「路上は出会い」

1月27日/オーストラリア、ゴールドコースト⇨ブリスベン

 

 

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朝シャワーを済ませると、バスに乗ってNERANG(ネラング)ステーションまで向かった。

 

ゴールドコーストに関してのヒッチハイクの情報はなかった。

ただ、オーストラリアの東海岸はどこもヒッチハイクがやりやすいのだということはどこかに書かれていた。

自分でもヒッチハイクをやってみて、オーストラリアは確かヒッチハイクのしやすい国だと思う。

 

僕はハイウェイ近くまでどう行くかをGoogleマップのルート検索で調べて、ネラングステーションまでやって来たのだ。ここから少し行けばハイウェイの入り口へ行くことができる。

 

 

 

駅にやって来た時に、僕はふとこのまま電車に乗ってブリスベンにまで行ってしまおうという気持ちになった。というかわざわざ隣町まで行くのにヒッチハイクする必要なんてないと思ったからだ(めんどくさかったんですっ!)

ブリスベンまでは16AUドル少しだった。地味に高い。一時間後の電車までは駅の売店でクソ高いコーヒーをすすりながら時間をつぶした。

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オーストラリアの電車はかなり綺麗だった。

値段も高いだけあって利用者も少なく、どこかグリーン車にでも乗っているような気分にさせてくれた。あ、グリーン車使ったことないんですけどね。

 

 

電車はハイウェイの脇を抜ける線路を走った。

景色は単調で味気なく、僕はiPadにダウンロードした「HEAPS」という雑誌が無料購読できる同社のアプリで、ニューヨークのクリエイティビティのあるアーティストたちも記事を読んで時間を過ごした。

この雑誌のことを教えてくれたのはドリフトの仲間の「るりこ」だった。大学時代にこの会社と関わりがあったとかなかったとかで、ドリフトをやるメンバーの中では一番ビジネスマインドを持ち、ワクワクするようはことを知っているヤツだと思う。それに英語も喋れるんだよな。

 

「Drift(ドリフト)」については、僕の日記の中ではかかない。サイトもちゃんとあるしね。全く更新されてないけど。

「仲間同士でワクワクすることをしよう!」みたいな、何か面白いことを始める秘密基地みたいなものと考えてもらいたい。雑貨屋企画もそのうちひとつで、以前は「旅する雑貨屋Drift」と呼んでいたんだけど、今ではもっと大きなチームのようになった。仲間も増えたしね♪

 

まぁ、いいや。「HEAPS(ヒープス)」面白いよ、って話。アプリは無料でダウンロードできるから、ニューヨークのクリエイティヴなニュースが読みたい人は使ってみるといいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリスベンのセントラル駅で僕は電車を降りた。

空には相変わらず薄い雲が広がっている。最近こんな天気ばかりだ。それでいて湿度は高いもんだから、歩くとすぐに汗をかくのだ。まったくまいったもんだよ。

僕はマップアプリを開いて自分のいる場所を確認すると、ダウンタウンと思わしき場所に向かって歩いて行った。

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駅から橋を渡ったすぐに場所にバスキングにおあつらえ向きの歩行者天国が広がっていた。

僕は周辺をウロついてみたあと、そこで漫画を描き始めることにえいた。この街のレスポンスはいかに?

 

シドニーからゴールドコーストに行く途中で車に乗せてくれたブランドンが言うは(あのランジェリーモデルの彼女がいるマッチョなヤツだ)

「ブリスベンの人間はシドニーよりかはあたたかいよ」とのことだった。

それなら漫画バスキングでも稼げることができるんじゃないかって僕は考えたわけだ。

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だが、都市の人間なんてどこも似たような感じだ。

あまりレスポンスというものを感じない。足を止めてくれる人もいるけど、すぐに立ち去ってしまう。

 

 

 

