「町から町へ」

世界一周456日目(9/27)

 

 

目覚ましも
かけなかったので、

起きたのは9時過ぎ。

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教会の真横だったので、
誰かモーニングコールに来るかもしれないと
思っていたのだが、放置だった。

放置…。

うん。そんなに甘くないよね。
だって僕は25歳だし…。

マジ日本で社会人やってる
みんなには頭が上がらないよ。
偉い!尊敬する!

 

 

ここはアイルランド、
ウェックスフォードという小さな港町

その教会の横の芝生が昨日の寝床だった。

 

 

日曜日の今日は
教会ではミサが行われているようで、
教会の中には入ることができなかった。

テントの中で昨日買ったパンと
残ったサラダで野菜サンドを作る。

のろのろと支度をして

さぁ出発するとしよう。

今はどんどん先に進みたい気分だ。

 

 

 

ほんのちょっと
町を覗かせてもらって次の町へ。

僕は旅人。

そこに住む人からしてみたら、
僕の存在は吹き抜ける風みたいなもの。

時間は有限で、旅は長く続けていきたいけど、
日本に帰ってからやりたいことはある。

さぁ、重い腰をあげて、次へ進もう。

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ここから先のヒッチハイクは情報がない。

手に入る情報は大きな町や
知名度のある町の情報のみ。

小さな町はヒッチハイクの情報なんて載っていない。

だけど、アイルランドでは
ヒッチハイクしやすいことは
昨日の経験で分かった。

 

 

マップアプリでヒッチハイクの起点となる
“roundabout”を探した。

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ハイウェイ前にある、
ドーナッツ状の道路は車が速度を落として
各々の目的地へ入っていくため、
標識の前で親指を立てていれば
ドライバーも乗せやすいようになっている。

 

 

今朝は曇っていたのに小雨が降り出した。
僕はその中を鼻歌を唄いながら歩いた。

いや、鼻歌なんてもんじゃない。
誰もいないことをいいことにシャウトしてたな。

現地の人からしてみたら
『アイツ、かなりヤヴァイ!』
って感じだっただろう笑。

 

 

町から2kmちょと歩くと
ラウンドバウトが見えて来た。

雨が降るとヒッチハイクの成功確率は下がる。

標識前に行こうとして、
ラウンドバウト内を渡ろうとすると、
ドライバーさんと目が合った。

 

 

そして何も言うでもなく、車が止まった。

 

 

ようやく僕もここまでの域に到達したのだ。

親指を立てなくても
車が止まって
くれるっていう。

ひゃっほ~~~いっっっ!

 

 

お礼を言って車に飛び乗る。

え?10kmも行かない?

そんなこと、気にしませんよ。
進めればそりゃぁオッケーです笑。

 

 

 

 

 

 

パットさんは
“Walking Stick”の職人さんだった。

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「えー、なんですか?
そのウォーキング・ステッキって?」

「ああ、これだよ」

 

 

そういってパットさんは
僕に一枚の写真を見せてくれた。

展示会場みたいな場所に立っているパットさん。
周りには無数の杖。

そう、おじいちゃんが
手にもって散歩してそうなステッキだ。

 

 

「今までにどれくらい
作ったんですか?」

「何千本とさ!」

 

 

一本のステッキを作るのに
2時間で完成してしまう時もあれば、
何日も、材質によっては
一ヶ月以上かかる場合もあるそうだ。

 

 

「ステッキって消耗品なんですか?
どれくらい使ってられるものなんでしょう?」

「人によるけどね。
普通に使ってても
100年は使えるんじゃないかな?」

 

 

マジこういうの大好き!

自分のおじいちゃんが使っていたステッキが
親父に受け継がれ、オヤジから息子へ受け継がれる。

ついついそんなストーリーを想像してしまう。

ステッキを僕が使うようになるかは分からないけど、
パットさんが作るステッキのように
誰かに託せる物が自分の人生でひとつは
欲しいものだなと思った。

 

 

一本目からいいヒッチハイクだ。
よし、この調子で次に行こう!

 

 

 

 

 

小雨の中で親指を立てた。

自分が今どこにいるかんなんてどうでもよかった。

もし仮に、一台もここで車が
捕まらなかったとしても、ここでテントを張れる。

野宿なんて一見馬鹿げてるし、
危険なようにも思えるけど、
僕はより一層自由になれた気がする。

 

 

小雨の中止まってくれた
次の車を待っていた時間は
わずか10分たらずだった。

マットさんはかなり早口で英語を喋った。

聞き取れる言い回しやワードから
断片的に想像して、てきとうに
「ヤー」と相づちを打ったりすした。

マットさんは「You knou?(~だろ?)」と言うのが
口癖のようだったが、
僕にはなのことだかさっぱり分からなかった。
確信犯だな。きっと僕が理解できないのを知ってて
「ユ、ノー?」とか言ってるに違いない!

