「ムンバイ・イエーイ!」

世界一周205日目(1/19)

 

「ムンバイ、
イエーイ!」

 

何年か前に行った旅イベントに出演していた
タブラ演奏者のユザーンさん
観客を巻き込んでそんなことを言っていた。

 

「僕が「ムンバイ」って言ったら、
「イエーイ」って言ってくださいね♪」

その時はなんでムンバイなんだよ?
てかムンバイってどこだ?

ってよくわからずに「イエーイ!」
って言ってたんだけど。

 

 

 

ゴアからムンバイへ向かうバスの中。

盗難があるかもしれないから気をつけてと
宿のおっちゃんから注意されてはいたが、
そこまで危ない感じはしなかった。

というより、
バスの荷室にバックパック預けちゃったら
もうお手上げ状態だよね。

盗まれるときは盗まれちゃうもん。

こればっかりはバス会社を慎重に選ぶか
天に身を、

じゃなかった。

バックパックを任せるしかない。

 

 

 

 

 

 

 

7時前に
目を覚まし、バスの中から
ムンバイの街並みが見えた。

高層ビルに混じって
何年も前から建っているのだろう?
と思わせる様な年期の入った建物が立ち並ぶ。

この街もこの街にしか持っていない雰囲気を
バスの中からでも感じる。

 

ついにやって来たんだ…ムンバイ!

次々に降りていく乗客たち。

僕はどこで降りたらいいんだろう?

 

「ほら、
ここで降りるぞ!」

「えっ?あっ、はい!」

 

一緒に乗っていたガタイのいい欧米人旅行者に
「カモン!」みたいな仕草をされて
僕はバスを降りた。

 

 

えっと…
ここはどこだ?

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バックパックを降ろしてもらい、
マップアプリを起動してモタモタしている間に
その旅行者はあっという間にどこかへ行ってしまった。

この近くに宿があるのだろうか?
ボロボロの建物たちが僕を見下ろしている。

 

とりあえず近くで売っていたフレンチトーストを食べた。
一枚6ルピー(10yen)。

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や、安い!チャイも6ルピー。

どうやらこの街では
安く食べ物にありつけそうだ。
ムンバイ・イエーイ♪

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ごちゃごちゃした路地でホテルの看板を見つけた。

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宿の名前の書いた看板を見つけたのはいいけど、
どこもシャッターが閉まっているため
どこが宿の入り口なのか分からない。

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近くにいた人に訊いて、
宿のレセプションまで辿り着くも
宿の人間たちは寝ている。

時刻は8時前。
インドって朝が始まるのが遅いんだよなぁ。

しかも値段はありえないくらい高かった。
ボるとか言う以前に僕を泊める気がない値段。

 

むう…。

 

 

 

マップアプリにとりあえず
「YMCA」と検索をかけてそれらしき宿を見つけ出す。

YMCAとは縁がないんだけど、
とりあえず行ってみようか。

 

 

獲れた魚を売る生臭い朝の市場や駅を抜けた。

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それにしても
やけに人でにぎわっている。

どうやら今日はムンバイでマラソン大会があるみたいだ。

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おそろいのチームTシャツを着たインドのひとたちが
楽しそうに集合写真を撮っている姿を何度も目にした。

 

だけど僕は安宿を見つけなくっちゃならない。

交通整備のおっちゃんにマップを見せて
「YMCAへはどう行ったらいいんですか?」と尋ねる。

Wi-Fiを通していないマップアプリの位置測定精度は低い。

自分が今どこにいるのかもわからない。

けど、街の地図があることはすげえ便利だなと思う。

iPhone以前の旅人たちはガイドブックなんかの
紙の地図が必須だったんだろうなぁ。
まったくもって便利な世の中だぜ。

 

 

 

通りの名前と地図を照らし合わせて
辿り着いたYWCA。

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…ん?
YWCA?

 

 

なっ、名前も似てるし安宿かもしれない!
と、とりあえずレセプションにー…

 

「一泊1450ルピー(2,453yen)ですね。
ダブルしか空いてませんけどねっ!」

 

もういやだぁああああ!!!ぜってーYMCAなんて信用しねえ!
こんなにもYMCAと縁がないなんて思わなかった。ていうかYMCAじゃねえし!

ちゃんとしたインターナショナルな宿なんだろうけど、
「M」の文字を逆さにした「W」の文字に
悪意しか感じない。

 

安宿への手がかりはなくなった。

これからどうしよう?
一番最初に行った通りに戻ってみるか?
でもずいぶん歩いちゃったしなぁ…。

とりあえず、近くにも宿があるらしい。
わずかな望みを託して歩いた。

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たまたま
見つけたマクドナルドの前で
Wi-Fiが使えるかiPhoneをいじっていると
客引きのにいちゃんが声をかけてきた。

 

「安宿あるよ。
シングルで800ルピー」

「それ安くねーし。
250~300くらいのないの?」

「そんなシングルはないよ。」

大きな街では300ルピー(508yen)が安宿の基準かなぁ。

 

 

