「写真が少ないのはチェコでカメラを盗まれたからです。」

世界一周402日目(8/4)

 

「ツギハイツイキマスカ?」

そうサミュエルに言われて
僕は彼の家を出た。

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だからさ、カメラも盗まれちゃったから、
写真の使い回しでも許してね。

 

 

 

「出稼ぎ労働者の精神」とか
ゲスな下心でスイスに稼ぎに
やって来たわけだけど、

バスキングも楽しかったし、
それなりに出会いもあった。

短い滞在だったけど面白かったぞ!スイス!

物価クソ高いけど。

 

 

それでも、3回のバスキングと
サミュエルからのロゴ製作代も含めて
(ああ、それと野宿とヒッチハイクね)、
スイスの旅費はかかっていない。

とか調子のっているから盗難に遭うのさ(ボソ)。
※リアルタイムといくらか混同しております。

 

 

むしろ200ドル分のスイス・フランを
手元に残す結果になった。

最初の手持ちは両替した
20フランちょいだったのにね笑。

 

 

Wi-Fiの入るサミュエルのシェアルームで
どういう風に移動するかもしっかり調べてある。

おなじみの「Hitchwiki」でヒッチハイクの
ポイントも調べておくことも忘れない!

向かう先はオーストリア経由の
イタリア!

そしてそのままシェンゲン協定国の外に抜ける!

 

 

 

 

 

駅まで歩いて行き、
そこから切符も買わずに電車に乗った。

サミュエル先生が普通列車(それでもクソ綺麗なんだけど)なら
駅員はそんなにやってこないよとのこと。

いつもはすぐにバレる僕だが、
目的地の駅まで20分間、
何事も無く電車に乗ることができた。

 

 

 

郊外に出れば
そこはスイスの静かな風景があった。

日本の田舎の駅と変わらないのではなだろうか?

黒人のハットをかぶったお兄さんが
スーツケースを二つ転がしていた。

それがやけにミスマッチに見えた。

 

 

 

さてと、

一息ついて重いバックパックを担ぎ上げる。

マップアプリを頼っても、道を間違え、
そしてヒッチハイクポイントである
レストランのパーキングエリアに到着した。

すぐ横にはハイウェイが走っている。

ここに食事に来た車が止まってくれるだろう。

トイレで1フランの入場料を払って準備を整える。

 

 

自分ではこの長い髪の毛を
すっかり見慣れてしまったけど、
他の人は僕を見てどういう印象を抱くのだろう?

大丈夫!必要なのは笑顔だろ!

よし!

あー、っとその前にタバコ吸おーっと。

 

 

 

その日のヒッチハイクの始まりには
やっぱりどこか不安になるところがある。

こんなパーキングで僕を
乗せて行ってくれるのだろうか?

 

 

 

絶妙なハイウェイへと交わる道で
僕は親指を立てた。

とびっきりの笑顔にドライバーさんたちも
顔がゆるんでしまう。

きっとあれ苦笑いじゃない。そう信じたい。

 

 

 

そして一台の車が停まった。

黒塗りで中が見えないように
なっている窓ガラス空き、
中から女の人が顔を出す。

 

 

「あなた、英語は喋れる?」

「は、はい」

「ハイウェイでヒッチハイク
禁止だから!わかってるの?
ふつうは罰金なのよ!」

ブロォォォォォ…

 

 

 

ハイウェイの直前なのに…。

 

 

しょんぼりとパーキングエリア内に
戻って再び親指を立てる。

プラカードなんて持っていない。

大事なのは

「乗せて欲しい!」

という他力本願な心意気だ!

 

 

 

すぐに車が停まってくれた。

乗っていたのはドイツ人の老夫婦。

ありがとうございます!

車はあっという間にスイスを抜けた。

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良い旅を〜♪

 

 

 

 

 

 

 

 

オーストリアは
ヒッチハイクに
寛容な国らしい。

 

 

みんなホイホイ車に
乗せてくれるらしい。

そのお隣のドイツも
そこそこヒッチハイクに
理解があるらしい。

 

 

お国柄なんだろうか?

