「真剣な遊び」

世界一周69日目(9/5)

 

写真データ
バックアップ用に
ポータブルハードディスクとやらを
Amazonで買って持ってきたわけだけれど

使い方が全く分からなかった。

 

 

『パソコンにつないで
写真ぶちこめばいいんでしょ!
かーんたーんじゃーん!』

 

 

と調子をぶっこいていたわけだが

僕は方向音痴であると同時に

機械音痴なんだ。

 

 

今のブログだって
わざわざお金を払ってサーバーを借りて
WordPressっていうブログソフトで
作っているんだけど、

 

単にそれだけのことで
僕はこのソフトを
全然使いこなせていない。

 

 

 

凄い人、
って言うか知識を持っている人は
このWordpressを使って
もっとサクサク快適に、
それでいて綺麗に写真を載っけたり、

ブログそのもののレイアウトを
めちゃくちゃアーティスティックに
することだってできちゃうのだ。

 

 

 

残念ながら僕には
そんな知識やスキルは全く無く
ほんとにブログを書くだけで
精一杯なんだよね。

 

一回モンゴルでブログダウンを
させてしまってからというもの
もう怖くって
ソフトのアップデートもできないくらいの
ヘタレなんだよ。僕は。

 

 

 

 

 

 

ああ。
また話が長くなっちゃったね。

他の旅人さんたちのブログを
読ませてもらってると

 

『そんなんできて当然でしょ?』

 

みたいに
こういことには全然触れないけどさ、
僕は書いておきたいんだよ。

 

 

 

 

 

っていうか
痒いいぃいいいぃいいい!!!

 

だらっ!

 

カンボジア
蚊ぁ多いんだよ!
ボケがぁぁあああああ!!!

ってか何で
おれの部屋にWi-Fi
入んないんじゃぁあああああ!!!

わざわざWi-Fiの入る
一階まで降りて来てんぞ!
おれの部屋5階だっつーの!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はあ、はあ…
ごめん。

取り乱しちゃったね。

 

 

そうです。
シミさんは今
カンボジアにいます。

 

ちょうど昨日(9/7)に
ベトナムからバスで
首都のプノンペン
にやって来たんだよね。

だからブログとは
ちょっとタイムラグがあるのさ。

でも、ブログ書かなきゃね。

 

 

シミの世界一周の旅が終わった時に
このブログが
まるで一冊の本の様になってるのって
なんか素敵じゃないですか?

僕の旅は有名なブロガーさんの様に
書籍化なんてしないと思う。

だけど自分の旅を「辿れる」
ブログをさ、
創っていきたいんだよ。

 

 

 

 

 

そんなこんな
僕はその日も
HOLA GUESTHOUSEの
テーブルを占領して
HDと戦ってたわけだ。

 

2時間かけてやっとこさ
CANON kissX3で撮った
1300枚の写真を
HDにぶちこむことに成功した。

だけど
残りのSDカードの写真は
もうめんどくさくなっちゃって
やめた。

 

まあいいさ。
また時間のある時に
ゆっくりやろう。

 

 

 

 

宿で出会った大学生、
リュータロウくんが
『クレジットカードで
お金が引き下ろせない!』

 

ってハノイにいた時の自分みたいに
困っているようだったので

僕は自分のアカウントから
スカイプで銀行に電話をかけさせてあげた。
結局なんでおろせないのかは解決しなかったんだけど。

IMG_9252

 

リュータロウくんの一件が片付くと
僕は何もすることがなくなってしまった。

漫画も描き終えたばかりだし
新しい話を描くのには
時間が足りない。

 

かといって
中国、ピンヤオの宿から
かっぱらってきた
ジョン・アーヴィングの
「ホテル・ニューハンプシャー」
を読む気にもなれなかったし、
言っとくけど、
この本は本棚の片隅で埃をかぶって埋もれてたんだ。

 

ネットサーフォンで
残りの時間をつぶすのは
もったいない気がした。

 

こんな中途半端な時間
ってあるでしょう?

