「ブロウ・イット!」

世界一周634日目(3/25)

 

 

筋肉痛

になっていた。

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それでも動けないほどじゃない。
心地よいくらいの筋肉痛だ。
『あぁおれ、体動かしてんじゃん』って感じの。

 

 

ここは南アフリカ、ケープタウン
僕はマサトさんと一緒にマユさん、エリオットのお宅に
居候させてもらっている。

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エリオットが出勤して、朝のコーヒーをいただいた後は昨日と同じだった。

マユさんとマサトさんはパソコンに向かって作業をしている。

特にマサトさんに至ってはかなりすごい。

エジプト、ダハブの時もそうだったけど、
外から帰ってくると

「朝見た時と同じ場所にいる!!!」

ってくらいだ。

それだけ、時間を注いだからこそ、
あの安定したブログの供給ができているのだ!

マジすげぇ!もうこっちなんて日記書くので精一杯だもんなぁ…。

 

 

 

 

 

部屋にあるのは背の低いテーブルだ。

だからあぐらをかかなくては作業をすることはできず、
僕はすぐに腰や背中が痛くなってしまう。

ここで9時くらいまで日記を書いていたのだが、
集中力というか、文章が一行も書けなくなってしまったために、
外に出ることにした。

チェッカーズでバナナと、お気に入りのチョコレート菓子を買って、
近くのカフェでフィルターコーヒーを注文して机に向かった。

やっぱり僕には机と椅子が必要なんだと思う。
それと一人で作業する時間かな。

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カフェの客の半数以上は欧米人だった。

なんだかみんなバカンスというか休暇みたいに
リラックスしてぺちゃくちゃと話している。

というか、ここのエリアの多くは白人だ。
街を歩いていても危険な感じはしない。

南アフリカ、ケープタウンといってもかなり広いので、
もちろん移民なんかが住んでいるエリアもあれば、
行かない方がいいエリアもあるみたいだけど。

ツーリストが日中歩く分にはケープタウンは安全な街かもしれない。

 

 

 

日記を一本だけ描くと、いつものようにノートに漫画を描いた。

場所は違えどやることは一緒なのはマサトさんと変わらない。
ただ、僕は外の方が好きなだけだ。

 

 

『あれ?本を持つ手ってどんな感じだっけ?』

とiPhoneの全面のカメラを使って自撮りをして絵を書いた。

自分の想像だけだと、ポーズもマンネリ化しがちだから、
意識的に違う絵を描くようにしていかなくちゃいけない。

だから、自分にとっては写真は大事だ。

 

 

 

 

 

 

16時半

には切り上げることにした。

そしてみんなで今日の夕飯作りに取りかかった。

 

 

そして家にやって来たのは、知っているけど、

『お前誰だ??!!』

と思わず言いたくなるようなヤツだった。

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ガクくん
と別れたのはウガンダのカンパラ

彼はカンパラでコンゴビザを取得し、
ルワンダなどいくつかの国を回ったあと、
コンゴに向かったわけなのだが、

なんと入国拒否されたらしいのだ。

 

 

「ビザを発給した場所が自分の国でなければならない!」

とイミグレーションで言われたらしい。

おかしな話だ。

西アフリカの別の国境から行くのであれば入国できる国なのだ。

ちなみにビザ代にかかったお金は160ドル。
それが水の泡となってしまったというのだがから、

うん、ドレット?にもしたくなるよね。
髪の毛の50%以上はエクステだと言う。

(え?タンザニアで千円でやったの?入国できなかったのはきっとそれじゃない?)

 

 

 

僕たちは各々に自分のできる範囲でマユ先生の料理をサポートした。

その合間にエリオットが剣玉を披露してくれたのだが、
重力を無視したようなテクニックの連発にただただ見とれるばかり。

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上手い人の剣玉生で見ると、もうなんか違うよね…。
剣玉ってそんなアグレッシヴな遊びだったっけ?

 

 

 

一つの技が失敗しても、何度も何度もチャレンジするエリオット。

ちなみにスケボーもめちゃくちゃく上手いのだとか。

ひとつのすげートリックの裏には、
何百回、何千回もの失敗があるんだよな。

こういうのを見ると、自分の絵が下手くそでも
頑張らなくちゃなと思えるのだ。

が~まるちょばの
「やってれば上手くなるっしょ?」というポジティヴな言葉は
間違っていないと思う。

 

 

 

 

剣玉の傍ら、僕は野菜をカットしていた。

料理に関して言うとクソほど初心者な僕だ。
未だに「猫の手」ができないまま野菜を切っている。

マユさんに指示してもらって、
ビーツやらタマネギやらを包丁で切っていった。

もう使わない道具があるとさっさと洗ってしまった。
そいうところは飲食店でバイトしていてよかったと思う。

日本にいた頃はどうしても気持が向かわなかったけど、
今はなんだか料理への興味も湧いて来た。

 

 

 

 

「バックパッカーのレシピを
漫画にしたら面白いんじゃないか」

と思う。

村上春樹やヘミングウェイの小説の中に時々料理の描写があるように。

「料理漫画」というジャンルは確率されているけど、
物語の最中に美味しそうだなと思わせる漫画の描写が
描けるようにもなりたい。

絵を描くこと意外も僕の漫画に繋がっているのだ。

 

