僕はインドでこれがやりたい。 その3

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そもそも似顔絵は好きじゃなかった

 

 

 

僕が似顔絵を本格的に描き始めたのはカナダを旅していた時だと思います。

ちょうど旅に出て2年ちょっとが経ったころ。

 

その時は手持ちのお金が50万円しかないのに、

アメリカ横断+縦断を考えていたり、

そのまま南下して中米、南米を旅するつもりでいたので、

カツカツの旅を続けていました。

 

 

 

もとももとはバスキング(路上パフォーマンス)で

ギターの弾き語りをやって小銭を稼いでいたのですが、

そうは言っても僕は素人。

高い声でシャウトするのと、コードを抑えること、

それと、よくわからない自作の旅ソングしか披露することしかできませんでした。

 

 

それでも、なぜ路上で似顔絵のパフォーマンスをしてこなかったかと言えば、

 

 

 

 

単純に自分の絵に自信がなかったから

です。

 

 

 

 

 

 

「こんなレベルで人様からお金をもらってもいいのだろうか?」

 

「よく路上でみかけるような似顔絵のクオリティには到底かなわない」

 

 

 

そんなふうに自分に言い訳をして、「やらない」という選択をしてきたわけです。

というかね、個人的な意見を言わせてもらうならば、

 

 

僕は似顔絵というものがあまり好きじゃないんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ似顔絵が好きじゃないのか

 

似顔絵の多くは人の特徴を過度に目立たせたものが多く、

場合によっては似ていないし、その人のコンプレックスを刺激することにもなりかねない。

 

僕はそれまで似顔絵というものをテレビだとか、どこかの路上で見かけることはありましたが、

その中で「うまい」とは思うものはあっても、

「欲しい」と思える似顔絵にはあったことがありませんでした。

 

そもそも似顔絵って、どんな需要があって、欲しいと思うのでしょうか?

僕だったら自分のコンプレックを強調して描かれた似顔絵なんて欲しいと思わないな。

僕がそう思うんだったら、他の人もそうなんじゃないかって

勝手に思っていたわけです。

 

 

 

 

最初は似顔絵というものに対して割と否定的だった僕ですが、

2年も旅をしていれば、ちょっとは気持ちも変わっていくわけです。

 

まぁ先ほども書きました通り、

連日のバスキングで日銭を稼ぎ、

ヒッチハイクで移動し、

スーパーで安いパンをかじり、

夜は公園でテントを張って野宿するような生活を続けていたので、

 

少しでもいいからお金を稼いでおきたいと思ったわけです。

 

 

 

でも、似顔絵なんてほとんど描いたことがない。

漫画の絵なら描ける。

けど、果たしてそれでお客さんの顔を喜ばせることができるのだろうか?

 

 

 

 

そう考えた時に思いついたのは開き直りでした。

 

 

 

「どうせ似てないんだったら、最初っからそういうスタンスでやればいいじゃん!

『これは似顔絵ですが、僕なりの漫画のスタイルで描きます!』

似なかったらそん時はそん時だよ!」

 

 

 

 

というような心持ちで、

路上でギターを弾くかたわら、足元に(さりげなく)

 

 

「I’m a not musician.

I’m travelingcatoonist.

I can draw your face as caricature.」

(僕はミュージシャンじゃありません。旅する漫画家です。似顔絵描きます)

 

 

 

という手書きの看板を出して

似顔絵のパフォーマンスを始めたのでした。

料金は

 

 

Upto You 

(おまかせ)

 

 

僕の似顔絵を楽しんでくれればそのぶんに見合うお金を払ってくれればいいし、

似てないやと思ったのであれば、お金は払わなくたって大丈夫でした。

その方が気も楽ですしね。

(旅の後半はクオリティも上がってきて「え?これだけ?」みたいになってたけど笑)

 

 

僕の似顔のストーリーをここで語ると長くなっちゃうので、

興味のある方は、旅の日記をカナダ編くらいからお読みください。

たぶん、似顔絵のパフォーマンスとして初めて描いた作品。

 

 

 

 

 

 

 

僕がインドやってみたいこと それは・・・

 

 

現在も基本的には同じようなスタンスで似顔絵を描いています。

あくまでも僕の漫画のスタイルでその人を描くというもの。

でも、描けば描くほど、試行錯誤があり、「おれもちょっとはうまくなったなぁ」と思うようになりました。

まぁ、まだまだですけど。

 

 

 

 

僕がインドでやってみたいこと。

それは

 

 

インドで似顔絵のパフォーマンスをやり、

100人の似顔絵を描くこと。

 

 

 

 

 

その名も“百人斬り”。

 

 

 

 

 

たぶん、デリーだったらコンノートプレイスとかだったら稼げると思うけど、

あとは、純粋に現地の人とコミュニケーションを楽しむ感じになると思う。

うん。それでいいんだよ。

 

 

 

バスキングのいいところは、

 

 

 

それをやることによって、普段話すことのないような人と話せる

 

 

 

ということ。

 

 

ふつうに旅をしているぶんには

きっとすれ違ってしまうような人とでも、

パフォーマンスを通して人は繋がれる。

そう思います。

 

 

 

 

似顔絵の形態はどこでも描けるように

厚めのクラフト紙、もしくはスケッチブックを持ち歩いて、アナログで描くスタイル

筆ペン・プロッキー必須。持ち歩く紙で荷物重くなること不可避!

 

iPad Proとかもってたらデータ納品とかしても面白いと思うんだけどね。

iPad Pro欲しいなぁ…。活動もぐっと変化するのに…。今手に入れたいツールナンバー・ワン!

今年の6月ごろに新しいモデルが出るらしいから、すげー気になる。ブツブツ…。

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、

これはほぼ確実に実行する企画です。

どんな人と出会い、どんな似顔絵ができるのか乞うご期待♪

 

 

 

あ!そうそう。

インドの旅を面白くするために、みなさまのサポートを募っております。

リターンとして、雑貨をプレゼントさせていただく予定です

現在は一名の方からサポートをいただきました!がんちゃんさん、ありがとう!

インドの雑貨に興味のある方は「お遣い」もしてきますので、どうぞお気軽にお声をお掛けください。

 

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名前 シミズヨウスケ

 

 

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2 件のコメント

  • 娘も同じ漫画家。何時もスケッチブックと色鉛筆?水彩になるやつ持っている。サーと書き留めるのって羨ましい限りです。美少女風似顔絵も描いてます。

    追伸 さんはつけないでね。アハハ

    • >がんちゃんさん

      やっぱり、絵を描くことを生業にしている方って、
      いつ何時も紙とペンを持っているような気がします。

      今、僕が手に入れたいのはiPadProですけど。
      デジタルでどこでも描けるのも、自由度が増すと思います。

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