「歯で王冠を開けられて一人前の男になれるのかしらん?」

世界一周611日目(3/2)

 

 

テント

から出るとマラウィ湖の水面近くに雲がかかり、
どこか幻想的に見えた。

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僕はジーンズを穿き、歯を磨くと、
湖沿いを歩いてみることにした。

時刻はまだ7時前だったが、宿のスタッフの何人かは
起きて仕事を始めている。
ここの人たちは朝が早いのかもしれない。

 

 

 

ここマラウィ。カロンガ

人はこの国を
「ハート・オブ・アフリカ」などと言ったりする。

 

 

 

宿のスタッフのバスコも僕についてきた。

フレンドリーな彼は、僕が宿からでかけようとすると
「どこに行くんだ?」と尋ね、何かと案内をしてくれる。

別にチップが目的とかそういうのじゃない。
そこが彼のいいところだった(昨日はジュースねだられたけど)

バスコと一緒にレイク・サイドを歩いた。

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マラウィ湖はまるで海のようだった。

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僕はいまだかつてこんな大きな湖を見たことがない。

マラウィの国に沿うようにして位置するこの湖は、
ここに住む人たちの生活に切っては
切り離せない存在なのかもしれない。

そうやって、この国では、
いや、国というものができる前から、
ここに住む人たちの生活を潤してきたのだろう。

 

 

雲の隙間から差し込む太陽の光で、湖の水面がきらきらと光る。

何席かの漁をするためのボートが浮いている。

レイク・サイドの砂浜を地元の人たちが歩く。

 

 

宿から少し歩いた場所に獲れたばかりの魚も売られていた。
朝から人で賑わっている。僕はそれをiPhoneの写真に収めた。

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ここでもアフリカ布が大活躍ですね。

 

 

写真を撮るたびにバスコは止まって僕を待ってくれ、
僕が写真を撮り終わると僕の二歩先を歩き始めた。

 

 

レイク・サイドには僕が今泊まっている宿以外の宿もあった。

門から出れば5秒で湖に泳ぎに行けるような立地だ。

ここから先、このようにして
レイク・サイドに宿があるのかもしれない。

バスターミナルからは少し歩くことになりそうだが、
水辺の近くに宿があるというのは気持がいいものだ♪

 

 

 

僕はまだ起きてから何も食べていなかったので、
体に全く力が入らなかった。

きっとここら辺が「食べないこと」のボーダーなのかもしれない。
つまり体が何かしらのエネルギーを必要としいるということだ。

ここ数日は一日三食食べるということはほとんどなく、
しかも朝はバナナとクッキーなどで済ませてしまうこともあった。

 

 

 

 

 

帰りは湖近くの村を通って宿まで戻った。

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子供たちも朝が早く、外国人の僕を見ると
恥ずかしそうにしながらら僕に手を振ってくれた。

村のあちこちに彼らの身長よりも
高いトウモロコシは畑が生えている。

こちらでは「コーン」と「メイズ」は使い分けられており、
食用なのかな?「あれはメイズだよ」とバスコは教えてくれた。

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藁葺きの垣根なんてのを見ると、
僕はやっぱり田舎の良さみたいなものを感じてしまうのだ。

こう感じるのは僕が家族と住んでいた場所が
都市部に近い場所だったということもあるだろう。

小田急線新百合ケ丘駅から30分で新宿にアクセスできる好立地。
地元にはあまりパッとしたものはなかったけど、
それでも誰もがイメージする田舎というわけではなかった。

ここで生まれ育った人たちからしてみたら
「だからなに?」って感じなんだろうけどね。

やっぱ十分な自然や緑がある方が体にいい気がするよ。

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昨日サッカーの試合が行われたコートではごみが散乱していた。

それだけが少し残念だった。

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真顔からの〜…

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「ざんねんです!」って感じだよね。うんうん。

 

 

 

 

朝食は宿の近くの小さな露店で
白米と豆と野菜のご飯を食べた。

200クワチャ(54yen)で一人前の量なのだが、
それだと多過ぎるので、100クワチャで
丁度いいくらいの量をよそってもらえる。
そういう融通が利くのもいい。

そして、
白米を食べると心なしか体に力が戻った気がした。
やはり日本人はお米を求める体になっているのかもしれない。

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シャワー

を浴びて体をスッキリさせると、
僕は一人で町の中心まで向かうことにした。

昨日は日曜日ということもあり、ネット屋がしまっていたが、
今日なら大丈夫だろう。

バスコはまた僕について来てくれようとしたが、
「大丈夫。ひとりで行けるよ。別についてくる必要ないからね」
と言って申し出を丁寧に断った。

 

 

まだ体はまだ本調子といわけではなく、
どこか体がフワフワしているような感じがした。

体を動かしている実感が少し薄れた状態。

逆にそれを楽しみながらネット屋まで向かった。

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最初に訪れたネット屋は”Internet”と書いてあるのにも関わらず、
ネットが使えなかった。

お店のスタッフは
「ここはタイピングしかできないのよ」
と困ったそうな顔をして言った。

タイピングって一体なんのために使うんだろう?

