「残った水は多いでしょう?」

世界一周146日目(11/21)

 

「Are you
japanese?」

 

「Yes…」

 

朝食を近くの露店で済ませて
ホテルの前でタバコを吹かしていると
ガタイのいいお兄さんに声をかけられた。

どうやら同じホテルに泊まっているらしい。

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最近ようやく理解したよ。

旅するアジア人は時として

韓国人なのか中国人なのか
はたまたシンガポール人なのか
ひょっとしたらマレーシア人なのか

一見区別がつかない時がある。

 

 

僕は日本人の旅人に
ときどき遭遇するくらいなので、
そのニュアンスみたいなのを
そこまで掴めていないけど

日本人の旅人は服や小物にお金かけていて
「洒落た感じ」かなぁ?

「旅人ファッション」にしても
センスがある。

 

 

そう言えば
「nanairo」(チェンマイの素敵センスな服屋さん)のサチコさんも

「日本人は服の合わせ方が上手いよね」

と言ってたな。

 

だからと言って
僕にセンスがあるわけではございませんがね笑。

 

 

 

 

 

 

声をかけてきたのは
日本人の旅行者

ムネさん

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仕事と大学を両立されている
ガッツのある方だ。

 

 

「気さくなあんちゃん」な雰囲気を持ち
初対面なのにあまり気を遣わずに
話すことができた。

そして
「地球の歩き方」の最新版は持っているくせに
あまり観光に対して熱心じゃないのにも
ちょっと好感が持てた。

 

「お寺なんてありすぎて
見飽きたよ(笑)」

 

「じゃあウーベイン橋なんてどうですか?
夕日めちゃくちゃ綺麗でしたよ!」

 

「夕日もねー、
いっぱい見てきたからもういいかな?」

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そんなムネさんの旅は
数週間のショートトリップ

 

タイのデモの影響で
ミャンマーに長く滞在することが可能になり、

たまたまお祭りだったゴールデンロックで
現地の人と一緒にお寺で野宿したり、

野宿明けで洗髪しようとして
偶然行き着いた小さな美容室で
お店のひとたちと仲良くなったり。

 

結果論だが、
些細な偶然がムネさんの旅を
面白い方向へ導いている印象を受けた。

旅に出ると
こういう偶然がよく重なる。

 

 

 

なによりムネさんの
旅に対する感受性の豊かさに
僕は感心した。

 

「やっぱりさぁ〜…
ミャンマーの人たちって貧しいんだけど
温かいんだよなぁ。

日本みたいに核家族じゃなくて
親戚ぐるみの大家族じゃん?

みんなで集まってワイワイやってるの見ると
なんか「いいな」って思うんだよ」

 

「欧米人ってさぁ
最初は海外に彼らの楽しみ方を持ち込む感じで
毛嫌いしていたところもあったんだけど、

実際につき合ってみると
そうじゃないんだよな。

彼らってすごくジェントルマンなところ
持ってるんだよ」

 

「おれはね、
『ソラニン』の彼氏(種田)が死んじゃうのは
よくないと思うんだ。

あれで彼女(芽衣子)の中で彼氏が美化されて
永遠のものになってしまうわけでしょ?

二人でぶつかりあって
葛藤が合って、乗り越えて
最終的には別れてそれぞれの道を歩む。

そんなストーリーの方がおれはいいと思うんだ」

 

 

同じ国を旅していても
物の見方が違うというんだなぁということを
改めて気づかされた。

ムネさんに会わなかったら
旅のひとコマを何も考えずに
流してしまったかもしれない。

目に映る意味を見いだすのは
自分次第。

 

最後の「ソラニン」のくだりは違うけど笑、
そのくらい物事に対する考察が
深い人だった。

 

 

「観察→考察」

 

 

これすっごい大事。

特に旅漫画を描く僕にとっては。

 

 

「考えろ!考えるんだ!
マクガイバー!」

伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」にも
こんなフレーズがあったな。

それと
ただ考えるんじゃなくて
書き留めておかないと忘れちゃうね。

旅ノートも大事だね♪

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ムネさんと別れたあと
僕が向かった先は

マンダレーヒル。

 

2キロ四方のお城の堀沿いに
もちろん漕いで行きました。

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Penny Boardで(笑)。

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めちゃくちゃ遠く感じた。
間違いなくPennyBoardの走行距離世界一は僕だ。

 

 

僕もそこまで観光に興味があるわけじゃないけど
マップで確認したら
『なんだ行けないこともないな』
勘違いしてしまったわけです。

あれはピックアップとか使った方がいいな…。
もしくは自転車で。

 

