よっす!
シミです。
新しい短編をラオスで描き上げました。
今回はなんと4ページです!
1ページ追加です!
(つっても超ショートストーリにはかわりないんだけどね。)
旅をしながら漫画を描くってのは
もちろん大変でもあり、
ちょっと面白くもあります。
下書きはルアンパバーンのバスターミナルと
カフェのテーブルで。
ペン入れはルアンパバーンのカフェから
ルアンナムサのカフェへ移り、
そして
ラオスとの国境の小さな町、
ホァイサイで完成させました。
まさに漫画そのものも旅をしています。
テーブルの高さが変わったり、
雨が降ってきて湿度が変化したり、
その時の状況にどう対処していくのかが
旅をしながら漫画を描く上で大切になってきます。
まぁ、デジタルで描く人には
関係ないのでしょうけどね。
まだまだ、至らない漫画ではありますが
楽しんでいただけたら嬉しいです。
#27 「My Favorite Place」
いかがでしたか?
自分で描いておいてなんですが
今まで描いてきたな中で
僕はこの話が一番好きです。
バンビエンで借りたバイク。
僕は行き先も決めずに走りだしました。
(なんとなく滝を目指したんだけど、辿り着けなかったんです)
観光地を抜けて
全く知らない異国の地をバイクに乗りながら
ラオスの人たちのシンプルな暮らしぶりを見ると
『あぁ、今旅してるんだな』
ってすごい実感があったんです。
観光地やツアーは遊びに来てくれたお客さんに
楽しさを提供するもの。
そこにはお金のやりとりが発生尾するし
楽しいのはあたりまえです。
僕もお金があったら
かたっぱしからツアーで
はっちゃけていることでしょう。
でも、
僕が描きたいのは旅の些細な一コマに
旅の楽しさや、喜びを見い出していくこと
なんだと思います。
『自分もこんな旅をしてみたい』
そう思えってもらえるような旅漫画を
描けたらいいなと思っています。
そうか。
だから僕自身の旅も
オリジナルでありながら
誰もが経験できるような
そんな旅でもあるのです。
世界一周120日目▷121日目(10/26,10/27)
一番安い宿は
50,000KIP(618yen)だった。
どこを探してもそれ以下はないし、
高いところだと、一泊千円以上してしまう。
僕がチェックインしたのは
Friendship Guesthouse。
「2泊するから安くして!」
とダメ元で交渉してみたけど、
「2泊だろうと
1ヶ月だろうと変わんないよ」
とオーナーのするどい一言に
僕は交渉の余地なしだと判断して
潔く二日分の宿代を払った。
シングルルームには
宿泊客に対してペットボトルの水が与えられ
部屋にはホットシャワーがあり、
そしてWi-Fiが入り、
なにより
プライベートが確保されている。
ある程度の条件を満たしていれば
僕としては満足なのだけど、
値段の分だけの快適さは
提供されていると感じた。
ここの宿には屋上がある。
一面に水色のタイルが敷き詰められ
涼しげな印象を与えた。
屋上からは
ホァイサンの通りを見下ろすことができ、
視線を上げると
川挟んで向こう岸にタイが見える。
僕は屋上にある
ラオスでよく見かける石でできたテーブルで
漫画を描いた。
天気はほどよい曇り具合。
つがいのトンボが
タイルを水辺と勘違いしたのだろうか?
ちょんっちょんっとタイルに触れていた。
線の太さがよく分からないくらいの夕暮れになると
その日の漫画製作を終えた。
欧米人のカップルが屋上に上ってきて
夕日を見ながらいちゃいちゃしていた。
彼らの邪魔にならないよう
部屋に戻るとしよう。
部屋に戻った僕はなんとなく、
日本で連載が再開した漫画の続きを検索したり
YouTubeで日本の映画の予告編を見ていた。
だが、
これがいけなかった。
インターネットのおかげで
僕たちはどこを旅していても
情報を手に入れることができる。
だけど、
せっかく日本を出て旅をしてまで
日本のどうでもいいことを
調べる必要性があるだろうか?
『おれは一体
どこを旅しているんだ!?』
そんなふうに思った。
バンコクで会った大釜アニキの
ミャンマーを旅したブログを読んだら
すこし元気になった。
こういう情報は
必要だったりもする。
ブログを更新したところで
僕の一日は終わった。
翌日は
朝から漫画製作。
使わせてもらったのは
インフォメーションオフィスの前。
今日は日曜日と言うところで
オフィスがお休みらしい。
(旅行業だったら日曜日は働くべきじゃないか?)
そこにあった
折りたたみテーブルと椅子をお借りして
漫画を完成させた。
ふう。
これでタイに行ける。
でも、ひとつの国でひと作品描くのは
インドくらいまでだろう。
できて中東。
ユーロに入ったら
3ヶ月でできるだけ色んな国を
まわりたいと思ってる。
自分の世界を広げるために
色んな国の色んな景色が見たい。
漫画を描き終わって
疲れた僕はベッドに横になり
気づいたら寝ていた。
起きると外には雨が降っていた。
買ってきたクッキーをかじりながら
部屋でお湯を沸かして
インスタントコーヒーを飲んだ。
こんな日はジャズがよく合う。
Bill Evansの
「Waltz For Debby」
が雨と虫の音に。
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やべぇっ!
あと30分でチェンマイ行きのバスが出ちゃうよ!
はやく写真貼付けないとぉおおお!!!
そうです。
シミさん、タイに戻ってきました。
東側攻めたからね。
今度は西側。
そんな旅です。
ってもね、
チェンマイにはインドビザ申請しに行くのです。
今回はあまりアクティヴじゃないかもです。
漫画とブログ同時に描いちゃいました。
雨の日はしっとり、
コーヒーとジャズが合う。
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