世界一周87日目(9/27)
よいよ
今日はシェムリアップに出発だ。
バスの中で
ELLEGARDENの
「The Autumn Song」
を聴きながら、
ソワソワしていた。
そう。
その気持ちは
「何年ぶりかの再開を果たす
彼女を待っているような
そんな気持ち」
そんなそんなイメージが湧いた笑。
もちろん僕がそんな状況に陥ったことはない。
「会いたい!
会いたくてたまらない!
でも、
この私の想いが膨らみ過ぎてたら
どうしよう?
このままお互い
素敵な想いを抱いたまま
会わない方がいいのかも…」
シェムリアップまでは
さんざんもったいつけて
色々な場所に行ってきたわけだけど、
ここまで溜めてきた想いが
過剰な期待で終わってしまうことが
ちょっと怖かった。
それでもバスは
こころなしかいつもより快調に飛ばし、
あっという間にシェムリアップに
到着した。
バイト時代に読んできたブロガーの人たちは
一体どんな気持ちで
この地を訪れたのだろう?
客引きを振り切って
僕が目指したのは
TAKEO Guest House
だってね。
ほら。
タケオの名前に導かれるまま
「タケオ」まで行っちゃいましたから。
どんなものか
見ておきたかったんだ。
バイタクのおっちゃんに大体の
道を訊くも、
さすがは観光地。
一筋縄では教えてくれない。
「オールドマーケットの近くにあるよ!」
「いやいや、ガソリンスタンドの近くだ!」
「ファーラウェイ!
遠いネ!」
カタコトの日本語が
胡散臭さを演出する。
僕はホームページに載っていた
超アバウトな地図を頼りに
タケオゲストハウスに
歩いて行ってみる事にした。
マップアプリを頼りに
パブ・ストリートを抜け、
様々なカンボジア人に
タケオゲストハウスの場所を尋ねるが、
誰一人として
まともに教えてくれる人はいない。
僕はついに
日本料理屋を発見して
入り口からそっと顔をのぞかせた。
「あのぉ〜…
すいません、
タケオゲストハウスを
探しているのですが
どこかご存知でしょうか?」
中ではヒマそうに
新聞を開いていた大将は
顔を上げてパサッと言い放った。
「ああ。
タケオゲストハウスね。
大通りを右折して
信号で左折。
70メートルくらい」
さすが日本人
的確な道案内だ!
僕は頭を下げてお礼を言い、
最後の「詰め」作業に入る。
タケオゲストハウスは
大将の行った通り
ほんとに近くにあった。
中から女将さんのモムさんが
出てきて、レセプションで受付を済ませる。
宿のスタッフは日本語で
「何泊しますカ?」と訊いてくる。
噂通りの日本人や宿だ。
ドミトリーは一泊3ドル。
朝9時までなら朝食が注文できるらしい。
3階にあるドミトリーには
ベッドが沢山あった。
ちょうど今日の朝方
沢山の宿泊客が
チェックアウトしていったらしく、
使われているベッドは
3台ほどしかなかった。
そして空きベッドは沢山あるのに
僕に割り当てられたベッドは
他の宿泊客の隣り。
管理しやすいってことなのか?
ベッドを勝手に移動すると
その分のベッドの追加料金がかかるらしい。
さすが日本人向けだ
規則が厳しいなぁ。
また、各自ロッカーと
南京錠が割り当てられ、
張り紙を見ると
物騒なことが書いてある。
そんなに!?
そして
トイレ兼シャワーを覗くと
中には浴槽なようなものがあり、
汚い水が溜まっている。
蛇口をひねると
鉄の臭いがした。
シェムリアップの水は
全部鉄の臭いなのかな…
僕は鉄臭い水で洗濯をしたあと、
備え付けの扇風機にセッティングし、
僕は町に出た。
アンコールワットは明日だ。
今日は町を歩こう。
観光地化
されているだけあって
シェムリアップの町は
レストランや雑貨屋さんでいっぱいで
歩いているだけでも楽しくなる。
相棒まおくんと企画している
「旅する雑貨屋さん(仮)」
の下調べをし、
僕はDVD屋さんを発見した。
DVDのある場所では
一応、探している。
えっ…?
