▷Vol.121-130

 

 

-DAY PACK’s STORIES-

 

 

現在グアテマラ!

Wi-Fiの調子がピンキリで、
カフェに行かないとブログも更新できないっす。

ってなわけで最近ブログサボリがちですが、
今回も短編/イラスト10本の公開です☆

 

 

描いた場所はアフリカ、スーダンからエチオピアです。
いよいよブラックアフリカ来たぜって感じ。

マラリアなんなくてよかったっす。

 

 

 

 

 

Vol.121 “72hours”
「72時間」

121

「クソっ!間に合わない!」

「悪いですねぇダンナぁ。15分の遅刻ですわい。
あと外国人登録、してませんよね?
40ドル払ってもらいましょう!」
「ま、マジかよ?無理だろ…
72時間以内にスーダンを抜けるだなんて…」

▷いつものように説明なくしては
『なんのこっちゃ?』系の漫画です。
スーダンに入国するのに50ドルのビザを取るんですけど、
それに加えて「外国人登録」で追加の50ドルを支払わなければなりません。
絶対払わなくちゃいけないのかどうかはとてもあやふやで
「72時間以内の滞在で要登録」というデマだかガセを耳にした僕は
それを確かめにこの”72時間トライアル”をやりました。

ですが、ぶっちゃけ無理なんですよ。
スーダンは夜行バスがないから朝イチのバスで可能な限り移動しなくちゃならない。
最後なんて国境手前で一泊しなくちゃならないので
三日以内に抜けることは不可能なんですね。

で、結果はどうかと申しますと、
な〜〜〜〜んも言われませんでした。

 

 

 

 

Vol.122 “Drift”
「ドリフト」

122

▷相棒のまおと雑貨屋さん(ごっこ)の店の名前を決める時、
二人で観に行った同タイトルの映画を挙げました。
社会のレールの外を自分のスタイルで生きるのは
他の人から見れば
「ドリフト
(サーフィンの俗語で「フラフラ好き勝手に生きているという意味)」
しているように見えますが、僕はこっちの方がいい。

ロードムービーが好きなのは、
主人公たちがゼロから何かを創って、そして
前に進んで行くからだと思います。

 

 

 

 

 

 

Vol.123 “Lion & Coffee Bean”
「ライオンとコーヒー豆」

123-1

エチオピアに戻ってきたのは美味しいコーヒーを飲むためだ。
一年前、私はフェアトレードの会社で働いていた。
ここエチオピアで私は素敵な家族ができた。

今では私は結婚して日本に住んでいる。

 

123-2

「お前にまた会えて嬉しいぜ!待ちくたびれたっつーの!」

私のスーツケースに取り憑いている幽霊は
どこか元気そうだ。

▷旅の資金集めに明け暮れていたバイト時代。
空いた時間でエチオピアを題材にした短編を描きました。
それの続編です。
オンボロのスーツケースにライオンの幽霊が取り憑いているっている
よく分からないお話。

エチオピアには前から行きたかったんですよね。
「おいしいコーヒーの真実」っていう映画は
フェアトレードの必要性を知るきっかけになりました。

 

 

 

 

 

Vol.124 “buyer”
「バイヤー」

124-1

「これハンドメイドじゃん!ちょーかっけー!
買いだな!」

世界一周の旅路でおれは「オリジナル」な雑貨を
仕入れてまわっている。

 

124-2

おれとまおとで雑貨屋をオープンさせようと計画しているのだ。

「ナチュラルレザーのかっちょいい財布仕入れたわ」
「仕入れる前に確認とらなかったのワリぃ」
「けど、これマジでよくねぇ???」

「!」
「売れそうにない。お前センスねえわ」

▷旅をしながら雑貨を仕入れてきましたが
旅する雑貨屋”Drift”はビジネスのためじゃなくて
何か面白いことに繋がる種として僕は考えています。

雑貨を仕入れる時に、それを手に取った人のことを考えるんですよね。
『どんな風にこの雑貨を使ってくれるんだろう?』って。

僕自身はアクセサリーは一切つけないし、
雑貨もそこまで持っていない。だけど買うのが好きなんですよ。

そして、直感にまかせて雑貨を買うと相棒からダメ出しを受けるのです。

 