暑さと排気ガスにやられ
思わずジュース屋さんで
100%パイナップルジュースをオーダー。

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いやぁ。50円でこれが飲めるんだから
ミャンマーの食べ物は安いよね。

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マンダレーヒルには
来てよかったと思う。

 

入り口にバカでかい獅子の銅像が建っている。

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そこで靴を脱ぎ、

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ひたすら頂上に向かって
階段を上って行く感じは

「天国への階段」

だろう。

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造形の整った階段の脇には
いつでも休めるように
ベンチがついている。

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バリアフリーとは言いがたいが
お年寄りには優しいんじゃないか。

犬も昼寝してるし♪

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そして途中にあるスペースには
仏像が置かれている。

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ここで祈りを捧げて
また階段を上って行くわけだ。

上へ、上へと…。

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ベタな表現をしたけど、
祈りの場所を高い場所に作る気持ちは
頂上に着いたら分かった気がした。

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マンダレーヒルの頂上からは街が一望でき、
自分がいる場所からだったら祈りが届くんじゃないか
そう思わずにはいられないのだ。

 

 

あなたは神様を模した人形で、
神様はここにいるわけじゃないけど、

この場所から、
いつもミャンマーの人たちを
見守っているんですね。

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そう思うと
膝をついて祈りたくなった。

手を合わせてひと呼吸置いた後
床に手を置き頭を下げる動作を三回。

旅の安全と感謝の気持ちを。

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18時に
ムネさんと宿の前で待ち合わせをして
ご飯を食べに行った。

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ミャンマービールの置いてあるレストラン。

お酒の弱い僕は少し飲んだだけで
気の遣えないおしゃべり野郎
に成り果ててしまったが、

ムネさんは大人の余裕で
僕の話をよく聞いてくれた。

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や、やさいっっっ!
こういう時に摂取せねばぁっ!

 

 

「旅はまだ始まったばかりだからさ」

 

ムネさんはそう言って
僕の注文したライスとあんかけ野菜炒めの
お金を払ってくれた。
それにビールの代金も。

ほんとうに、ありがとうございます。

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140日以上も旅をしてきて
「まだ始まったばかり」か…

 

この先、

僕は何に出会い、

何を感じ、

何を創ることができるのだろう?

 

 

旅は出会い学びだ。

そして感謝の気持ちを忘れずにいこう。

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ムネさん!ごはんをごちそうしていただいて
ほんとうにありがとうございました!

ムネさんも、大学とお仕事頑張ってください。
夢が叶うことを陰ながら応援しております。

 

結局Wi-Fiもそこまで早くなく
一日に一本編集が限度でした。
(写真のアップがねぇ…遅いんだよ)

この文章を書いている時点(11/23)では
マンダレーからバガンに向かいます。

夜行バスで11ドル。
まぁ宿代浮くし活動時間も増えるし
今回は便利な方で♪

 

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4 件のコメント

  • 素敵な方に出会えてよかったねぇ。私はまだ一人の日本人にも会ってないよ。日本語を話せるミャンマー人にはけっこう会ったけれど。今週の週末マンダレーに行くんだよ。入れ違いだね。

    • >ふくさん

      確かにミャンマーは日本人の方が少ない印象を受けます。
      今現在はタイ、バンコクに戻ってきましたが(12/5にインドへフライトです)、
      結局ミャンマーではムネさん以外の日本人の方にはお会いしませんでした。

      それに比べて日本語を喋れるミャンマーの人は多いですよね!
      日本のお寿司屋さんで働いていたという方に
      ヤンゴンでお会いしました。

      ミャンマーはそこまで寿司がメジャーじゃないのに、
      なんでその仕事を選んだのでしょう?
      先見の明かなぁ?

  • シミくん見っけ!
    良い記事書くねー、嬉しくて何度も読み返しちゃったよ笑。
    シミくんと会ったのも何かの縁なんだろうね。出会ってしまった以上、全力でシミくんの旅を応援するよv
    これからも気をつけて、楽しんで♪
    では

    • >ムネさん

      こちらこそ嬉しくなるようなコメントありがとうございます。

      それと、
      マンダレーでは
      『旅っていいなぁ』と再認識させていただき
      (それとご飯をごちそうしていただき笑)
      ありがとうございました。

      「出会ってしまった以上」ってちょっと
      「嫌々」感が出てなくもないですが笑、
      応援よろしくお願いします。

      ムネさんもお仕事と大学頑張ってください!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!