せっかく
朝4時に起きたのだから、
「一行でもいいからこうして何か書いた方がいいのではないか?」
という気になってきた。
いうなれば、これは「朝4時日記」だ。
続くかどうかもわからないから様子見で、一週間くらい続けばいいなと思う。
書く内容は特に決めていない。
椅子に座って窓からしんとした近所を眺めながら「何書こうかな?」と考える程度だ。
ネタらしいものも書くわけじゃ無いし、これは単なる雑記ブログである。
読んだからといってなにか面白いことがかいてあるわけではないし、もしかしたら最後まで読んだ後になって「時間の無駄だった!」と腹をたてることになるかもしれない。
あくまでも、読んでくれる人がいると仮定してね。
さて、
ここまで予防線を張っておいたのだから好きなことが書けるぞ!
もうほんとうにどうでもいいようなことを、パタパタとキーボードを打って書いてやるんだから!
いやさ、でもいきなり
「なにか面白い話してください」って言われても困るよね。
面白くなくても「何か話して」って言われたら困る。
そう。今回のテーマは「フリートーク」(にすることにしよう)
「会話」ほど一般人が常に臨まされているライブパフォーマンスはない。
そう僕は思っている。
時々、スラスラとよどみなく日常会話を話せる人を目にするけれど、彼はなんであんなにスラスラと話せるのかな?
まあそりゃ気心の知れた仲なのかもしれないし、一方的に自分のことしか話してないのかも知れないけれど、そんなスラスラと何かについて語れるなんて、あなたは芸能人かなにかなのか?って思ってしまう。
(電車の中などで聞きたくもないのに聞かせられる会話にちょっとだけ耳を傾けると、一方的に喋っているだけのパターンがほとんどだけどね)
ここでの「フリートーク」とは、
友達とまでは言わないまでも自分の知り合い、
もしくは全く知らない人と話すことを指すこととする。
そんなフリートークだが僕は
「人との会話は常にライブだ」
と思っている。
現在絶賛ガイドブック製作で引きこもりなので、フレッシュに人と話す機会ってそうそうないんだけれど。
名だたる「小説家」と呼ばれる人たちも、彼らのエッセイを読む限りは似たようライフスタイルを送っているようなので、僕もあまり気にしないことにする。
それと、毎日毎日人と会っていたら疲れちゃうし、引きこもり度合いはここでは問題としない!
まあ、そんなインプロビゼーション(即興)の日常会話だけれど、
人によっては得意なシチュエーションもあれば、苦手なシチュエーションもあるのではないだろうか?
僕は大学生の頃、飲食店の接客業をしていたこともあって、半強制的に他人と10秒ほど会話するスキルにおいては、なかなかのものであると自負している。
「いらっしゃいませ〜!ありゃっりゃっした〜!」
ってなあれ。そこにちょっとした演技力があればよい。
もともと子供の頃は目立ちたがり屋だったので、その時の性質みたいなものは接客業において役に立ったわけだ。
今だって「誰かに見られたい!」欲は姿を変えて別の形で散見しているのだけれども。
反対に、
一対不特定多数の会話は僕はからっきしだ。10人を超えるともうダメ。
具体的に言うなれば「飲み会」。
っていうか、僕はそういう類のものが好きじゃないのかもしれない。
そもそも、
会話ってのは多くても3〜4人が限界だ。
それより多くの人に向かって話すとなると、それはもはや会話ではなくトークライブか演説になってしまうのではないだろうか?
その「飲み会」の中にわずかでも知り合いがいれば話は別だが、10人中10人がまったく自分の知らない人となると、僕はとたんにモブキャラに徹してしまう。
こちらから声をかけるのも、さも知り合いを作りたい雰囲気が出ているようでシャクだし、
なけなしの勇気を振り絞ってこっちから声をかけるのもなんだか負けたような気持ちになる(何に?!)
そんな時、僕の相手をしてくれるのはiPhoneだ。
一人でsiriに話しかけるのだ。
「ヘイ!siri!元気?」
みたいな感じで。
映画「her」に出てきた人工知能型OSに夢中で話しかける主人公のように。
っていうのは
もちろん今作った嘘なのだけれど、
いや、実際飲み会でsiriに話しかけてるヤツがいたらそうとうヤバイよね??
「え?社会実験か何かのテストをしてるの?どっかで周りの反応を確かめるためにカメラ設置してあるの?」
って思っちゃうよ。
OSに話しかけるようなことはしていないくとも、iPhoneとにらめっこしてしまうのは事実だ。
だいたいそういう時にしているのは読書。
kindleに入れた読みかけの本を黙々と読んでいる。
側から見ると正真正銘のコミュ症に見えるのだろうけれど、自分を偽ってまで誰かとおしゃべりなんて僕はしたくはない。
軽快な会話はしかるべきシチュエーションと適度なアルコールがあれば生まれる。
居心地の悪いのはもしかしたら最初だけかも知れない。ちょっとだけ待ってみて、みんながお酒を飲み始めたら、今の居心地の悪さなんてどこかに吹き飛んでいってしまうかもしれない。
それでも、このままずっと同じような誰とも喋れないシチュエーションが続くのであれば、適当な用事を作って(「今から楽しみにしてた深夜アニメが始まっちゃうんです!」「実は明日コミケに行くんです!」でもなんでもいいよ。ごめん、僕そのどっちもやったことない笑)
さっさとその場を退散するのもありだろう。
きっと自分には自分にあったフレッシュな人との使い方というものがあるはずだ。
みんながみんな同じようなシチュエーションで仲良くなれるわきゃねえんだ。
歳をかさねることによって、
自分にも得意不得意があることを理解したし、
トライしてもダメなもんはダメだってことも十分にわかった。
そして、そんな自分をちょっとでも好きになり、
前向きに捉えてまた動き出せばいいのだ。
自分を責める必要なんてない。
ノリの合うヤツとは楽しく語らえるはずだから。
次いっていみよう。次。
えっと、ここまで30分くらいかな?
とりあえず最後まで書いてもう20分推敲したよ。誤字脱字あったらすみません笑。
フリートークについて書いてたのに、いつのまにか
「不特定多数を相手にした飲み会においての会話」
がテーマになってしまったな。
でもまあ、これは頭の体操みたいなもの。
朝4時に起きてとりあえずキーボードを叩いて、白い画面の上に文章を書いてみる。
そんな僕は、八月末からモバイルハウスのワークショップに参加するため、
あったことのない人たちと一週間キャンプサイトで暮らすという一大イベントを控えている。
向こうで学んだことをどうリアルタイムで発信していくのかを考えると、ワクワクする。
自分の未来を切り開くためだったら、誰とでも話せるだろう(きっと)。
ほい。それじゃあ今日も楽しんで。
涼しくなってきて、僕はほんとうに気分がいいんだ。
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