「ドミトリーでもいいから
300ルピーの宿ないの?」

客引きのにいちゃんは財布から
何枚も宿の名刺を取り出し、僕に言った。

「ドミトリーでいいのなら
300ルピーの宿がある。
着いてきな」

と。

 

「えっ!!!あるの!!!
もしそれよりも高かったら
ぜったいに泊まらないからね!」

 

時に客引きがついてくるだけで
宿代が上がってしまう場合があるらしい。

客引きのマージンが宿代に上乗せされるというのだ。

だが、にいちゃんは大丈夫だ!と言う。

 

 

 

そして連れて行かれたのは
「DELIGHT GUEST HOUSE」
の看板が置いてあるボロボロの建物。

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だが、内装はだいぶ綺麗だ。

5階に上がるためにエレベーターがついており、
エレベーターボーイが扉の開閉をしてくれる。

レセプションには
欧米人バックパッカーの姿も見られた。

 

 

「あのぉ…
300ルピーのドミトリーって
空いてます?」

「ある」

 

 

うぉおおおお!!!一発!

大抵こういう場合って、「満室!」とか
ふざけた金額を言ってくる場合がほとんどなのに
今回はすんなりベッドにありつくことができた。

でも、ドミトリーなんでしょ?
どうせまたきったない相部屋なんだろうな。

 

と思っていたが、意外。

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ドミトリーには何台も
2段ベッドが用意されており、清潔感がある。
枕元にはコンセントが。

シーツも取り替えてくれた。
しかも窓際壁際すみっこのベッド。いいポジションだ♪

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チェックインを済ませて12時まで昼寝をした。

だってバスの中、窓際の席めっちゃ寒くて
うまく寝れなかったんだもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムンバイ
と言ったらインド門だろう。

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ちょっと前にWBSを毎回録画して見ている弟と一緒に
録画したやつを1.5倍速で見ていたら、
インド門では日本のカメラとプリンターを利用した
記念撮影をする商売があると特集していた。

半年以上前のニュースだったけど、
あれは今も営まれているのだろうか?

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インド門には多くの観光客の姿があった。
そのほとんどはインド人だ。
ここはインド人も訪れる観光スポットでもあるわけだ。

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そして首からNikonやらCanonのカメラを下げ、
エプソンの小型プリンターを持った
記念撮影屋の姿を何人も見かけた。

この商売、どれだけ写真をプリントアウトすれば
元が取れるんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

インド門を後にした僕は
「Wi-Fi FREE」と書かれたSUBWAYを見つけた。

おおっ!久々のWi-Fi!
やっとたまったブログをアップできる!

 

とりあえず60ルピー(102yen)の
ダイエットコーラをオーダー。

スタッフからパスワードを教えてもらい、
iPhoneをWi-Fiに通すもー…

 

 

あれ?ネット繋がんねえぞ…?

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「すみませ~ん、
ネット繋がらないんですけどぉ…」

「いやぁ、調子悪いみたいだね」

 

 

おいおい…マジかよぉ~…。

 

15分くらい何回もトライしてみたけど、
SUBWAYのクソWi-Fiはうんともすんとも言わない。

ろ、60ルピーが…。

チャイのハーフサイズだったら10杯飲めるよ…。

 

僕は諦めてダイエットコーラを飲み干して
SUBWAYを退出した。

 

 

 

次に見つけたのは同じ様に
「Wi-Fi FREE」と書かれた高そうなカフェ。
もう、無駄な出費はしたくない!

店員に「Wi-Fiのチェックさせてもらっていいですか?」と
Wi-Fiの作動状況を確認した上で、
60ルピーのムースケーキ(食べ物ではこれが一番安かったんだ)
を注文してようやく久しぶりにネットを使うことができた。

 

2時間が経過して思ったことは

「ムンバイに来て
ここで一日中ネットなんかしてていいの?」

ってこと。

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だってそうしないために、ほら、持って来たんだよね?
ギターを(笑)

やる場所はー、そう。

 

 

 

GATEWAY OF INDIA!!!

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荷物チェックを受け、
怒られなさそうなポジションでギターを構えた。

ここは人は多いけど、うるさくない。

興味津々で僕を取り囲むインドのひとたち。

時刻は夕方5時過ぎ。

 

こんな場所で唄えるなんてさ。
世界を旅してなかったらできないぜ?

 

回数を重ねるごとに度胸と
ふてぶてしさが磨かれていく。

インド門の前で唄ってたアホを見つけたら、
それは間違いなく
僕ですね(笑)

 

 

 

 

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野菜摂取だ!キャロット・ジュース。

うん…にんじんだ…。
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たまりにたまったブログランキングは圏外。

お~い!僕はここだよぉ。
(いつもあとがきはその日の下書き時に書いております
現在48位。ありがとうございます。
でも、もうちょっと上がりたいっす…。)

 

ユザーンさんはムンバイの何に
「イエーイ!」を感じたのでしょう?

メシは安いね。

でも宿は高いね。

 

そんなムンバイ。
でっかくて濃ゆくてインドの新しい一面を見ることができます。

でもね、僕の次の行き先はもう決まってるんよ。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!