シミです!
WiFi環境のいい時にマイペースに投稿する「路上漫画」
バスキングの収入のメインは似顔絵なんですけれど、
『お客さんを待っている時間が勿体無い。そもそも僕は漫画家だし、それなら漫画を描いて実演しよう!』
って感じで描いた1ページの(主にナンセンス:意味がない)短編たちです。
だってね、英語で漫画描いたり、中国語で漫画描いたりするなんて無理な話じゃないですか!単純に見て分かるものをメインに描いていました。
それでは第5弾。ドーゾ!
「アイアマヒーロー(I AM A HERO)」オーダーメイド

「私の名前はサム!この街をモンスターから守っている!」
「ギャオ〜〜〜ッッ!」
「いや!でけえから!」
「ふっ…。(通話)あ、もしもしスパーダーマン?ちょっと頼みがあるんだけど?」
これはオーストラリアのサンシャインコーストで描いた作品ですね。
似顔絵でお客さんが待っている中、「おれを漫画に登場させてくれ!」ってオーダーにはちょっと困りましたね。地味に時間かかるんすよ。漫画描くの。ストーリー考えたり、背景描いたり、ね。
「マシュマロボーイ」

「おいっす!僕はマシュマロボーイだよ!」
「はぐっ…。な、何が起こったんだ??!!ほ、炎?」
「ぎゃあぁあああ!!!」「?」
こういうブラックユーモアみたいな話が好き。
うん。実際マシュマロに意思があったら、こんな感じっしょ?
けっこうな拷問だこと(笑)
「トラム」

「!あ、肩にてんとう虫ついているよ?」「ほんと?気がつかなかったな」
「きっとコイツはセントラル・ステーションからついてきたんだよ。てんとう虫からしてみたら、この街は宇宙みたいに感じるんじゃないかな?」
「だからさ、おれは想像するんだよ。このてんとう虫は旅人なんだ。孤独で荒地を旅する。そんな旅人を」
メルボルンでトラムに乗った時、僕の肩にてんとう虫が留まっていた。虫たちからしてみたら、僕たち人間の生きるこの世界はどれだけ広いんだろう?そして彼(もしくは彼女)が自分の仲間を見つけるのに、どれだけ時間を費やすのだろう?そう考えました。人間は、この地球上の、それも人が集まる都市に行けば否応なしに他の人間と会うことができるが、虫たちのスケールからしてみたら、この世界はとてつもなく広い宇宙で、仲間たちと巡り合うのに、人生をかけなければならないかもしれない。それはまさに孤独な旅人だ。
ドローイング(無題)

前回「瀧」という作品を描いたんですけど、そう毎回毎回名前がつくわけじゃありません。っていうかこれミジンコっぽくないですか?いや、特にミジンコ描こうと思って描いていたわけではなくて、たまたまそれっぽくなっちゃっただけなんすけどーーー…、
まあいいや。
今回もお読みいただきありがとうございました♪
それではまた次回!
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