何人かそう言うドイツ人やそこで
ヒッチハイクをやったことのある
ヨーロピアンの話を聞いた。

 

 

さっきのヒッチハイクでもらった
サンドイッチをほおばった。

ここから向かう先は、
イタリアやドイツへアクセスできる
インスブルックという街。

いつもの様にハイウェイ手前まで
行ってはみたものの…

そこにはヒッチハイクができそうな
スペースはほとんどなかった。

でも、ここでやらなきゃ、
他の入り口は5km以上離れていたりする。
そこまで行くのはかなり骨が折れる。

 

 

 

 

ヒッチハイクを開始して、
比較的早い段階で車が停まってくれた。

女性ドライバーさんって
あまり止まってくれない印象だけど、
オーストリアでは「どこ行くの?」なんて
普通に訊いてくれたりする。

ヒッチハイクに寛容なのは本当みたいだ。

 

 

ただ、行き先がインスブルックじゃない。

お礼を言って再び親指を立てる。

僕が立っている場所は車一台分のスペースしかないく、
一台が止まると後続車も止まらなくては
ならないような場所だった。

あぁ、悪いなとは思うんだけど、
見つけたらそっこー車に乗り込むから
勘弁してと言い訳する。

 

 

 

 

ヒッチハイク開始20分くらいで、
トラックが止まった。
クラクションを鳴らし僕を読んでいる。

急いで助手席側まで駆け寄り、
「インスブルック?」と訊くと
ドライバーさんは無駄なことを一切言わずに
「乗りな!」と言った。マジサンクス!

 

 

 

 

 

ラティヴさんは
まさかのトルコ出身だった。

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あぁ、この懐かしい感じ。

トルコではほとんど
ヒッチハイクだったからね。お世話になりました。

トルコでやったみたいに

「いやぁ、ドンドルマと言ったら
カフマランマラッシュっすよね~!」

なんて調子のいいことを言って
笑いをとっていたのだが、
どんどんどんどんウトウトしたきた。

昨日もウォーホルさんのところで
ちゃっかり寝落ちしちゃってるし、
うう…寝ないぞ…。

 

 

 

そう心に決めておいて
自分が寝てしまっていたことに気がつくと
けっこう気まずい。

 

 

「すいません…寝てました…」

と申し訳程度にドライバーさんに謝っておく。

 

 

綺麗なオーストリアの自然。

ハイウェイをトラックは走る。

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ラティヴさんがおもむろに言う。

 

 

「この車は
インスブルックまでは
行かないんだよ。
でも、仲間がそこまで行くから
君はソイツのトラックに乗ればいいよ」

って優しっっっ!

あ~!トルコ!

君が女だったら僕はベタ惚れ寸前だよ!

 

 

 

インスブルック直前の
大きなパーキングエリアで
僕はラティヴさんの仲間のトラックへと乗り換えた。

乗せてくれたのはムスタファさん。

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「いつもはヒッチハイカーなんて
乗せないんだけどなぁ」と言っていたが、
けっこういいおっちゃんだった。

何やら今日が結婚19周年目なのだという!

なにそれ!

そんな素晴らしい日に
僕という薄汚いバックパッカーを
乗せてくれるなんて!

あなたにはきっといいことが起こるでしょう!

僕が怪しい宗教の信者だったら
絶対そんなこと言ってたね!

よくしてくれた人にはそう願うけどね。

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ラティヴさんは僕の行き先を聞くと、
インスブルックのガソリンスタンドで
僕を降ろしてくれた。

「ここでイタリアナンバーのトラックを見つければいいぜ!」

そう言って僕に1.5リットルの
アップルティーを一本丸ごとくれた。

やっぱトルコのみんなはフレンドリーだ…。

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

そうして僕は
オーストリアへと
やって来たわけだ。

時刻は19時。

イタリアナンバーのトラックを待っていたが、
トラックどころか乗用車の数も
どんどん少なくなって来る。

 

 

僕はガソリンスタンドの
高めのカフェラテを飲み、
店内で日記を一本書くいた。

24時間営業のガソリンスタンド
併設のカフェだったが24時には
出て行ってくれと言われてしまった。

時間になるとお店を後にして、
すぐ側のベンチを2台連結させて
今日の寝床を作った。

いつの間にかポツポツと雨が降り始め、
僕はパタゴニアのアウターを着込んで
寝袋の中に入った。

 

 

明日にはイタリアに行けるだろうか…?

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★世界一周ブログランキングに参戦しております。

世の中には寝なくても大丈夫な人と、
睡眠が不可欠な人の二種類がいると思います。

もちろん僕は後者。
寝ないでクラブだとか、寝ないで助手席で
外の景色を眺めているなんて無理だぁああああ!!!!

くかーーーーーーっっっ…

はっ!スイマセン!寝てました!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!