「ヨルダンに歯医者は意外と存在する」

世界一周522日目(12/2)

 

 

テント寝るより、ベッドで寝る方が
何倍も気持いいに決まっている。

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隣りのベッドの中国人のカップルが
起きて行動を始めていたが、

僕はそのまま寝返りを打って壁側を向くと
そのまま二度寝をした。

 

 

そういう風にしてiPhoneのアラームを
15分か30分後にセットして、三度寝、
四度寝まで行って

ようやく僕はベッドから起き上がることができた。

 

 

ここはヨルダン、アンマン
泊まっているのはマンスールホテル

 

 

 

 

レセプションまで降りて行くと、
スタッフのおっちゃんが
「朝メシはいるか??!!」と訊いてきた。

 

 

ここは一泊4ジュディー(680yen)という
格安で泊まれるだけでも驚きなのに、

それに加えて朝ご飯まで食べれるなんて、
このホテルがちゃんと経営できているのか
心配になったくらいだ。

パンとジャム、ゆで卵とオリーブの実、
なぜかチョコレートのお菓子がついている。

目がくぼんで誰かに殴られたような陰ができている
オーナーのおじいさんに紅茶をもらうと、
あっと言う間に平らげてしまった。

 

 

さてと、今日はー、

 

 

 

よし!
グダグダしよう!

 

 

 

いや、ウソウソ!

この後どういうルートで
旅をしていくのがいいのか、
マップを見てプランを立てた。

先にイスラエルに行って、
再びここへ戻って来て、

それからペトラ遺跡へ行き、
エジプトへ行くのがよさそうだ。

 

 

水着は持っていないので
(チェコでバックパックごと盗まれてしまったので)
死海へは行かない。

そう言うと、
中国人の女のコは
「服を着て入る人もいるみたいよ?」
と僕に言った。

いいよ。浮くだけだろ。

 

 

それに超しょっぱいんでしょ?

特に惹かれないからいい!

 

 

 

 

 

 

 

それより

僕はここで
歯医者さんに行きたかった。

アフリカで安く腕のいい歯医者がないかと探していて、
候補に挙がったのがヨルダンだった。

ヨルダン人の彼氏さんを持つ方のブログによると、
ここに日本語が喋れる腕のいい
女医さんがいるらしいのだ。

 

 

 

日本で治療した歯が痛みだしたのは
イギリス、マンチェスターを旅した時だった。

いや、そもそも、右奥歯を治療して
すぐに違和感があった。

『治療の後だから少し痛むのかな?』

と放っておいたのだが、
ちゃんと直っていなかったのだ。

 

 

右奥歯で固い物を噛んだ時に少し違和感があった。

僕の無事な歯は下の4本だけだ。
あとは全て治療済み。

この旅の中でミャンマー、ネパールと
歯医者へ行き、検診とクリーニングをしてもらった。

 

 

あれからどれだけ経っただろう?

ヨーロッパは物価が高いから
歯医者へ行くなんていう選択肢はなかった。

もしかしたらついに虫歯が
できてしまったかもしれない。

僕はどうにかして、
その「腕のいい女医さん」を見つけようとしたのだが、
ブログには歯医者の住所も書いてなかった。

こんなことならコメントして
住所教えてもらうべきだったなと後悔した。

僕はいつも肝心なことを先延ばしにしてしまう。

 

 

 

もしかしたらここのオーナーのおじいちゃんが
知っているかもしれないと思い、

訊いてみると、

宿の近くに
3つも歯医者がある

と言うのだ。

 

 

もしかしたらヨルダンは
歯医者がポピュラーな国なのかもしれない。

一軒はおじいちゃん歯科医。
もう一軒は英語が喋れる安い歯科医。
少し歩いた所に女性の歯科医がいると教えてくれた。

たぶんそれはブログに載ってた場所ではないと思うけど、
僕はとりあえず歯医者に連れて行ってもらうことにした。

 

 

 

 

 

僕と宿のスタッフ、中国人のカップルと一緒に外に出た。

12月の昼前のアンマンは
まるで日本の秋のように爽やかだった。

日差しは少し暑いが、
時折ひんやりとした風が吹き抜ける。
なんだか日向ぼっこでもしたい、そんな天気だった。

 

 

中国人の彼氏の方が、
「何か中国語知ってる?」って言ってきたので、
「シェイシェイ」と「ウォー・アイ・ニー」と言うと、
「オイオイ、マジかよ!ってことは
「ニー・アイ・ウォーだな!」」面白がってくれた。

 

 

え?意味?

