-DAY PACK’s STORIES-
サブバッグに常時入れている
手帳サイズ(A6版)の文庫本サイズのノートに
旅人英語を駆使して描いた
超ど短編
の数々です。
日記に的に描いた話しや
特に考えもせずに練習用に描いた話があって
まぁ、
読んでいる側からしてみたら
かなりわかりにくい内容
なのはご容赦ください(笑)
まぁ、今の時代デジタルで修正はいくらでもききますよ!
そのソフトを持っていないのでミスは今のところ放置ですけどね!
そんなわけで今日も暇つぶしにどうぞ♪
Vol.111 “missing”
「行方不明」

「見つからない!見つからないよぉ〜!」
「何探してるん?」「なくなっちゃった!」
「もしかして頭にかけたサングラスのこと?」
「お、おめでと…」
▷たかだかバックパックというひとつの大きな鞄の中にしまって
いるのにも関わらず、物が見つからない時があります。
いや、話のようなベタなことはないですけどね。
大体そういう時って、長期滞在してベッドの周りを
散らかした時なんですよね〜。
時々あります。物を探すのに必死になる時が。
Vol.112 “courage”
「勇気」

「賛成できねぇな。サファリや部族なんて興味ないからな。
金がかかるじゃねえかよ」
「アフリカンを馬鹿にしにいくのか?
アイツらは動物園の動物たちか?」
「分かった!私一人で行くから!」
「ま、ちょッ!置いてかないで!」
▷スーダンに行く前はビビってました。
『これからブラックアフリカに行くのか..』
って考えただけでお腹が痛くなってました。
マラリアとかすげー不安だったし、
何よりこの時点で80万くらいしかなかったですもん。
思えば、アフリカ縦断にけっこうお金かかったんだなぁ。
Vol.113 “Aswan”
「アスワン」

▷エジプト、アスワンには
アスワンハイダムやアブシンベル宮殿と行った名所もありますが、
僕がここを訪れた理由はスーダンビザ申請のため。
シーシャが吸えるのもこれで最後かと思い
モクモク吹かしていました。あの甘ったるい味が好き。
おかげで肺を悪くしましたけどね。
Vol.114 “reflection”
「反省」

「騙す気か??!!お前最初に5ポンドって言ったろォ!」
『またキレちまった..。もうキレないって誓ったのに。
いや、おれたちにとっては安いよ?たかだか1ドルだろ..。
でもよ、でもよォ..
おれァ嘘が許せねぇんだよ..』
▷基本、エジプトでボラれることはあまりありませんでしたが、
アスワンではそこそこボラれましたね。
こちらが正規の値段を分かっているのにも関わらず
ふっかけてくる。何回も念を入れて値段を訊いたのにも関わらず
最後の最後で言い値が違うとなると、僕もキレますよ。
そんなお話。
Vol.115 “Is this CHANCE??”
「これはチャンスか??」

「これはチャンスか??そうでしょ!」
「恐れる事なかれ。旅に出よう」
▷デフォルメを崩してキャラクターを描きたかったんです。
線だけで色を表現する場合、そこを黒く塗りつぶすか
斜線を引くかのどちらかなんですが、
斜線の多様は絵をパっとさせませんね。
あとから見るとね、反省点が沢山見つかるのです。
Vol.116 “again’
「またかよ」

「ちょっと!」
「今日はあんたが料理作る番でしょ!」
「トマトパスタお待ち!」
「またかよ..」
▷そりゃ僕だってひとつひとつの漫画に意味を
ぶちこんでるわけじゃありませんよ!
今こうして説明みたいなのを書いてますけど、
書こうと思えばいくらでも書けますからね!
まぁ、料理スキルがないとレパートリーも
偏りがちだろうなということです。
いやね、旅に出てから料理スキルの重要さを
味わいましたよ!
それだけかな?
Vol.117 “Cheap Memory”
「安っぽい思いで」

胸が痛んだ。私はもうエジプトを発つのだ。
安かったホテル。安かったごはん。安かったシーシャ…
「安さ」が恋しいのだ!!!
▷それだけエジプトの物価はバックパッカーの懐に
やさしい国でした。
ローカルなカフェで壁にもたれながらプカプカと吹かすシーシャ…
シーシャの文化。それだけでも恋しいですね。
Vol.118 “”after border”
「国境を越えて」