 

今日の夕飯はココナッツカレーだった。

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ジャズ

フェスティバルが開催されるということで、
夕飯を食べ終わると、みんなでそこへ向かった。

街のビルの中にある広場には特設のステージが組まれ、
既にバンドが演奏していた。

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聴いた感じはジャズというか、普通のポップスみたいだったが、
みんな楽しそうに音楽を聴き手にはビールを持っている。

 

 

僕はこういう場所に来ると、代々木公園を思い出さずにはいられない。

大学時代に相棒に誘われて在籍した
ごみゼロナビゲーション(今ではアイプレッジ)では、
代々木公園で行われるイベントで何度も活動してきた。

フリーター時代もイベントに遊びに行ったりもした。

あぁ、どこに行っても同じことがあるんだなぁと
僕は嬉しい気持になる。

 

 

そこまでノれるわけではなかったが、
適度に体を揺らして周りの人たちを眺めていた。

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マサトさんとガクくんは
人ごみにだんだん疲れを露わにしていた。

全く知らない曲で、イベント自体を楽しめていない感じ。

僕もずっと立っていることに対して、だんだんと疲れて来た。

 

 

バンドの中には時々、ボブマーリーなんかの
有名アーティストのカバーが含まれていた。

イントロを聴くとみんなが盛り上がる。

『あ、この曲知ってる』
とどこか自分が取り残されていないような気持になる。

みんなが知っている曲をカバーすることの
大切さってのが少し分かった気がした。

 

 

 

僕はこういうライブがあると最前列に行ってみたくなる。

だが、今回はマユさんたちがいるので、
最初の方ははぐれないように一緒にいたのだが、
ほんの20メートル先まで行って、
もといた場所に戻ってみると、

みんなの姿はなかった。

 

 

たった15分みんなとは別の場所にいただけなのに..。

『アイツ勝手にどっか行っちゃったから、もう帰ろうぜ』

とか言っているのだろうか?

 

 

 

 

フェスで迷子ほど情けないものはない。

周りの人間は誰かしらと来ているっていうのに、
僕だけ音楽そっちのけど、グルグルとお案じ場所を回る。

途中十名以上が振り付けも全く同じで曲に合わせて
ダンスをしていたのを見たけど、僕はそわそわしていた。

 

 

それでもなんとかマユさんたちの姿を見つけることができた。

みんなも少し移動していたのだ。そりゃ見つからねえって。

ガクくんはこのタイミングで宿に戻っていった。
楽しめていないなら自分のタイミングで帰るのも大事だと思う。

 

 

 

 

 

だが、この後(トリ)が盛り上がったのだ。

 

 

 

最後に現れたバンドは電子サックスだかを吹くヤツだった。

ギター、べース、ドラム、それに加えて面白い音の出る
金属製のドラムを持ったヤツのいる5人編成。

そしたタテノリのジャズが開場に響き渡った。

 

 

そして自分の中の何かのスイッチが入った

もう回りなんてそっちのけで体を揺らしまくる!
最後の方には前に行き踊ってた。

周りのリスナーは
かなり引いてた(笑)。

もう気分はジャズを聴いてる時のディーン・モリアーティだよ!
「MCはいいからとっとと吹け!」って感じ。

 

 

 

 

 

汗だくになって、引き上げことになった。

小銭をせびってくる女があまりにもしつこいので、
5ランド分くらいのコインを渡した。

エリオットはそれを見て
「あぁ、アイツはドラッグ目当ての金をせびってるんだよ」
と僕に教えてくれた。

確かに服装も綺麗だったし、路上生活者には見えなかった。
僕のした行為に徳もクソもなかった。

 

 

 

 

 

帰り道で誰かと軽くぶつかった

相手の手に持っていたコインが数枚道端に落ちる。
それを拾おうとすると、
ソイツは急に僕に金をせびってくるようになった。

エリオットが「もういいよ」と言うので、
「ごめんね」とその場を去ろうとしたのだが、

 

 

「おい!あんたのせいでおれの金が消えちまったよ!」

そう言ってずぅ~~~っとしつこく僕たちの後をついて来た。

エリオットは棒読みで「アイムソーリー」を連発していた。

結局ソイツは途中で諦めた。
家の直前だったので、どうしようか心配になった時だったので助かった。

エリオットが言うには、それが先ほどの男の”手段”なのだという。

わざと歩行者にぶつかりいちゃもんをつけて金をせびる。

 

 

「ああいう時は怒ったら相手の思うツボだよ。
アイツらからしてみたら怒らせて、
自分が手を出せるきかっけを欲しいんだ」

 

 

ふむ。

「ありがとう。もう二度とあんなトラブルには遭わないよ」
とエリオットにお礼を言って家に戻った。

今日もなかなかに一日が濃い。

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こういうのを考えると、やっぱり夜は出歩かない方がいいのでしょう。

現地に住んでいる人が対処法を知っていてよかった。
おれだったらめんどくさくて金払っちゃったかもしれないから。

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