「たまには自転車で」

世界一周79日目(9/15)

 

カンボジア
有名な宿に

 

「TAKEO guest house」

 

って言うのがある。

 

世界一周をしている人たちの
ブログはだいたいこの宿に
お世話になるみたいなんだ。

ベトナムで会った
短期の旅行者たちも
そこの宿に泊まっていた人がいたし、

かなりのメジャーな宿。

 

だけど、僕には
ひとつ疑問があった。

 

 

なんで宿が
タケオにないのに
名前が
「タケオ」
って言うんだ?

 

日本人宿(日本人向けってことかな?)
ってことだし、

タケオさんにまつわる
エピソードがあるのか?

 

 

あぁ、あれだ!

千葉県にあるのに
「東京ディズニーランド」

っていうアレかな!?

 

 

 

 

 

 

まあ、
そんなこんなで
そのタケオがどんなところなのか
僕はケプの町から5ドルで
バスに乗り込んだ。

 

ケプの町から
タケオにアクセスするためには
直通でバスが通っているわけではなく
途中でバイタクを使って
行かなければならない。

2ドルを1.5ドルに値下げして
僕はバイタクをチャーターした。

 

 

 

話は逸れるけど

シハヌークビレで僕は
右足に火傷を負った。

すっかり忘れてたんだけど、

 

バイクの
「マフラー」って

めっちゃ
熱いのな!!

 

バックパックを背負ったまま
バイタクに乗ったもんだから
降りる時によろめいてしまい、

「アツ”っっっ!!!!」

ってなってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

前回の
反省を活かし
バイクに3人乗りするように
バックパックを間に挟み、

5キロの道をバイクは走る。

道路の横には
高倉式倉庫みたいな家
がポツポツ点在する。

畑が一面に広がり
背い高ヤシの木が
向こうの方に立っている。

 

ここものどかな場所なのかな。

 

 

 

タケオの中心地に着くと、
僕はマフラーにだけは気をつけて
バイクを降りた。

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バックパックを背負うなり
ドライバーのおっちゃんは

 

「5ドルでどうだ?」

 

とわけのわからない
ふっかけをかましてくる。

タケオはお寺が有名らしいんだけど、
「そこまで連れて行くぜ」
っていうことなのか?

 

 

それよりもまずは
宿探しだ。

見たところこの町は
それほど観光地化しているようには
思えない。

ゲストハウスはあるようだが、
果たして安い宿はあるのだろうか?

 

 

1軒目の宿は
シングルルーム5ドルだった。

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これじゃあプノンペンと変わらない!

「また来るかも!」

と曖昧なことを言って
僕はマップアプリを頼りに
他の宿をあたってみる。

 

だが、他の宿も5ドルが
最安値だった。

観光地や首都なら
分からなくもないが
何もなさそうなタケオの町で
5ドルはないよなぁ。

ビーチの町、ケプだって
4ドルで泊まれたよ?

 

 

2軒目の宿のおねーさんは

 

「どこも5ドルが最安値よ。

嘘だと思うなら
他のところも尋ねてみたら?」

 

とボッてくるような台詞を吐いたので

僕はその審議を確かめるべく
次々とゲストハウスをあたっていった。

 

だが、おねーさんの言う通り、
どこも最安値は5ドルかそれ以上。

僕は諦めて
一番最初の宿にお世話になる事にした。

 

 

荷物を置いた僕は
たまった洗濯物を処理し、

さっそく
タケオがどんな町なのか
Pennyを片手に歩いてみる事にした。

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ここでもPennyは
がきんちょに大人気!

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15分も歩かないうちに
雨が降り出した。

やれやれ。

一日に必ず雨が降るんだよ。

 

うわっ!
洗濯物
干しっぱなし!

 

 

そんな日の
お母さんの気持ちが
痛いほど分かった…

 

 

 

ダッシュで宿まで戻り
洗濯物をとりこんで
室内干しに切り替えた後、

僕はPennyを置いて
歩いてこの町をまわってみる
ことにした。

路面が濡れてちゃ
スケボーはできないからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと離れたところに
湖みたいなのがあるんだけど
歩いて行くには遠い。

 

さて、
どうしようか?

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このまま何もせずに
宿で一日過ごすのは
もったいなさ過ぎる。

かと言って
タケオは長く滞在するような
町じゃない気がする。

 

 

ふと目を上げると
レンタル自転車屋さん。

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日没までの時間を踏まえたうえで
2時間分の値段を訊いてみると
5000リエル(120yen)。

一食分の値段だ。

 

だが、ここで悩んでいても
仕方がない。

お店の男の子たちに
ギアのない自転車の空気を
入れてもらい、

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僕はタケオの町を漕ぎ出した。

 

 

 

 

風を切る自転車。

スケボーなんかの移動と
全然比べ物にならない。

速度も肉体的な負担も。

 

さっきまで
汗でしっとりしていたTシャツは
気づいたら乾いていた。

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湖の向こうに続く道が見える
向こう岸はどうなっているんだろう?

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湖をぐるっとまわるように
対岸に着くと
そこはローカルな場所だった。

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観光地とは無縁の
カンボジアの人たちの
日常が見れる場所。

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自転車に乗りながら
それらを眺めて、
僕はひとつのお寺に立ち寄る。

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カンボジアと日本の友好!

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ローカルなメシ屋でも
大好きなラッチャ・エッグは健在。

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ただし、麺はインスタントだった笑。

 

 

 

 

こんなところへ
外国人がくることは
あまりないのだろうか?

地元の人たちは
僕のことをニコニコしながら
見ていた。

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子供たちは
僕が変な動きをしてみせると
キャッキャ言って喜ぶ。

 

最近さ、
カンボジアの人たちの
温かさを感じるよ。

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早めの晩ご飯も食べたし、
そろそろ自転車を返す時間だ。

戻ることにしよう。

 

 

 

元来た道を
自転車に乗ってゆっくり走った。

屋台のバイクが
僕の横を抜去って行く…

 

 

思わずキャッチ!

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バイクのおっちゃんは

『アホだなコイツ』

とでも言いたげな苦笑いを浮かべて
僕と自転車を引っ張ってくれた。

 

 

そんなタケオの一日。

自転車に乗るのもいい♪

 

 

 

 

 

あっ、
そうだ!

ちゃんとここにも

「タケオ・ゲストハウス」

がありましたよ!

IMG_0381 IMG_0378

ただ、ちょっと遠かったかな。

できたらここに泊まりたかったんだけど笑。

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そして今はプノンペンに戻ってきました。

宿でブログのカスタマイズや
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明日の移動に備えます。

水上に住む人々がいる
カンポンチャンへ。

 

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