「結局カメラは…」

世界一周335日目(5/29)

 

カメラが直らない⁉︎??

昨日ついにエリザさんのスマートフォンに
(っていうかこっちから電話したんだけど)
alta service centerから連絡が来た。

エリザさんのざっくりとした英語では、
修理にもう少し時間がかかるのだろうと
お気楽に構えていたのだが
そうじゃないらしい‼︎

カズさんにエリザさんの話を
通訳してもらって分かったことは

 

 

 

修理に4週間かかるということだった。

 

 

 

はっ…、いやいやいや。
待てないっしょー笑。

冗談キツ過ぎて笑けてくるわー。ぷ、ぷふーっ…

 

「4週間いるんだったら
宿のスタッフをやってくれれば
宿泊費はタダだよ」

とカズさんは言ってくれたが、
僕はここから先に進みたかった。

ただでさえ、沈没して、
どこか後ろめたさを感じていたからだ。

 

 

「とりあえず、
行って確かめてきます!」

僕は修理を依頼した
alta service centerへと向った。

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と、とりあえずハチャプリ(チーズを生地に練り込んだパン)食べて元気出そう。

 

 

 

メトロのカードに4ラリ分を
チャージしてサラジシュベリで降り、

そこから3番のマルシェに乗って
ベリアシュビリ・ストリートまで向った。

 

 

メトロのカードはマルシェでも使える。

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そして
一時間半以内であれば、
料金が加算されない
という旅人お役立ちテクニックがあるのだ!

その情報をカズさんから聞いた。

てか、なんでおれ
4ラリもチャージしてんだ…

お母さん…、時々、自分のしてることが
よく分からないんだ…。

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と、とりあえず!今はカメラだよ!カメラ!

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「で、どーなんですか‼︎⁉︎」

受付で控えを見せて、
自分のカメラがどうなってるのかを聞きただした。

 

 

「4週間かかるね」

「4日じゃなくて⁇」

「あぁ。フォー・ウィークス」

 

 

 

 

「カメラ返してもらえます?

戻ってきたCanon kiss x3は
8日前と全く同じ状態だった。

何も手をつけられていない。

てか一週間以上も何もしないって、
放置プレイにもほどがあんぞこらぁあああ‼︎

あー!もう!グルジア!しっかりしてくれよ…。

もういい。トルコで直す!

それまではiPhoneで我慢だ…。

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がっくし肩を
落として宿に帰った。

エリザさんに今日と明日分の宿代を支払った。

「あさってにはチェックアウトするから」

ここで、いつまでも
ウダウダしているわけにはいかない。

だが、ここでやるべきこともある。

お湯を沸かしてコーヒーを作ると、
僕はテーブルについてパソコンを広げた。

モンゴルで買った旅ノートに
調べた情報を書き込んでいく。

なんかこういうデスクワークって、好きだ。

今ではネットで調べて、
そのページをリーディングリストにいれておいたり、
PDFで見れるようにしておいたり、
ボタンひとつで情報を保存できちまう。

だけど、僕はこういう風に
自分の手で書くのが好きなんだ。

IMG_9380

 

学生の頃、
「勉強の仕方」が分からなかった。今もだけど。

ただ黙々とノートにキーワードを書いて
ムリヤリ頭に詰めた。

「手で覚える」と言っても
よかったかもしれない。

そんな風にして頭に入れた知識は
今では忘却の彼方に消えた。

あんなに勉強した
浪人時代の世界史も雲散霧消した。

あの時間は何だったのだろう?

そう考える時もある。

 

 

世界を旅する上で活きるはずだった世界の歴史。

原始時代から近代史まで。

それがあっという間に消えてしまったのだ。

勉強すること、情報を頭に残しておくこと。

もー、なんなんすかね?

あんなに詰め込んだ記憶は
どこへ行ってしまったんだ??!!

 

 

 

 

 

「沈没している」

と今の自分が受け入れられれば
何も抵抗はなかった。

別に日記に何も書けなくったっていいじゃないか。
(それでもウダウダ書くんだけどさ。可能な限り)

そこからはずっとパソコンを開いて、
旅ノートに情報を書き出して行った。

気分転換にギターを弾くとかそんなもん。

 

 

大学時代の教養科目でドイツを学んだ。

クソつまんない講義だったけど、
レポートはせめて自分の面白い題材を取り扱おうと、
ドイツの児童文学作家、
「モモ」
(時間泥棒が出てくるお話ね。
絶対小学校に一冊は置いてあるよ!)

の作者である
ミヒャエル・エンデについて調べた。

僕が読んだのは「モモ」を通して
時間の使い方だとかお金に対する
人間の向き合い方に迫って行く本だった。

これも内容は忘れてしまった笑。

あっ、こん時はさすがに読書ノートみたいな
のつけてるから、見れば思い出すかな?

その本の中にこんな箇所があった。

ミヒャエル・エンデは

葉を落とした冬の木の方が
生命の活動が一番活発なのだと言う。

冬に貯めたパワーが
春や夏に外に向かって放たれるのだと。

 

 

哲学的な話だったから、
間違った解釈かもしれない。

まぁ、今の僕はそんな感じだ。

次の旅に向けて
旅のモチベーションを貯めているのだ。

てか情報収集大事だもんね。

 

 

カメラはここでは直らなかった。

たったそれだけのこと。

トルコでカメラを修理に出す人もいる。
ヨーロッパに入れば直せる場所も増えてくるだろう。

一眼レフで写真を撮らなくたって死にやぁしねーよ。

 

 

物は考えよう。

室内にいたって、僕の心の中は
メチャクチャ動いている。

テンション上げていこう♪

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それは知り合った人との
会話のきっかけになるかもしれないし、
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