 

 

 

僕はふと
このベトナムに来てから
路上ライブをしていないことに
気づいた。

 

 

 

別にプロを目指してるとか
そんな大それたものじゃない。

ギターだって数曲のカバーソングと
3曲の自作の曲しか持っていない。

アルペジオのような
かっこいい演奏法なんかできやしないし

ましてや
楽譜さえ読めない。

コードを抑えるのが精一杯。

 

 

 

 

そんな僕が
路上ライブをやる理由。

 

 

これは

 

 

「真剣な遊び」

 

 

なんだ。

 

 

 

 

歌うのが好きだった。

 

中学や高校の文化祭で
バンドを組んでステージに上がるヤツらが
カッコよく見えた。
うらやましかった。

 

『あぁ、楽器さえ弾ければ
おれもあそこで輝けるのになぁ』

 

そんな想いを抱えて
浪人明けの大学では
軽音サークルに入った。

 

だけど、
周りの音楽の知識についていけなかった。
自分のやりたい音楽って言ってもコピーだけど
を一緒にやってくれる人は
なかなか見つからなかった。

大学で初めて組んだバンドは
日程調整やらリーダーシップやら
初めてのことだらけで
それに人間関係が加わると
バンドを組むことは難しいと感じた。

毎週のようにある飲み会に
嫌気がさしていたし

僕は最初の文化祭の
サークルの人間しかこないような舞台で
大好きな藍坊主の曲を数曲歌って、
そのサークルを辞めた。

 

 

 

 

コンプレックス挫折羨望
自分がやりたかたっこと
自分ができなかったこと。

 

 

 

ギターは
コミュニケーションツールとして
僕の役に立っている。ものすごく。

でも、
僕がギターを持って路上に立ち、
お金が入れられるための
ギターケースを足下に置く時、

それは

「真剣な遊び」

に変わる。

 

 

ただ自己満足で歌うわけじゃない。

エンターテイメント性をもって
聴く人が何かが残せるよう歌う。

 

そしてこれは
一種の勝負でもある。

自分に対しての。

リスナーに対しての。

 

 

何も伝わらなかったり
残せなかった時は
お金は入らない。

誰がこんなアマチュアギター弾きに
お金を落とすだろう?

 

だが、
自分のエンターテイメントが
ほんの少しでも伝わった時、
それはレスポンスという形で
ギターケースの中へ置かれる。

時に同情票という形で
お金を落とす人もいるだろう。

 

レスポンスをくれた人に
感謝の気持ちを言うのに違いはない。

 

 

 

 

 

バイクの
走行音から逃げるように
僕はバーのある通りに行き着き

僕はホテルの脇で
ギターのチューニングを始めた。

IMG_6041

 

 

隣にいたヒマそうな警備のおっちゃんは
ニヤニヤしながら
僕に椅子を差し出してくれた。

 

だけど僕は立って歌うよ。

そうじゃなきゃ
伝わらない気がするから。

 

 

CARAVANの
「Feed Back」から始まり、
「Tripper’s Anthem」
「Love & Free World」
と歌ったところで
レスポンスはない。

やっぱそんなもんか。

 

次の曲を歌いだした時
欧米人の女性と目が合った。

通り過ぎる彼女に僕は
ニッコリすると、
彼女は引き返して
5000ドンをケースの中に置いてくれた。

 

「thank you!」

IMG_6042

 

 

歌の合間にポソッと言った。
コードが上手く抑えられない。

 

 

次にお金を入れてくれたのは
雑貨売りのおばちゃんだった。

いつも同じ通りを何度も何度も
行き来して
観光客に物を売るおばちゃん。

いつも大変だろうな。

 

おばちゃんは
僕が歌ってる最中
何度か同じ路地を通り
僕にニコニコと笑顔を向けた後
お金を入れてくれたのだ。

 

横にいた警備員のおっちゃんから
歓声に似た声が聞こえた。

 

 

その後は
欧米人、ベトナム人共に
僕にレスポンスをくれた。

時々日本人の旅行者と目が合った。
彼らはほぼ一様に
スタスタと通り過ぎていく。

 

どう思われようと構わないさ。

 

僕はここで歌っていること。
誰かが聴いていてくれること。

それだけで十分だった。

 

 

 

 

最終的にケースの中に集まったお金は
148000ドン。
約700円。

IMG_6040

 

今まで旅して来た中で
一番の稼ぎとなった。

 

 

聴いてくれたみんな
ありがとう。

 

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