「愛してる」って意味(笑)。

いやさ、相対性理論ってバンドで
そういう歌詞があってね。覚えてるんだよ。

 

 

 

 

中国人のカップルとは両替屋の前で別れた。

僕は宿のスタッフに連れられて、
一軒目の歯医者へと足を運んだ。

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一軒目の歯医者は
おじいちゃんがやっている歯医者だった。

こんなところで、抜歯でもされたら
たまらないなと思う。

きっとここで何人もの患者の歯を
抜いてきたことだろう。

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じいちゃん歯科医も英語を喋れたが、
宿のスタッフが通訳をしてくれた。

ひとまず歯を見てもらって値段だけ知ろうという
こちらの要望は伝わった。

 

 

年季の入った診察台に横になり、
おなじみの頭上のライトが顔を照らす。

小さなミラーで痛む歯をじいちゃんが見て行く。

 

 

ど、どうなっているんだ?

やっぱり治療かな…???

 

 

 

 

 

「おい?
なんともなってないぞ?」

 

 

 

って、ウソォォォォ???

 

 

 

「ちょ!
ちょっと待って下さい!
確かに痛むんです!」

あの虫歯に当てると「ウヒッ!」ってなる
冷風を当ててどこが痛むのか確かめてもらったのだが、
それでもじいちゃん先生は「異常なし」と言うのだ。

 

 

「これは歯ぐきに問題があるな。
薬出しとくよ。飲んでおくように」

「え???もうおしまい?
ほ、他は??!!他の歯は大丈夫なんですか?」

 

 

簡単に全ての歯をチェックしてもらったが、
虫歯は見つからなかった。

それどころか
「なんだよ。よく磨けているじゃないか」
とまで言う始末。

診察代5ジュディール(849yen)を払って
処方箋をもらった。

 

 

すぐ下の薬局でモンダミンみたいな薬と
飲み薬を9ジュディール(1,529yen)で買って
今日の僕の一番のメインイベントは終了してしまった。

ここまで一時間もかかっていない。

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『あれ..???』

 

 

肩すかしを喰らった気分だった。

ま、まぁ、大丈夫なら、いいか…。

 

 

処方してもらったばかりの薬で、
お口をクチュクチュすると
僕はサブバッグとギターを持って
近くを散策することにした。

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中国人カップルはこの街に
古代ローマ時代の劇場があると言っていた。
僕もそこにいってみよう。

どこにその劇場があるのかわからなかったので、
とりあえず高台へと登ってみた。

この街は急な坂が多く、茶色の建物が密集している。
それを高い場所から見下ろすのはなかなかの長めだった。

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2ジュディール(340yen)の入場料を支払い、
それっぽい遺跡に入ってみたのだが、
そこは別の目当ての遺跡ではなかった。

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一通り敷地内を一周して
ベンチに腰掛けてギターを弾いた。

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ベンチに座ってアンマンの
ごちゃごちゃした街を見下ろしていると、
なぜだか分からないけど、
旅をしてるなって気分になれた。

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目の前に目当ての劇場が見えた。

きっと大昔の人たちもここから
タダでライブが行われているのを
ここから眺めたのかもしれないな。

確かにいいスポットだった。

 

 

 

古代ローマの劇場の入場料は
1ジュディー(170yen)だった。

ここはそこまで入場料高くないのかもしれないね。
あのペトラ遺跡を除いて。

 

 

 

 

遺跡に入ると何組かの観光客たちが席についていた。

僕は演劇をする立ち位置で、彼らを見た。

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なんだか無性にハーモニカが吹きたくなった。

ここで音を奏でたら
一体どんなふうに音が響くんだろう?

