これがないと始まらない。
「バックパッカー」
ということばは誰が作り出したのだろう?
今でこそ、ネットでありとあらゆる人たちのブログを読むことができるし、
そういうスタイルがあることを知ることもできる。
だけど、今現在バックパックを背負って旅する人間はどれほどいるだろうか?
わざわざバックパックを背負う必要もないし、スーツケースを転がして、スマートに旅することもできる。
そもそも、今ではLCCの持ち込み規定重量である7kg以下に荷物を抑えて旅することだって可能なのだ。
インターネットがない時代。
旅人たちは自分たちが繋がることで、その世界を広げていった。
沢木耕太郎の「深夜特急」にも出てくるように、世界中には「ヒッピー宿」と呼ばれるような旅人たちが集う安宿が点在し、
そこで情報が交換され、宿に置いてあるノートにはリアルタイムの生きた情報で埋め尽くされていたのだろう。
ボロボロの服を着た旅人たちはみな一様に大きなバックパックを背負って世界中を旅していた。
そんな時代を想像すると、なんだかそこは「大バッパー時代」と呼べるのではないかと、僕は思うのだ。
うん。ジャンプで連載したら確実に10週打ち切りになるような漫画構想だね。
僕のバックパック
そもそも僕はベタな旅人に憧れて抱いていたのでバックパックを背負って旅をすることに迷いはなかった。
2010年にインドに行くために初めて買ったバックパックは
Columbia(コロンビア)の逆輸入のバックパック。
Amazonで買ったやつで1万3000円くらいのやつだった。
このバックパックを買うニアたらり僕がしくじったことは
インドに行くっていうのに、冬山仕様のバックパックを買ってしまったということ。
なぜ買ったのかっていったら安かったから。
そう。僕はお金の使い方がとても下手なのだ。
実際、インドを旅した時は背中に熱がたまって、歩いただけで背中がサウナ状態になった。
「しまったな。ちゃんとしたバックパックを買うんだった」
と後悔したのはいつものことだ。
次に僕が手に入れたバックパックは
Deuter(ドイター)のAir Contact 75L+10Lという型。
シンプルだけど丈夫。さすがドイツ製!
これもAmazonで血眼になって安いのを探したのだけれど、
価格は2万3000円くらいしたと思う。一万円アップだ。
でかい容量の他のバックパックと比べた場合、コストパフォーマンスは優れていたと思う。
世界一周の旅に出て、チェコまでは使っていたのだけれど、
公園のベンチの上で寝ている隙にまるっと盗まれてしまったのはいい思い出だ。
そして、僕が手に入れた三代目のバックパックは、
その後、世界一周の旅を終え、現在に到るまで使っているバックパックでもある
Osprey(オスプレイ)のKestlrel 65L。
僕はけっして、ミニマムな旅人ではない。
雑貨を買うのはすきだし、ペンや紙などの画材は地味にかさばる。
野宿をするために寝袋やテントだって持ち歩かなければならなかったからだ。
僕にとって70リットルほどの容量のバックパックというのは長期の旅行をするうえではベストな容量だ。
もう使い古されてだいぶボロボロだけどね。
「もう背負えねえよ!」ってなるまで、ずっと使い続けると思う。
僕のお気に入りのバックパックだ。
インドに行く前に、
コインランドリーにこのバックパックを持っていった。
30分かけて洗濯したバックパックは、相変わらずボロボロだったけど、
こいつにどんな旅のストーリーを詰めもうかを想像するとワクワクする。
インドへ出発するまであと33日。
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気持ちだけですがついてゆきます。背後霊にはならないつもりですが。沢山いろんなものに出会ってください旅の報告にしております。
>がんちゃんさん
きっと想いが守ってくれるはず??
応援は本当に心強いです。
日本にいながらも楽しんでいただけるよう、
ブログなどを書いて生きたいと思います。
お久しぶりです。
メキシコシティのアミーゴで似顔絵描いてもらったたかしです。なんたかんだで両手がアクリュックが一番、75リトルぐらいの大きさだと大きい。去年ラダックに2週間行った時は45リットル。こんかいのいんどはまおと一緒に行くらしいけどどこに行くんですか。
>新百合ヶ丘3
え〜〜っと、すみません、アミーゴで
一緒に泊まっていた方に対して似顔絵描いたような気もするし、
しないような気もします笑。
覚えていただいて幸いです。
また、今回の旅は一人旅です!
インドの北西部ですね。ジャイサルメールとかかな?