そんな中で出会ったのは地元のアーティストのおっちゃんだった。パンクロックのバンドも組んでいるらしく、服装はなかなかキャラ立ちをさせていた。

彼のような地元の人間とおしゃべりできるのが路上パフォーマンスの魅力の一つだと思う。

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これならオーダーが入るのも時間の問題かな?と僕は期待したのだが、オーダーが入る間も無く区役所の人間がやって来た。やはりメインストリートで路上パフォーマンスをするにはライセンスがいるらしい。

 

「ライセンスってどこで取れるんですか?」と僕は尋ねてみた。すると彼女は「無理よ。だって三ヶ月待たないといけないもの」と言った。

申請してからライセンスを取得するまでになんと三ヶ月もかかるというのだ。馬鹿言っちゃあいけないよ。そんなん僕には無理だ。ここに住む人間じゃなくちゃライセンスは取れないってことだろう。先ほど腕のいいサックスプレーヤーが人気の少ない交差点で吹いていたが、それもきっとライセンスのせいだろう。そんな三ヶ月も待てないっつーの。

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僕はまたしばらく街の中心地をほっつき歩いてみたのだが、あまりこの街に面白さを感じないことが分かった。ここもどこかビジネスライクな匂いがするし、いてもワクワクしないのだ。

 

 

他にもギターの弾き語りをしているバスカーを見つけた。アンプを使っており、腕も悪くない。僕はスーパーで買ったリンゴをかじりながら彼のことを眺めていたのだが、ほとんどレスポンスが入っていなかった。

僕はギターケースの中に2ドルコインを入れた。ギターケースの中に入っているコインほとんどは1ドル以下のコインばかりだった。

 

こんなに物価の高いオーストラリアで、人々は50円にもならないようなコインしか入れない。『何、お前ら、そんなにケチなの⁈入れるならせめて1ドルからだろ?』と僕はほんの一瞬だけ、ブリスベンの人間たちに対して憤慨したが、すぐに気持ちを沈めた。やはり人々からレスポンスを得るにはそれなりのレベルが求められるということだろう。日本でやったらもっと稼げないだろうし。

 

 

 

 

 

17時を過ぎてところで僕は再びバスキング始めた。

今度はメインストリートから直角に曲がった通りだ。メインストリートの一部とも言えなくもない。

金のことなんて考えていてもしかたがないのだ。違う街でどんな出会いやレスポンスが得られるか、僕はそれが知りたいのだ。稼げたらラッキー。気楽にいこうじゃないか。

 

 

ブリスベンのレスポンスは面白いものだった。

似顔絵のオーダーはたった一組だけだったのだが、1ページの漫画が四枚も売れた。一日でこんなに売れることなんて今までなかったから驚きだ。

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そして最後にとっておきの出会いが待っていた。

足を止めてくれたのは31歳のワーホリ終わりのドイツ人ピーターで、今は車中泊でオーストラリアを旅しているらしい。ニュージーランドとオーストラリアは割とドイツ人にも人気らしい。以前エアブラシでイラストを描いていたらしく、写真を見せてもらうと、ベラボーに上手かった。

話していると、インド人のショーンが話しかけてきてくれた。彼はファイナンスを勉強しているらしい。似顔絵と漫画を組み合わせたオーダーをしてくれた。その場で作ったのはチャイの値段比較の話。ほら、スタバのチャイってインドの何倍なんだよって話さ。

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「僕の故郷、インドでの一番の思い出はーー、そうだな。「チャイ」だ。インドでチャイはどこでも飲むことができたし、それにとても安かった」

(スターバックス店内「チャイ$6」)

「高ぇ…」

 

 

 

今日のアガリは64AUドル。まぁ、これくらいがフツーなのかな?

 

バスキングを切り上げた時には22時を過ぎていた。

オーストラリアのファストフード店、ハングリージャックで時間をつぶすと、橋を渡って少し歩いた場所にあるマスグレイヴ・パークという公園にテントを張った。

 

 

体がベトベトする。そういやここにシャワーはないんだっけ。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!