いかがわしいヤツじゃないっすよぉ。
おねえさんに
僕の探しているタイトルを告げるも
なかなか見つからない。
そうかー、
有名な映画だと思ったんだけどな。
今回もなかったかー…
おねえさんは
店長的な人を電話で呼びつけ
店長も探してくれた。
そして見つけた。
「Into the Wild」
どうしても見たかった映画。
原作の本も読んだ。
ちょっと悲しいけど
冒険心をくすぐる
素晴らしい作品。
世界観が圧倒的なんだ。
僕はお礼を言って店を後にした。
オールドマーケットの前で
スプライトを飲みながら
タバコをふかしていると
いつものように
バイタクのおっちゃんが
ツアーに行かないかと持ちかけてきた。
話を聞くと
アンコールワットと
その他の遺跡を巡るチャーターで
13ドル。
人数がいればいるだけ
安くなるらしい。
これはいい価格なんじゃないか!?
僕は明日、朝日を見に行くため
5:00にタケオゲストハウスの前に
着てもらうことで話をまとめ、
商談を円滑に進めるために
5ドルの夕日を見に行った。
明日のチケット(一日券)を
20ドルで購入し、
アンコールワットのある
方へトゥクトゥクは走っていく。
リシィ(おっちゃんの名前)は
夕日の見える遺跡のふもとで
僕を降ろした。
一時間後に日が沈むらしい。
僕は焦る気持ちを胸に
遺跡のあるてっぺんまで
足場やに登った。
遺跡に着くと、
そこは大勢の人で
埋め尽くされていた。
雲の合間から夕日が見える。
途中雨がポツポツ降ってきたが
僕は夕日の前から動かなかった。
ついに
ついにここまで来たんだー。
何かこみあげるものを
胸に感じたー….
てか
さっきから
中国語うっせ!
周りでは
中国人観光客のおばちゃんたちが
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ
おしゃべりしている。
中国の観光ブーム。
頼む、
頼むから静かにしてくれー…
夕日を見た後、
僕は宿に戻り
ブログを書いたあと、
蚊に刺されながらギターを弾いた。
————————————
世界一周ブログランキングに参戦しております!
てかシミさんこーいう時の
コミュ力ないんで大変です。
「あのぉ、
みなさん、もうアンコールワットは
見に行っちゃいましたー…よね?
僕、明日の朝、朝日を見に行こうと思って
トゥクトゥク、チャーターしちゃったんですけど
どなたか一緒にいきませんか?」
腰低っ!!!
参加してくれたホヌマにいさんと
歯科医のにいさん!
ありやとやす涙!
既存の輪に入るのって
けっこう難しいんだぜ?
そんなコミュニケーション能力の
難しさを理解して下さる方はポチを
「そんな輪なんて気にしねぇ!」
ってかたは
是非僕にご教授ください笑。
にほんブログ村のページの読み込みが完了すると
僕にポイントが入る仕組みです。
★パソコン用☟
にほんブログ村
★スマホ用☟
にほんブログ村 世界一周
旅する雑貨屋さん★
お久しぶりです*\(^o^)/*
アンコールワットいいな♫♫
そして、雑貨屋さんきになります(=^x^=)w
>れーな★ちゃんさん
コメントありがとございます(涙)!!
最近僕のブログがつまんなくなったせいもあって
レスポンスがなくてさびしかったっす!
文章力の問題もあるけど、
でも、それも旅なんす。
今は日々のブログを書くのに
いっぱいいっぱいですけど、
徐々に企画化していきたいと思います。
「旅する雑貨屋さんごっこ(仮)」
どうぞお楽しみに!