「ここがスーダン..」
「なんもねえな…」
▷スーダンの思いではバスから眺める砂漠地帯。
毎日長距バスを乗り継ぎ、移動の毎日でした。
その理由は
「入国から72時間以内にスーダンを抜ければ
外国人登録は必要ない」
という情報を得たからです。
いや、高いんスよ。レジスレーション。
だって50ドルもするんだよ?
ちなみに国境ではなにも言われませんでした。
まぁ、ビザ持ってるからね。
Vol.119 “tiny town”
「小さな町」

私がその町に着いた時、日はほとんど暮れていた。
訪れた「ワディハルファ」という町はほんとうに小さな町だった。
日没後、人々はカフェに集まるのだ。
「なんもすることねぇな」
▷僕が旅をしているころはエジプトのアスワンから
スーダンのワディハルファまでバスで行けるようになりました。
ですが、夜行便のないスーダンではこの町に滞在しなくちゃ
次に進めないんですよ。首都のハルツームまでの直通なんて
なかったんじゃないかな?
この町で欧米人のサイクリストをチラホラ見かけました。
Vol.120 “like prison”
「牢屋みたい」

案内された部屋は牢獄のようだった!!
「あぁ..、今なら分かるよ?おれ。囚人の気持ちが。
牢獄ってテンション下げるだな」
「そうは思わないけどね!住めば都って言うし!」
▷宿のボロっぷりと言ったらスーダンがダントツでした。
え?これ水出るの?とか、用途不明なスペースだとか、
南京虫も沢山いるみたいです。
なんでかライトが赤い豆電球で、
あれでテンション保てるヤツがいたら強者だと思います!
あとがき
今回は一ページのイラストみたいなのが多かったですね。
いや、四コマ(以下の)漫画がいかに難しいか分かりました。
個人的には朝日新聞の「ののちゃん」が好きなんですけど、
読売新聞の「コボちゃん」はひたすら内容が平凡だったのを
覚えています。
でも、あれってネタがかぶらないようにかなり気を遣ってる
みたいなんですよね。
旅日記的な要素の強い10本でした。
お読みいただきありがとうございました♪
コメントお待ちしております。
それでは今日もよい一日を。
旅漫画すっごくいいです。
いつでも いいこと ばっかりじゃないっていう、
情緒が溢れた感じがリアルですね。
シミさんもそう?みたいですが、
私も基本、物を買わない主義でいきたいと思っています。
惜しみなく払いたいのは子供に関する物で、
ウタさんがおっしゃってるとおり、
漫画も教育に関する物がいいと思いますよ。
国の教育方針がかわって、国名もやたらと憶え
るみたいですよ。私は古い人間で 本 を
持ち歩きたいですけど、早く出版するには、
電子書籍の方がいいのかしら?
>あっきーさん
「物をあまり持たない」
そのような選択肢を選ぶあっきーさんは素敵です。
旅に出る前は「持っていたい」という物欲にまみれていましたが、
今は少ない持ち物でどう豊かに過ごすかを考えています。
二転三転するようですけど、それでも物は必要ですよね。
厳選された物ってどんな物でしょう?
長期連載している50巻以上ある漫画はなかなか置き場に困りますが、
再読に耐えうる価値のある一冊、
そういうものを描きたいですね。
感想ありがとうございました♪
しみさん、こんにちは。
マンガおもしろいですね~。
特にボクは英語の勉強したいなと思っているので、こんなふうに意味を解説してもらいながら、漫画を読めるとウレシイですよ。実際に「本(BOOK)」になってると、時々手に取って読めるので助かるんですけどね。子供の英語教育にもイイと思いますヨ。
と言うわけで、マンガを自費出版してください(^◇^)
PS
カエルダッシュさんのブログをしみさんの記事経由で拝見しましたが・・・
カエルダッシュさんの記事内に広告のクリックを誘導するような?文面が見受けられましたが、誘導をしてしまうと規約違反になり、最悪「広告差し止め」の可能性がありますから注意が必要ですヨ(〃´o`)=3 教えてあげた方が良いかも・・・一応念のため。
>ウタさん
どうも!おひさしぶりです。
そういう風に英語で書かれているのを
面白がってもらえると嬉しいです♪
英訳を観てくれる仕事仲間がいればなぁ
なんて考えたりします。
日本の漫画好きのアメリカ人とかフツーにいそうですけどね。
それに目指すところはやっぱり本の体裁ですよね。
漫画は電子書籍で全然読めちゃうけど、
描く側からしてみたら、物として残したいと思います。
P.s.
カエルダッシュさんには広告の件伝えておきました。
ありがとうございました!