 

 

 

 

Vol.125 “Morning Coffee”
「モーニング・コーヒー」

125

「まお、何やってんだ?」

「おおっ!マジで美味ぇや!」
「だろ?朝のコーヒーは最高だよ」

▷こういう旅の日常の一コマって好きです。
村上春樹やヘミングウェイの食事の描写って
読んでると、いいなって思うんですよね。

自分も同じことがしたくなるような描写力も
磨いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

Vol.126 “At bus terminal”
「バスターミナルにて」

126

「ファック!」
「三時間も待っているっつーの!
あとどれだけ待てばいいんだよ!?」

▷そうそう。エチオピアもバスが朝早かった。
夜道を走るための街灯がないので、
長距離で移動する場合にはどうしても
日の昇る前にバスターミナルに行かなければならない。

もちろんアフリカのバスは遅れて出発します。
そんな時に僕は思うのです。

『こんなに早く来る必要なくね?』
と。

 

 

 

 

 

Vol.127 “front of gate”
「ゲートの前で」

127

 

僕はバスターミナルの門が開くのを待ってる。
冬のアフリカでは朝は少し冷え込む。
人々は小さな(移動式の)カフェに集まるのだ。

「美味しいな..」

▷エチオピアのバス移動は早起きしなければならないことは
先ほど描きましたが、そこにも印象に残る光景はあるんですよね。
コーヒーの産地として有名なエチオピアでは至る所で
オーガニックのコーヒーを飲むことができます。
小さなカップで5円とかだったかな?

火鉢から湯気が立ち上るのを観ると、
『あぁ、旅しているな』と思うのです。

 

 

 

 

 

Vol.128 “Cactus”
「サボテン」

128

「この曲好きっしょ?」
「”イージュー★ライダー”..。奥田民生か。
『僕らの自由を、僕らの青春を』って旅やね」

▷ノートを持っていればどこでも絵が描けると言いましたが、
やはり場所が大切でして、明るい場所であること、
テーブルがあることが前提条件です。僕にとって。
だけど、この絵を描いた時はベッドの上で描いたんですよね。

っていうか、女のコとこういうイヤホンの使い方したい..(笑)

 

 

 

 

 

 

Vol.129 “injera”
「インジェラ」
129

「だめだ!ここにも私に合ったヤツがない!」
「ここもダメ!!その隣りも..!!!」

「頼むからもっと他のもん食べさせてよぉ〜!
インジェラはもう食べられないよぉ〜〜!!!」

▷エチオピアに「インジェラ」っていうソウル・フードがあるんですけど、
まぁ、ぶっちゃけて言いますと
美味しくないんですよ。
生地が酸っぱくて途中で飽きてくる。完食しにくい。

しかもレストランはどこもこればっかりで、他の食べ物にありつくことが
なかなか難しい。
エチオピアに来たら痩せると思います。
それにしてもなんでエチオピア人ってインジェラ好きなんだろ?

 

 

 

 

 

Vol.130 “Shashamane”
「シャシャマネ」

130

▷シャシャマネの町には「ラスタ村」があります。
ラスタ(ファリズム)っていうのは
黒人の原点回帰運動のことで
音楽とかマリファナの文化を大切にしているんですね。
ほら、ボブ・マーリーとかそうですよ。

それでこのシャシャマネって町に行ったんですけど、
う〜〜〜ん、観光客に金をせびってくる偽ラスタマンたちが
たくさんいたって印象ですね。

このノートも少し慣れてきたって感じ。

 

 

 

 

 

あとがき

いかがでしたか?

