ぬあっ!
ムズムズする!
どうもシミ(@Indianlion45)です。
二週間も発信作業をサボっていると、
「あぁ、みんな僕のことなんてすっかり忘れてしまっているんだろうな」
と勝手に不安になります。
ツイッターは割と落書きとか頻繁にアップしているんですけどね。
インドガイドブックを作っていた時は週に3回くらいはアップしていたので、
ルーチンを離れると不安になるのは当然です。
だって、発信しなくちゃ誰にも届きませんからね。
さて、
ここ二週間の旅する漫画家の活動については以下のようなものでした。
8月27日〜9月2日
モバイルハウスのワークショップに参加(合宿形式)
9月3日〜9月10日
ワークショップの内容をイラスト化
モバイルハウスというのは、
坂口恭平が提唱した「不動産ならぬ稼働産」の概念の基に作られた移動式の家のことです。
彼は自転車で牽引可能な屋台形式のものをつくったのですが、現在では「モバイルハウス」の概念はさらに進化をしています。
軽トラックの上に取り外し可能なシェルを作ったものを「モバイルハウス」と呼ぶことが一般的みたいです。
別の言い方をすれば「軽トラキャンパー」とかになるのかな?

こんなん作ってきました!
▷WS(ワークショップ)は合宿形式
ワークショップは神奈川県藤野市にある
「廃材エコビレッジ ゆるゆる」
で行われました。

一週間を通して参加者全員で一台のモバイルハウスを作る作業は毎日がとても充実していました。
みんなでご飯を食べるときなんて、そこにいる全員が家族にでもなったかのように思えたほどです。
夜遅くまでビール片手にゆるゆると語り明かすなんて、久しぶりだったと思います。
(寝付きの悪い僕は案の定、遅寝早起きというサイクルでしたけど…)
「モバイルハウス」を通じた仲間ができたと思います。








っていうか、
あまりにみんながいいヤツらだったもんで、
僕、勝手にアイコン作ったんですよ!
これに二日かけました笑。
まあ、帰ってきたばかりでウダウダしてたのも多分にありますけど…。












このモバイルハウスのワークショップに参加して作り方を学んだ僕は、
「モバイルハウスの作り方」をプラモデルの作り方みたいなイラスト形式にして作品にしたら面白いんじゃないだろうか?と、
ワークショップでとったメモやスケッチ、そして写真を頼りに
現在、インドガイドブックを一時休載(?)して、別の作品作りに取り掛かっています。

スキャンしてデータ化して、それを1ページにうまく配置していく感じになるかな?編集大変そう…。
なんだか僕の作品作りって
たいていの場合、最後までいかないんですよね。
続けてると次々新しい描きたいことが出てきちゃうから。
これは悪い癖かもしれません。
手につけた作品はしっかり最後まで完成させようと思います。
インドガイドブックもこちらもね。
▷今回はいつもと違う試みを。
今回はデジタルではなく、アナログ重視で描いているのですが、いつもと同じように描いていても面白くないので
新しい試みのもと、作品作りを行なっております。
その新しい試みというのがどのようなものかというと、
下書きなしの一発描きで描く
というもの。
コピー用紙に毎度お馴染みステッドラーのミリペンで直接描いています。
WS(ワークショップ参加者のイラスト)。右上のナルくん(キャップ被ったヤツ)はざっくり下書きして描いたんですけど、なんか線が硬いっす。
以前から「一発描き」で描くことには興味がありました。
韓国の天才的アーティスト、キム・ジョンギ先生のようにさらさらっと描ければどんなに時間を短縮できるだろうと思ったことか。
下書きなしで描けるということは、下書きができないような環境でも描ける技術があるということ。
直接頭の中にあるイメージを描くというスタイルは自分の技術を上げる修行の一環でもあるのです。
ですが、
うまく描こう、間違えないように描こうと思えば思うほど
ガチガチに固まってしまうのも事実です。
今まで落書きだったら気楽に直接かけたものの、こうしてひとつの「作品」としてイラストを描くとなると、なかなか思うように筆が動きませんでした。
ワークショップ後の一週間はこの直描きを鍛える期間だったように思えます。
この「モバイルハウスの作り方」をつくる以外にも
キャラクターイラストの描き方を練習したり、アニメのエフェクトをスケッチしたりと
それ以外のドローイングもやっていました。

アニメのエフェクトから基本的な自然物の描き方の練習。

超ど基礎のキャラクターの構造の練習。からの落書き。そろそろ「一発描き漫画」いけそう。
直書きで漫画的なキャラ描くのはまだまだ慣れないね。ちなみに左上のセクシーなお姉さんたちはイラストレーターKENTOOさんの本からのスケッチです。僕のオリジナルではありません。
この「一発描き」ですが、
描けば描くほど精度が上がってくるんですね。
そうなってくると、コピー用紙が原稿用紙のように思えてくるようにもなりました。
それまでは紙をケチってコピー用紙の両面にぎっしりと絵や文字を描くのが僕のスタイルだったのですが、
イラストそのものを作品として見るようになってからは余白を意識するようになり、
裏面に描くのもやめることにしました。なんだかもったいなく感じちゃうけどね。
でも、そのぶん丁寧に描くようにはなったかな?
そんなわけで、
現在はインドガイドブックを一時中断し、
「絵で見てわかるモバイルハウスの作り方(仮)」
を製作中です!完成をお楽しみに!
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