袋だけでなく、
空気を入れると膨らむ枕も持てってきてくれていた。

そうなんだよ。

今までサブバッグを枕にして
無理矢理寝て来たけど、
やっぱりいい睡眠には枕が必要なんだよね!

こっちは持っててもかさばらないし、
ありがたく頂戴しておくことに。

 

 

帰り際にお兄さんは
自分が売るブランドの栓抜きを僕にくれた。

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おぉ!ちょっと話しただけなのに、
このウェルカムな感じは!

なんかカムデンってそういう場所なのか???

 

 

 

 

 

期待はどんどん膨らんでいく。

カムデンタウンの駅前の通りは
狭い道路に色々なお店が自己主張をかましている。

看板が立体的なのが多い。

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あー、こういう場所だよ!
僕が来たかったのは!

 

 

大きいお店の裏にある
狭い路地には小さなお店がひしめいている。

フードコートもあるところも良い。

まぁ、こういうところのメシって
けっこう高いんだけどね。
雰囲気がいいなってこと。

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お目当ての”British boot company”も
人に訊いて見つけることができた。

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駅のすぐ裏手にある、小さなお店。
日本の芸能人も来たとかこないとか。

お店の中には日本でも有名な
ドクターマーチンが壁にまでぎっしり飾られている。

お店のスタッフは見た感じ
ちょっと頑固そうな職人柄。

お洒落なヘラヘラしたスタッフが
いるようなお店じゃない。
ここで買えば良い物が買えそうだ。

 

 

「旅を続けて行くのに
ぴったしなブーツってありますか?」

と僕が尋ねると、
お店のおっちゃんは店の奥から
ブーツを持って来てくれた。

 

 

「兄さん、あんた
どれくらいの予算なんだい?」

「えっと、100(ポンド/17,241yen)
くらいですかねぇ?」

「ハッ!馬鹿言っちゃあなんねぇよ。
それじゃあ何も買えないさ。
少なくても150
(25,862yen)だ」

 

 

ぐっ…、
円安もあってイギリス・ポンドの価値が高ぇ…。

しかも今もってきてもらったのとか、
ふつうにもっと高いヤツだし…。

結局、
『旅にはマーチンは向かねえんじゃね?』
という結論に達した僕は
店内を見学しただけでお店をあとにした。

 

 

それに正直言うと、
ドクターマーチンよりも
もっとシンプルな皮っぽいのが欲しかったんだよね。

相棒のまおが持っているメリルの
ブーツなんてよかったなぁ。
僕も一生使えるブーツが欲しいぜ。

 

 

ちなみに、お店は有名ミュージシャンたちの
サインが描かれた白いブーツもぶら下がっていた。

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「セックス・ピストルズの
〇〇がのサインなんだぜ」と言われても、

サインを見ただけじゃぁ、
へぇそうなんですかとしか言えないだけど、
こんな老舗だ。かなりの説得力があった。

 

 

 

 

 

 

カムデンタウンの魅力はこれだけじゃない。

線路の高架下のレンガには
沢山のスプレーペイントを見ることができるし、
雑貨も豊富に売っている。

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ただし、
日本でも手に入るものがほとんどかなぁ?
先進国の雑貨状況ははどこも同じなのかもしれないなぁ。

なかなか自分たちが思い描くような
雑貨を見つけることは難しい。

 

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なんでこんなところに
エイミー・ワインハウスがいるんだろう?

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こっ!これはぁああああ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

そうこうするうちに、
いつもの雨が降り出した。

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小ぶりになってくると
僕はカムデンタウンの近くにあるスーパーで
サラダセットを買ってお腹を膨らますと、

24時まで営業しているレストランで
アメリカーノ一杯だけ注文してずっと絵を描いていた。

僕が入店したのは19時前で、
あとからお店は混んできたのだが、
お店のスタッフは僕に出て行けなんてことは
言って来なかった。

お会計する時に担当してくれたお姉さんは
「すごいわね。私もあなたみたいに
絵が描けたらいいんだけど」みたいに、
愛想良く言ってくれた。

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あぁー…なんかいい。
アーティストに理解がある町、
カムデンタウン。

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昨日と同じ公園は
カムデンタウンから近い場所あった。

そもそも公園自体がけっこうな大きさなのだ。

今日は別の方向から公園に向かったのだが、
公園には柵の開いている場所があり、
普通に中で若者が酒盛りをしていた。

誰にも邪魔をされなさそうな木の下にテントを張った。
どうせ明日も明るくなったら丸見えかな?

 

 

 

 

あれー?

ロンドンって野宿しやすい?

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いい場所でしたよ!カムデンタウン。
『あ、下北と原宿っぽい』って思ちゃったけど、
あぁいう町が一つの国にひとつあれば行くな♪

まぁ、町歩き日記になっちまいましたが、
『へえ、イギリスにこんな場所あるんだ』
って思ってもらえりゃあいいかな?
それにしてもポンド高ぇなぁ。

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2 件のコメント

  • 新百合ヶ丘をペニーニッケルで徘徊しているものです。以前に、旅する前のブログで、一回コメントさせていただきました。スケボー残念でしたね。ぼくも実は、就職前に数ヶ月放浪していて、スタートがロンドンだったんで懐かしいなーと思いつつ拝読してます。シミさんのブログ、一語一語が眩しくって、うらやましいな。いろんな垢を落としに旅に出たいな、と思いつつ毎回のアップ、楽しく読ませてもらっています。ところで、フィッシュ&チップスにはドバドバにモルトビネガーかけました? 個人的には食いもんが一番手っ取り早くその国を感じる方法かなって。お体大切に。ブログのアップ楽しみにしていますね。

    • >youjiさん

      えぇーーーーっっっ!!!
      そうだったんですか!

      こんなところにPennyの仲間がいて
      嬉しいです。

      しかもロンドンスタートの放浪って
      かっこいいですね!
      僕はたぶん、この旅が最初で最後の
      旅なのかなぁ〜って考えちゃってて、
      できるだけ旅に慣れないように
      意識してます。(すぐ調子乗るんですけどね)

      それと
      フィッシュ&チップスにそんな食べ方があったなんて…。
      あ、一回かけたな
      『酸っぱ!!なんでビネガー置いてあんねん!』
      って味覚幼児の僕にはハードルが高過ぎました(笑)。

      コメントくださりありがとうございます。
      いつも長々書いているので、
      ヒマな時に読んでくださればブロガー冥利に尽きます♪

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