マクラメと似顔絵のコラボレーション。今回は報告編。

コラボのお相手は駆け出しのマクラメアーティストのアサミちゃん。
実は会うのはこれで二度目です。1度目はコロンビアのメデジン。ヤッケン兄さんと一緒にいたんでしたね。
(その時のヤッケン兄さんのブログはコチラ)
当日は11時に新宿駅の西口交番前に集合しました。

僕はその時まで知らなかったんですけど、地上にも使われなくなった交番があるんですね。アサミちゃんはそちらで僕のことを待っていたようです。新宿駅にフリーのWiFiがなかったら、一生集合できずじまいでした。あぶないあぶない。
今回は大阪出身のヒロキくんも一緒。

この日初めて会いました。気さくなヤツで話も面白く、一気に意気投合しました。
これから世界一周するそうで、所持金はなんと一万円スタート!弾き語りとアクセサリー作りという二足のわらじスタイルでお金を稼ぎながら旅をするみたいです。
面白いのは現在日本でもバスキングをしているということ。
弾き語りは夜の飲み屋街で行い、いい時だと一万円以上のアガリになるんだとか!日本でそれだけ稼げていればすごいですね。アクセサリーの売り上げを合わせると二万円になる日もあるのだとか!すげー。
ヒロキくんはこれから二ヶ月日本を旅したあと、台湾に渡り、そこからインド、一時帰国を挟み、再びインドから旅を続けるプラン。(マルチプルのインドビザが日本じゃないと手に入らないから)。旅の期間は二年半〜三年を予定しているとのこと。なんだか聞いているだけでワクワクです♪
対するあさみちゃんは今日はなんだか疲れた様子。
前日漫画喫茶に泊まったらしく、メガネにボサボサ頭、初夏の気温の中でマフラーを巻くという格好でした。キャラが立たないはずがないですね♪
まぁそれと、昨日思ったようにマクラメが売れなかったっていうのもあったみたい。浅草と下北沢で道売りをしたそうなのですが、一個も売れなかったのだとか。

むっちゃ綺麗でかわいいのに!
三人で顔を合わせた後はさっそく売りができそうな場所を探しました。
日本ではあまり馴染みのない「道売り」。
今回は僕も似顔絵という形で便乗させてもらうことにしたのですが、一体どこでやればいいのでしょうか?
ヒロキくんはいくつか道売りや路上パファオーマンスができそうな場所に目星をつけてくれていたので、場所探しはそこまで困りませんでした。
ですが正直のところ、どういうレスポンスがもらえるかは、その場所でやってみないことにはわかりません。バスキングはトライ・アンド・エラー。
今回目をつけたのは新宿三丁目の靖国通り。近くに歌舞伎町の入り口が見えました。
よさそうなスペースを確保して、それぞれに道売りの準備を始めます。
あさみちゃんは始め、自まえの白い布を敷いてその上に商品を並べて、自分も座るつもりだったのですが、道売りをするとなると、白い布があまり映えません。
さて、どうしよう?

僕は今回道売りをするにあたり、カラフルな布をたくさん持ってきていたので、それを使うことにしました。
しっかりと、空間作りができれば、その場所は自分のお店になってしまうのだから面白い。ちゃんと装飾品があれば、そのスペースも引き立ちます。


ちゃっかり持ってきたディジュリドゥが、まさかマクラメのディスプレイにこんなに色を添えてくれるだなんて思いませんでした。アサミちゃんも「わたし、ディジュ買おうかな?」なんて言う始末。
あるもので自分たちの空間を作っていく作業はまさに「DIY」。装飾をしている間は楽しい時間でした。あっという間に時間が経ち、気づけば1時を過ぎていました。
こんな場所に腰を下ろしてお客さんを待つのはなんだか新鮮な気分でした。
やはり日本人はシャイなのか、ちょっと場所がよくなかったのか、そんなに人が声をかけてきてくれるわけではありません。
そんな中で僕のインスタグラムでの告知を見て遊びにきてくださったユカリさんは、なんとマクラメの一点お買い上げしてくれました!

僕も似顔絵を一枚プレゼント。ストリート系の服装でしたが、スケートボードには乗らないとのこと。残念です。
ユカリさんは今日はお仕事がオフだということで、一緒にベンチに腰掛けて、まったり時間を過ごしていました。話をしてみると面白い。
建物の設計の仕事をされている方で、無類のジャパニーズ・パンク好き。僕が「オススメのバンド3つ教えてくださいよ」というと、めっちゃ悩んでいました。そんなに知ってるの?

決して数は多くはないのですが、アサミちゃんのマクラメに興味をしめして声をかけてくれる人もそれからチラホラ。
一応僕は「似顔絵描きます」という看板も出していたのですが、そちらはノーレスポンスだったので、足を止めてくれた人に素早く似顔絵を描いて、お金も取らずに押し付けていました笑。短時間で似顔絵を描くいい練習になりましたね。


最後の方にはアサミちゃんのお友達も駆けつけてくれて、道売りも賑やかな感じでした。
今までやったことのないことにチャレンジすると、自分の世界がまた少し広がりました。
あの場にいたからこそ、話ができた人がいたと思います。
いかに同じ場所にとどまらずに動いていくか。
それが日本に帰ってきたばかりの僕の課題だと思っています。
アサミちゃんありがとう。また機会があったらコラボしようね!

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