書類を書いたり…、とか?

 

 

 

 

一応、カロンガの町には他にもネット屋があるらしかった。

教えてもらった場所はナショナル・バンクの
すぐ近くにある文房具屋さん。

そこに3台のデスクトップと三席分のLANケーブルがあった。

気になるお値段はなんと一時間600クワチャ(163yen)。
二時間半で今の宿代に到達してしまう。

それでも哀しきブロガーの性とでも言おうか、
僕はとりあえず一時間だけネットにありつくことにした。

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一時間でできることは限られている。

メールをチェックして、ブログをアップして、
簡単に情報収集をしておしまい。

 

 

もしかしたら、
また絵や漫画を依頼されて描くかもしれない。

ひょんな”縁”からまた、また依頼が入りそうなのだ。
それも今回はちょっとしたギャラが出そうだ。

自分の絵に価値をつける。
それを意識してメールのやり取りをした。

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一時間きっちりで作業を終え、
そのまま歩いて宿まで戻った。

道端の至る所で売られているバナナを
二本ほど買い求めてエネルギー補給を済ませた。

僕が買ったのは日本のスーパーで見かけるような綺麗な形ではなく、
少し横に広がったバナナ。

見た目はともかく、味は濃厚だった。うん。栄養価高いね。

 

 

 

 

 

宿に戻った僕は
誰もいないレストランで絵を描くことにした。

 

 

僕は急にコーヒーが飲みたくなった。

「ハウマッチ?」とスタッフに訊ねると

「1500(406yen)」だと言う。

 

 

え?「150」の間違いでしょ?と訊いても、
「これは宿の決められた価格なのだ」と言う。

 

 

いくらなんでもあんまりだ。

だって、今僕が泊まっているテント泊の値段が
1500クワチャという金額なのだ。

コーヒーと宿代が一緒だんてあんまりだ。

 

 

ただ、宿から食糧が売られている場所が地味に遠かった。

仕方がないので、普段なら160クワチャ(43yen)で買える

瓶の炭酸飲料を、250(68yen)で注文した。
ホテルで食事すると高いのは物価の低いここでも同じか。

 

 

 

 

 

出て来たスプライトには王冠がついていた

 

 

「え?オープナー(栓抜き)はないの?」

「ないわ」

スタッフのお姉さんが当然のように言う。

 

 

「いやいや。
じゃあどうやって開ければいいのさ?」

「こうやって!」

と言って歯で開けるジェスチャーをする。
これには僕は苦笑いするしかなかった。

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いやいやポーズされても困りますって!

 

 

自分の歯の丈夫さをアピールするパフォーマンスとして
栓抜きを使わずに王冠を外すヤツがいることは知っていた。

それと同時にそれがかなり歯にダメージを与えることも知っていた。

自慢じゃないけど僕の歯は強いというよりかは、
むしろその逆だ。

くっそ、お菓子って麻薬だよな。
おれの子供には3歳になって口内環境が整うまでは
お菓子は与えないようにしよう!

 

 

 

「無理だよ。探してきてよ」

僕は栓抜きを持ってきてもらおうとお姉さんにお願いした。

 

 

「ないものはないのよ」

「いやいやいや、ちょっと待ってください?
だって、瓶のジュースだったら外に行けば
160クワチャで手に入るんですよ?
それがここでは250ですよね。
それって、サービス分の価格なんじゃないですか?」

 

 

そう抗議すると、お姉さんは
渋々オープナーを探しに行ってくれた。

5分ほどして別のスタッフがオープナーを持って来てくれた。
なんだよ。あるじゃねえかオープナー。

 

 

 

レストランの窓際の席で薄暗くなって
細い線が引けなくなるまで作業していた。

割り当てられたシングルルームでシャワーを浴び、
日記を一本描いて、テントに戻った。

 

 

 

オープナー、必要っしょ?

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栓抜き、実を言うと持ってたんですけどね。
テントの中に忘れて来ちゃったから、
そこはなんとしても開けてもらいたかったのです。

あ~~~、それにしてもコーヒーがなんであんなに高いのだ???
コーヒー飲める国は次はどこだろう?

 

 

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って久々に書いてみます♪

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