描けば描くほど、わからなくなってくる。
「似顔絵」とはなんぞや?
という質問が頭の中でぐるぐるぐるまわる
今回のデジタル似顔絵公開は第6弾となりました。
繰り返すようですが、
僕のは「似顔絵」ではなく「キャラ化!」
その人だとわかる絵を描きつつ、どこまで遊べるかが勝負です。
そうやってないと、描いていて面白くなくなっちゃうんですね。
だんだんデフォルメも安定して来ました。
それではいってみよー!
南川桐子さん
![](http://yosukeshimizu.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
南川さんは、送られて来た写真に顔がほとんど写っておりませんでした。
トングのようなものを片手に持ち、体を横に倒すその写真からは
「このポーズで描いて!」
という暗なる要望が感じ取れたのですが、
さすがに顔がわからないんじゃ、キャラクターも描けません。
南川さんには追加でお写真を送っていただいて、ポーズだけ引っ張られる形で描きました。
スポーティにしたのは、大きな声じゃ言えないんですが、
いただいたお写真に
美味しそうに何かを食べている写真が多かったのと、
写真によって顔つきが異なっていたからです。
殴られること承知で言いますが、南川さん…、
痩せてた方が可愛いですよ!
「あなたはスポーツウェアが似合いますよ!」
ってことでしょうか?
このイラストにはそんなメセージも含まれているんですね笑。
青木 朋子さん
![](http://yosukeshimizu.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ご縁大使の中にはむっちゃ恥ずかしがり屋の方もいらっしゃいます。
青木さんから送っていただいたお写真は
鳥居の後ろからひょこっと顔を出す写真。
ま、まさか、鳥居も一緒に描けってことですか?
ってそんなわけにも行きません。
引っ込み思案ってかんじかなぁ〜ってところから読書女子なイラストに仕上げました♪
kiyoko-matsumotoさん
![](http://yosukeshimizu.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
マツモトさんは、いただいたお写真が複数あったのですが、
中でも着物を着ている服が一番おきれいでした。
着物って、日本に伝わる伝統の服ですが、普段あまり着ている人を見かけないため、
着物を着ているだけで、その人のキャラクター色を強めることになるんですよね。
見ただけで、「あ!この人は着物キャラにしよう」ってなっちゃいますもん(ベタですけど)
テーマは「茶屋娘」。時代劇はほとんど見ませんが、「サムライチャンプル」は好きだったな。
ジーニョさん
![](http://yosukeshimizu.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
はい。出ました。
カップル+ペット系ですね。
いや、すっげー気持ちわかるんですよ。
「大好きな人と一緒に描いて欲しい!」ってお気持ちは。
でも、描く側は大変なんです!
色塗る場所も二倍ですからね。おまけにペット(?)も…???
ですが、こういうご要望を受けた場合、「できましぇん..」じゃ男が廃ります。
っていうか一種の挑戦状だと思ってます。
「てめぇ、何「旅する漫画家」とか調子こいてんじゃぁこらぁ!二人描いてみろーや!」
売られた喧嘩は買う!よっしゃやってやんよ!と気合入れて描いたイラスト。
たぶん二時間以上かかってます。
くすもと ひろこさん
![](http://yosukeshimizu.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
くすもとさんには、前回の世界一周学校文化祭でも似顔絵のオーダーをいただいておりました。
この度はご縁大使にご就任おめでとうございます。
僕の中でひとつのテーマ、
二回目以降の人は前回よりも上手く描く!
を達成できたイラストだなと思っております。
くすもとさんもノって描けました。
しゅっとした感じがキュート♪
あとがき
だんだんと、単なる似顔絵ではなく、
キャラクターとしての個性が立ったイラストが描けてきたんじゃないかなと思います。
不思議な話で、7〜8時間くらい作業した後に
筆が思うように動き始めるんですよね。それまでは描いて慣れるしかない。
しかもしかも!
寝て起きると、そのノリはどこかに行ってしまうんです。
まるで「風来のシレン」でゲームの続きから始めるような感じ!
※nintendo64版はセーブして電源をリセットとすると、レベルは1からやり直しっていう過酷な設定なのです。たしか。
それでも、わずかながらに絵を描いた「履歴」みたいなのが体に残っているんですね。
絵の上達って、そういう翌日から繰り越した微々たるものの積み重ねなような気がします。
僕は格段絵の才能がないからこそ、そういうものを積み上げていかなければならないんでしょうね。
さて、
昨日、納期一週間の依頼が入ったので、
ちょっとそっちに注力しようかなと思います。
インド行きまで時間がないぜ!
インド出発まで残り20日!
[ad#ad-1]
コメントを残す