「自分の絵に価値をつけること」

世界一周603日目(2/22)

 

 

まるっと

一日、情報収集に当てようと僕は考えていた。

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とは決めていたものの、
相変わらず情報収集は苦手な僕だ。

もう一度自分が通る予定の国々の情報を
ブログメインで軽くをこれから向かう。

 

 

当たり前のことだけれど、同じ国でも、
旅した人によってその国の印象はまるっきり違ってくる。

情報系のブログはそこまで
書いている人の人間像というのが伝わらないので
淡白な印象を受けるし、

性能の良いカメラを使っい、
さらにはそれに編集をかけ加工を加えたブログだと、
その国がまるでテレビの中の世界のような印象を受けて、
時には過剰にその国に期待を抱いたりもする。

個人的な感想をしたためたブログであれば、
文章によってその国がどのようなものかが表現される。

中にはギャグっぽく面白ろおかしく旅の日常を書く人もいれば、
まるで小説のような文章を書く人もいる。

 

 

総じて国というのは、実際に自ら足を運んで、
その土地を感じてみないことにはわからないのだ。

 

 

 

 

僕はインドが大好きだ。

この国も人によって好き嫌いが別れると思う。

中には「インドが旅人を選ぶ」なんて書いてあったのを
どこかで見たような気がする。

 

 

僕は22歳、大学4年生の時に旅に出ることを決めてから、
いくつも旅ブログを読んで来た。

自分のこれから訪れるであろう国々に
想いを馳せることはとてもワクワクし、
『よし、おれもあの国に絶対行って、それを見てやろう!』
と思ったものだ。

大学卒業後の1年4ヶ月のフリーター時代があり、
そうして旅に出てからよく感じたのは、

 

 

他の人間が言っていることと、
自分がその国を旅して考えたことは
しばしば異なる

ということだった。

 

 

僕はいまこうして情報収集という形で
他の方の書いたブログを読ませていただいているわけだけれども、
その他の感想なり印象はやはり自分次第なのだということだ。

 

 

 

「旅する鈴木」さんの映像はものすごく綺麗で、
これが今自分の旅しているアフリカなのか?!
と感じることが多い。

(興味のある方は調べてみてくださいね。
個人的には早送りにした パッキング映像が好き。
日本にいる時見ててテンション上げた)

 

 

美しい映像を見ると、その国を旅してみたくなるが、
映像から伝わってくる印象通りの旅を自分がすることが
できるかというとそれはまた別問題なのだ。

 

 

 

旅にロマンを抱くこと、
抱かせてくれることはとても素敵だと思う。

けれども、外に出て感じることはその人次第なのだ。
「井の中の蛙大海を知る」とはまさにこのことだ。

 

 

ネットが発展し、地球の裏側の人間とリアルタイムで
会話をすることはできるけど、
それで世界を知ったことにはならない。

と細美さんはラジオで言っていた。

はい。受け売りです(笑)I agree with him:)

 

 

 

 

アフリカ旅において、
特に僕が気にしているのが、治安に関してだ

明日以降に向かおうとしているタンザニアの首都、
ダルエスサラームは

「ナイロビよりも危険かもしれない」

と書かれていた。

 

 

ただでさえナイロビの喧噪にビビってしまった僕は、
正直ダルエスサラームなんて行きたくはなかったけど、
人と会う約束がある。
っていうか予定の段取りが悪くて
もしかしたら会えないかもしれない!

送られて来たメールを
ちゃんと読んでいなかったことが悔やまれた。

 

 

 

 

 

 

ウィンドウ上
に3つも4つもタブをつくり、

Facebookを覗いたり、調べもの用のタブがあったり、
くだらないことを調べていたりしながら、
情報の共有も大事だよなと僕は思った。

今日は作業日と銘打っているので、
(っていうかウガンダに来てからいっつもか)

旅らしくない、日記なので恐縮なのだが
(一体誰に謝っているんだ?)

 

 

 

僕はちょっとしたことで悩んでいた。

 

 

 

つい先日までバーのメニューを製作していたのだが、
僕は『そろそろお金をもらってもいいのでは?』
と考えるようになってきた。

 

 

一体いつになったら、僕の絵に
“価値”がつくのだろう?

絵に価値をつけるというのはどういうことなのだろう?

