▷ペルー、クスコ(11月5日)
(漫画は写真撮り忘れたから次回!)
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今までパソコンで日記を書いていたのがiPhoneになったんだから、そのやりにくさったらない。
前にも書いたけど、OSをアップデートしてしまったばっかしに動作もモッサモサだから、その苦労と言ったら、ない。
それでも僕はまた懲りずに日記を書こうと思う。できるだけ頻繁に。やっぱり日記を書かないと忘れてしまうことの方が多いからだ。
きっと何年経っても自分の中に残り続ける旅の記憶もあるんだろうけど、そのほとんどは曖昧なダイジェストみたいになってしまうはずだから。
というわけで、今回は”クスコの雑貨の仕入れ”について。またいつものようにクドクドと書いていくことにしよう。
相棒たちと企画している「旅する雑貨屋”Drift”」。
南米の雑貨仕入れの山場はペルーとボリビアになると思っていた。
なぜか言うと相棒のまおが卒業旅行でこの二国に行き、素敵な雑貨たちを買ってきてくれたからだ。彼が僕にくれたペルーのコインケースは旅のはじめから使い続けている僕のお気に入りだ。
『きっとペルーには鼻血が出るような雑貨がわんさかあるに違いない!』僕はそう確信していた。
だが、実際にペルーを訪れてみると、期待は微妙に裏切られた。特にコインケースに関しては(というか同じ型に関して)クオリティが低くなっている印象を受けた。
旅をしていて思うのだけど、たとえば誰かのブログで紹介されていた雑貨とそっくり同じものが手に入るということはあまりない。
最近は生産の機械化が進んだのか、温もりを感じない小綺麗で味気ない雑貨が増えているような気がする。
生産数を増やすことによって、コストを下げているのだろう。「規模の経済性」だとか、そんなことを経営学で習った気がする。
(これもマシーン・メイドなのだろうか?)
クスコの街を探してみれば雑貨を扱うお店が至るところにある。そこは思い描いでいた通りだった。
もちろん売られている雑貨の値段とクオリティはピンキリだ。そして僕が仕入れるのは誰でも買えるポピュラーなものだ。
僕は雑貨の下見に丸一日かけてクスコを歩き回ったが、それでも仕入れた雑貨が 別の店で安く(そして時には品質もいいものが)売られている時がよくあった。
どこの店も似たり寄ったりの雑貨を売っているが、その中から自分のお気に入りを見つけ出すのは楽しい作業だ。
相棒からもらったのと同じ型のコインケースは見つからなかったが、日本に持ち帰っても使ってもらえるような雑貨を沢山仕入れることができた。
(キュートなおっちゃん)
クスコを出発する数時間前に、インディヘナのおばちゃんが使っていた大判の布に一目惚れした。
小銭と引き換えに写真を撮らせてもらい、すぐにそれと同じ柄の布を仕入れた。
人が使っているのを見ると、なぜだか欲しくなるのだ。日本だとかぶるからそういうのは嫌だけどね。ここはペルーだからそんなこと関係ないさ。
雑貨の仕入れが終り、バスの時間、ギターを持って路上に立った。稼ぎなんて気にせずに歌うのは気持ちがいいものだ。
ギター一本で旅をしているチリ人のフェフディナンドというヤツと話した。
クスコに対するバスカーとしての彼の評価も低いものだった。
彼はこの間のハロウィンで警察にしょっぴかれたらしい。
「この街には10種類も警察がいるんだよ!」
そう得意げに話す彼から差し出されたのはペットボトルに入ったウィスキーだった。軽く口に含んで一気に飲み干すと喉が熱くなった。
さて、よいよペルーを離れる。
22日の滞在。初日に手痛いアクシデントに見舞われ、立ち直るのにいくらか時間がかかった。
だがクスコの滞在を経て、また少しづつ旅が楽しくなってきた気がする。
目指すはボリビアのラパス。雑貨の仕入れは最後になるだろう。
気をつけるべきは「首絞め強盗」ってヤツだ。
それと最後に、今回仕入れた雑貨をちょっと公開♪
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