 

 

サブバッグからハーモニカを取り出し、
適当に音を鳴らすと、ノリのいい観光客のお兄さんが
「いいぞーーー!もっとやれーーー!」と煽ってくれた。

 

 

すぐに警備員が僕のところにやってきた。

 

 

 

「すいません!
すぐにしまいますから!
やっぱここでやっちゃマズイっすよね?
へへへ…」

 

 

「やるんならこっちでやれ!」

 

 

「へ?」

 

 

 

連れていかれたのは、劇場の中心。
一番目立つ場所だった。

オイオイ!警備の兄ちゃんまで
ノリがいいってどういうことだよ!

ハーモニカで数曲披露し、
まさかその後ギターで唄わせてもらえるだなんて!

 

 

 

やーーーー…。

 

 

 

 

なにこれ?

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人々の視線が集まる久々の舞台に、足が震えた。

さすがにずっとってわけじゃないけど、
途中からジャズバンドの4人組が出て来て、
危うくセッションになりかけたよ。

そんなセッションだなんてできませんって!

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楽しいライブ

を終えて
しばらく街をぶらついた後、
僕は宿に引き上げることにした。

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宿にいる日本人の方々に
話しかけるようにしている。

どこから来たんですか?
どれくらい旅をしているんですか?
何か面白いことありました?

そんな当たり障りのない質問だ。

 

 

いつもは一方的に話してばっかの僕だったが、

最近、水墨画家のシンペイさんや
華道家のリョータさんなどの面白い人と会うことにより、
人の話を聞くのも楽しめるようになってきた。

僕より先にここに滞在していたお兄さん二人は、
友達と3ヶ月の二人旅をしていた。

 

 

 

 

 

そんな中で出会ったのが、
同い年のひーやんだった。

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僕なんかと違い、
しっかり社会人として働き、お金を貯め、
世界一周をしている最中だった。

150万円という資金で、
行きたい場所をバシバシッと攻める旅だった。

 

 

「最近、面白いサイトを
探しているんですけど知りませんか?」

「え?じゃあおれのサイト見てよ!」

 

 

あーー、
他の人の世界一周のブログかぁ~~~…。

なんとなくだけど、予想つくな。

 

 

 

ちょっと読んでみて思った。

 

 

 

 

『これ、面白い…。』

 

 

 

 

書いてあることのほとんどが
世界一周とは関係ないのだ

ちにみにひーやんのサイトは
コチラ☞「On the Road

 

 

この間読んだばかりの
生物学の本のレビューみたいなことが書かれていたり、

オススメ旅映画10線」なんかベタなのもあれば、

やりたいことの100のリスト
なんていうのもあった。

そして使っているブログのソフトが
僕と同じ「WordPress」だった。

 

 

本が好きというひーやん。

世界一周の旅に出るだけあって、
共通の知っている作家なんかもいて
話が盛り上がった。

っていうか、こっからはけっこう喋ってたな。
ペラペラペラペラと。

 

 

 

ひーやんの話で面白かったのは、
旅に出る前に

「あなたのお気に入りのぬいぐるみが
世界一周します」

という企画で
クラウド・ファウンディングをした話だった。

 

 

 

「結局いくら集まったんですか?」

「6万円かな?」

「すごいじゃないっすか!
(なぜか謙譲語なのだ)

「目標金額は30万円だったけどね」

 

 

やっぱり、日本人宿は楽しいかもしれない。

まぁ、合う人もいれば、
合わない人もいると思うけどね。

100%の期待なんてもちろんしない。

 

 

 

そこにある偶然性にちょっとだけ身を任せるのだ。

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あーーーーーー。

淡々としてたなぁーーーー。

いいや。自分が日本に返ったとき、面白いって思えれば。

はーーい。
今日のブログ面白かった人、手ぇ挙げてーーーー!!!

 

 

(シーーーーーン…)

 

 

本日の授業はここまで!
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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!