漫画を描いたのはもう半年以上前ですが、
ひとことを載せていて『あぁ、こんなことがあったなぁ..』と
思い出しました。

アフリカには「散歩しにいく」というテーマで
お金をかけずにプラプラと旅をしていました。
ツアーとかほとんど行かなかったしな。

中でもエチオピアはよかったです。

あれだけ黒人にビビっていたけど、
だんだんと彼らの中にいることに慣れてくるんですよね。

みんなよく笑ってたしなぁ。

 

また、感想いただけましたら幸いです。

最近作業環境が整わないと無理にブログの更新を
しなくなりました。

マイペースに更新しておりますが、
遊びに来ていただけると幸いです。

 

 

それではよい一日を!


4 件のコメント

    • >みやわきさん

      そんな!
      僕だってしょっちゅうブログの中で
      誤字脱字してますよ!

      申し訳ないだなんて!
      それじゃあ一体僕はどうしたらいいんですか??!!

      今の心境を申しますと、
      阿部サダヲ主演の「土下座の王様」が見たいですね。

  • シミさん、こんにちわ。

    誰だ?って聞かれそうですが(笑)
    すっごい久しぶりですね。
    特に何があった訳でもなく何となく他の事してただけ(^^♪
    日本にいるとなんか世話しないんですよね・・何でか分からないけど。
    朝起きてお仏壇にご飯とお茶とお水をお供えして
    両親の写真と一言二言話して、掃除して選択して読書して
    メダカと会話して・・たまーに気が向いたら草を引いて(笑)
    毎日毎日こんな事の繰り返し。
    旅の空の下にあるシミさんが羨ましくて・・嫉妬にかられちゃう(^^♪
    転がる石には苔は生えない・・そんな人生を目指してた筈なのに
    なんでこんな平凡な毎日をだらだら過ごしてるのかな?
    って、落ち込んだ時の頭の中はぐちゃぐちゃです。
    《金丸さんへの手紙》を覚えてますか?
    シミさんのページに来る時はそこが入り口なの。
    今日も一読して参りました。
    後、40年若ければ・・・・・って言っても、まぁ、私には無理ですけどね(笑)

    あぁ、励ましのメールをするつもりでいたのに(..)ごめんなさいm(__)m
    とにかく明るく元気に無事のご帰国をお待ちしています。
    まだだいぶ先になりそうですね(^^)

    • >みやわきさん

      いつもコメントくださっているのでもちろん覚えていますよ♪
      僕が使っているWordPressにはコメントの検索機能もあるので、
      いつ頃コメントをくださったのかも遡ることができます。

      そうですね。
      世界一周が終った金丸さんへ感謝の手紙(的なブログ)を描いたのが
      コメントをくださった最初の時でしたね。
      あーー、金丸ロスはまだあるな。僕は。

      長旅もいつかは終りを迎えます。
      10年続ければその道で食べていけると言われておりますが
      僕は一生旅をしていきたいと思っているわけではありません。
      「世界一周」という言葉に憧れて、嫉妬で誰かを呪い殺す生霊になる前に(というのは言い過ぎですが)
      旅に出る他なかったんです。

      そして
      親元を離れるとやはり家族のありがたみをしみじみ感じます。
      『こんなフラフラしていておれに家族を持てるのだろうか?』
      と思うこともしばしばです。

      確かにみやわきさんから見たら僕は羨ましいことをしているのかもしれませんが、
      こんな素敵な文章でいつもコメントをくださるみやわきさんも、
      あくまで僕の想像ですが、心の豊かな毎日を過ごされているのだと、そう思うのです。

      最近、自分を取り巻く環境の大切さを実感します。
      僕の場合それは作業の効率に関することだけど、
      一カ所にいるよりかは自分の周りの環境を少し変えてみるだけでも違うのです。

      旅先でしょっちゅうカフェに行く僕ですが、やっぱり外はいいですね♪

      カフェは小宇宙だと思います。
      さぁカフェに行こう!

      なんつって(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!