世界一周626日目(3/17)
朝に
書く日記もいい。
どこか時間を有意義に使えている気がする。
反対に夜は、睡魔と戦ったり、
翌日の出発のせいで時間が気になったりすることが多い。
ここはザンビア、首都のルサカ。
泊まっている宿はキャンプサイトのある”KULULU Backpacker’s”。
宿にはウサギが三羽放し飼いにされている。
宿のオーナーがウサギ好きらしい。
この街にはいくつかショッピングモールがある。
テントのポールが手に入るかもと、
そのうち一番大きなモールに行ってみることにした。
キャンプ用品が売られているショッピングモールを
宿のお姉さんが教えてくれた。
“MANDA MALL“は
宿から歩いて15分ほどの場所にある
この街で一番デカいショッピングモールだ。
中には”games”とか言う名前の、
食品から電化製品まで売っているスーパーとホームセンターを
いっしょにしたようなお店がある。
海外のショッピングモールに来ると僕はワクワクする。
日本でも同じ様なモールは山ほどあるし、
日本のモールに足を運ぶのも楽しいのだが、海外ならなおさらだ♪
山のような商品と陳列棚の林を抜け、
僕はキャンプコーナーを探し当てた。
食品もすごい量。
リーズナブルなテントや寝袋、ガスバーナーやカトラリー。
キャンプに必要な道具はここであらかた手に入る。
だがそこにはポールのスペアというものは存在しなかった。
なぜポールのスペアの販売はしないのだろかと僕は考える。
だって必要でしょう?
これでもし、ここで買ったテントのポールが折れたら
一体全体その人はどうするんだろうか?
『安物だから仕方ないよね』
で諦めるのか?
うーん。有名なアウトドアメーカーのテントじゃないと、
ポールの替えというものは手に入らないのかもしれないなぁ。
ドイツではあったんだけどなぁ。なんでねーのさ?
ポールの代用になるものはないか?
とgames内をぐるぐると歩き回ってみたのだが、
代用品すら見つけることはできなかった。
朝からバナナ二本しか食べていなかったので、
腹が減り体に力が入らなくなってきたのでパンを一斤買った。
『僕はわざわざここにパンを買いに来たのか?』
そう思うと、無駄骨を追ったことで腹立たしさえ感じた。
せめてどこかのカフェで作業しようと、
Wi-Fiのあるカフェを探したのだが、
35クワチャ以上の注文をしないと
Wi-Fiは使わせないというルールを設けたカフェか、
もしくはWi-Fi自体ないカフェのどちらかだった。
ここもアフリカだ。くそぅ…。
ルサカの街を昨日訪れた際に、
ショッピングモールの多さから僕はこの街に期待を抱いていた。
『モールが僕を飽きさせないでいてくれるかも!』
そう思っていたのだ。
ショッピングモールを巡り歩くことを考えていたのだ。
だが、街で一番大きいとされるショッピングモールに
がっかりさせられた僕は、同時にルサカの街にもがっかりしていた。
宿も宿泊代が安いことには安いのだが、
テーブルは絵を描くのには適しておらず、Wi-Fiも有料だった。
それもポイントだった。
もう明日には別の街に移動しちまおう。
そんな気分任せな旅が僕の旅なのだ。
宿に戻る道の途中にある小さな売店で
500gのパスタを二袋買って、
日本のプライベート・ブランドのような
ローカルなコーラを飲んで一息つき、そのまま宿に戻った。
宿に戻ると、ハーフパンツに穿き替えてプールで泳いだ。
ここのプールで泳いでいる人間は僕しかしなかった。
他の宿泊客はどちらかと言えば
一日中ビリヤードをしているヤツらの方が多い。
ちなみに僕はビリヤードなんてほとんどやらない
(ていうかルールよくわかんね)
プールは水温は冷たく、最初は気持よかった。
だが、何往復かしてプールの隅でじっとしているとすぐに体温は奪われた。
泳ぎ終わってホットシャワーを浴びると一気に疲れを感じた。
テント
で昼寝をして目が冷めると時刻は14時を回っていた。
僕はこの街を出るためのチケットを買いに
バスターミナルまで向かった。
バスターミナルでは客引きたちが、
あっちこっちと僕を連れ回した。頼んでもいないのに。
こういう時はたとえ二度手間だと分かっていても
自分で確認する方が納得できる。
僕は朝イチの便で出発したかったので、
6時発のバスを扱うバス会社のチケットを買った。
112クワチャ(1,733yen)。次の目的はリビングストンという町だ。
なんかタブレットで管理して、ちゃんとプリンタで発見してくれる。
バスターミナル内はマーケットの用になっており、
キオスクのような売店から、石鹸などの生活雑貨を売る露店や
アフリカ布を売っているお店まであった。
よく冷えたスプライトを飲むと気分もいくらかすっきりした。
まぁ、そんなもんですね。
特に用もなかったのだが、
帰り道にあるショッピングモールのLEVYにもう一度立ち寄った。
スーパーに併設されているカフェには
なぜか小さな回転寿司があり、そこではWi-Fiも使うことができた。
午前中に行ったマンダモールのような金額の縛りもない。
店員さんは日本人に慣れており、「コンニチハ~!」なんて
日本語の挨拶を知っていたのもまた、気分が良い♪
だって大抵の場合は中国人扱いですからね。
僕はコーヒーを飲みながら久しぶりのWi-Fiにありつき、
日が暮れるまで作業していた。
なんだか海外に来てまで、
やっていることは日本とあまり変わらないような気がする。
まぁでも、これでいいのだ。
僕はアフリカを散歩するように旅をするって決めたのだから。
だってお金ないもの。
好きなことができると気分はかなりスッキリした。
(あれ?これってあまり健全じゃない?)
宿に戻ってトマトパスタを作り、日記を書く。
明日は4時起き。
あれ?もう三時間しか寝れないぞ?
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カフェ、Wi-Fi、絵を描くのに適したテーブル。
この条件さえ整っていれば僕はごきげんです。
でもなぁ~~~、室内にいると、気分もどこかノらないんだけど、
外に描きに行くとはかどったりするんですよね。
僕は外で作業するのが好きなのかもしれない。
コーヒーを飲みながら、ね♪
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