僕はそのことについて一人で答えを出せずにいた。

 

 

 

この旅の中で何度か絵を描いて欲しいという依頼はあった。

僕はまだ漫画を仕事にできていないし、
自分の絵のレベルに自信を持てないでいた。

もともと漫画家を目指す際も

 

 

『自分は絵が既存のプロのように描けないから、
ストーリーや自分の経験から生み出した
オリジナリティで勝負しよう!』

と考えていた。

 

 

 

自分の絵のレベルは、そりゃまだまだだとは思うけど、
常に絵を描いているので少しくらいはマシになったと思う。

自分の技能の上達を実感する
「ブレイクスルー」を何度か経験して来た。

 

 

 

 

 

 

「絵に価値をつける」

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これは避けては通れない問いだ。

そして僕はようやくこの問いに
自分なりの答えを出す時に来た。

 

 

このデジタルのご時世に、僕は紙にペンで絵を描くという
アナログなことをやっている。

まさにそれは「ライブ」だ

インクのかすれ具合や、その時々の環境要因がモロに作用する。
だからこそ、それは紙という媒体を通した
オリジリティを内包していると思う。

絵を描いた紙なり原稿用紙を直に売り物にするのであれば、
まだ価値はつけやすいのだが、

それをデータとしてやり取りする場合、
その鮮度は損なわれてしまうような気がしてならなかった。

この場合、価値は損なわれるのだろうか?

 

 

これが商業漫画家のレベルだったら、
データにしても価値が出るのだろう。だからプロなのだ。

僕にはそれがひとつの壁のように思えた。

だからいつまでたっても価値が
つけられなかったのかもしれない。

 

 

 

 

 

「どうやって自分の絵に価値をつけているのか?」という質問を、
僕は二人のアーティストに訊ねてみることにした。

その独りは旅先で会った
水墨画家のシンペイ兄さん」に質問してみることした。

モロッコのフェズでお会いしたシンペイ兄さんは
僕と三歳くらいしか歳が離れていなかったとは言え、
アートとの向き合い方をしっかりと持った方だった。

 

 

そしてもう一人は、
同い年のアーティスト「ヤスオ」だった。

ヤスオは僕と相棒が企画している
「旅する雑貨屋”Drift”」のロゴをデザインしてくれてた。
将来的なマインドが僕たちと似ており、

彼とは会ったことはないのだが、
ヤスオはアーティストとして仕事も持っており、
僕にとって頼れる人間だった。

 

 

 

 

すぐに二人から返信が来た。

そのどちらも、僕の質問にしっかりと答えてくれた。

 

 

そして、どちらも僕のことを
買ってくれていることには驚きだった。

マサトさんの絵を描いた時もそうだが、
自分ではまだまだだと思っているのに、
他の人たちは自分でも驚くくらいの好意的なレスポンスをくれる。

僕はこういう時にはネガティヴな人間なので、
『ただの身内のよしみのようなものなのではないか?』
と勘ぐってしまうのだ。

謙虚さとも言えるけど、あまりに謙虚過ぎて、
いつまでたっても飛べない鳥だ。

 

 

 

二人から学んだことは沢山あったが、
その中で一番自分の指針となったのは、

 

 

「作品に自分のオリジナルという付加価値をつけ、
定めた価値に見合ったクオリティに仕上げていく」

ということだった。

 

 

価値をつけるからクオリティも上がる。
今までとは逆の考え方だった。

僕は良い物を描いていけば、
いずれは価値がつくだろうと考えていたが、
それではいつまでたっても価値なんて生まれはしないのだ。

 

 

実はタカユキさんには、今回のバーのメニューの作成について、
事前に金額の話はしていなかった。

また、バーも始まったばかりで
資金繰りが大変だろうということが予想できた。

 

 

ちょっと、言い出しにくいな…。

バーで飲み放題、三回分とかでも、いいですよ?

 

 

 

 

タンザニア行きのバスに乗るために、
今日は寝ないでテーブルの上で作業していた。

 

 

12日間。旅する漫画家としては、
なかなかに充実した滞在だったな♪

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質問に誠意をもって答えてくれたお二人には感謝しています。
二人がどのように自分の絵と向き合っているのかも知れたし、自信もつきました。

自分の作品にどれくらいの値段をつけるのか?
そしてその価値に見合った物が描けるように、
そしてその価値を高めていけるように精進していきたいと思います。

なんか成長できたぜ。

 

 

てか、パソコン直りました!
まさかまさかのミラクルです!
マジでラッキーだった。マラウィ編のブログをお楽しみに!
えっと、三月12日の回ですね。予告しておきます(笑)。
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2 件のコメント

  • いつでもお金の話は、
    しにくいと思いますけど、
    しみさんの絵は、
    自信を持ってお金の話ができると思いますので、
    頑張って!!

    パソコンがなおってよかったです。

    • >あっきーさん

      がががが、頑張ります!
      お金がないのでなおさらです!

      でも、今回の依頼は自分の絵の価値を考える
      いいきっかけになりました。
      (バーの方は一回無料とかそんなんだと思います)

      いやぁ〜、日本に帰ったら
      真剣にホームレスしようか検討中です(笑)

      パソコン直りました。奇跡です。
      またちょっと出費しちゃいましたけどね…
      背に腹はかえられません。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!