今回も楽しいドライブだった。

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New Rossという町で僕は降ろしてもらった。

日本人の知り合いがいて、
彼女も世界を旅してたってのは分かったー..かな?

サンクスです!

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あれ!?

 

 

ケネディだ!!!

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ふー、危うく僕も
他のヤツらと同じことを
しそうになったぜ笑!
IMG_6203右手だけみんなが握手するからキンピカだ。

 

 

 

 

ニュー・ロスの町では
ピアノ・フェスティバルが行われている
真っ最中だった。

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町にかかった横断幕には
そのように書かれていたが、
そこまで町に活気が感じられず、
僕はニュー・ロスの町をとばすことにした。

まぁ、そんなもんさ。
夜になったら盛り上がるのだろうか?

 

 

 

ヒッチハイクができそうな場所まで歩いて行く。

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野馬?ごみ漁ってたよ。

 

 

 

途中にあったガソリンスタンドにある
個室トイレに入ると
温水でタオルを湿らせ体をぬぐった。

今僕を悩ませているのは
体臭だ。

体はまったくベトベトしない。
むしろサラサラしている。

 

 

ついこの間まで、まおとドイツを旅した時、
まおはしきりに「臭う」と僕に言ってきた。

時々自分でも臭った。特に汗をかいた時

これは食生活の変化が原因なのだろうか?

それともやっぱり人間は
湯船に浸からないとダメなのだろうか?

 

 

シャワーを全く浴びないわけでもない。

旅先で仲良くなったヤツに泊めてもらったり、
ドイツではサービスエリアの
シャワーを使ったりもした。

まぁ、物価の安い国に行って、
宿も泊まるようになれば改善されるだろう。

それまではホームレスでいいや。

 

 

 

 

ガソリンスタンドを出て、
車が止まれそうなスペースを見つけて親指を立てた。

わずか3台目にして車が止まってくれる。

もうどんだけヒッチハイカーに
優しいんだよ!アイルランド!

 

 

 

僕を乗せてくれたドライバーさんは
アリヴィーダスさんというリトアニア出身の方だった。

ヒッピー全盛期のころは髪を長く伸ばして、
ギターなんか持って旅していたという。

それが今ではかなりの健康志向。
タバコもすっぱりやめたと言う。

人生何が起こるか分からないってことだ。

アリヴィーダスさんとは行き先が違ったので、
最後のラウンドバウトで降ろしてもらった。

 

 

次の目的地までもう10kmもない。

15分くらいで最後の車に乗せてもらった。

そこまで会話は弾まなかったけど、
「目的地が一緒だから乗せててってあげるよ」
みたいな自然なオファーだたった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして僕は
ウォーターフォードへと
やって来たのだ。

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なにこれ?

 

 

 

バスターミナルで降ろしてもらった。

町は今朝までいた
ウェックスフォードよりも大きな感じだ。

 

 

適当に町の中心地を歩いた。

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あ、まおくん、雑貨仕入れたわ。

 

 

 

港町にはどこも
似た様な通りがあるらしい。

車が入って来れない
ショッピングストリートみたいな通り。

ここでも地元の若い子が
ギターの弾き語りをしていた。

 

 

一通りストリートを調べると、
ベストと思われる場所でギターを構えた。

車の走行音がないことによって、
こんなに気持ちよく唄えるなんて。

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その分、自分の発する音に
感情を込めることができる。

それに応じてレスポンスが入る。

目の前をニコニコして通り過ぎていく人が
いるだけで僕は嬉しかった。

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このロボットみたいな清掃車が
マジでウッセーんだわ。

 

 

 

 

一時間半くらいのバスキングを終えると、
僕はジャラジャラとコインをかき集めて
「スーパーマック」というファストフード店に行った。

コンセントに一番近い席についてパソコンを広げる。

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「カエルダッシュ」は僕の愛読ブログです笑。

 

 

 

 

店内に置かれたテレビの中では
大きなスタジアムで何かよくわからないスポーツが
繰り広げられている。

アイスホッケーのようなスティック、
手に持ったテニスボールくらいのサイズのボール、
えっ?そういう風に身体接触する
ディフェンスなんてありなの??!!

ってスポーツに
アイルランドの人たちが熱狂している。

世界にはこんなスポーツもあるんだなぁと思いながら、
注文したコーヒーとチーズバーガーと
ポテトのセットを味わった。

 

 

来たばかりのウォーターフォードの町で、
僕はずっと作業をしていた。

23時前には僕以外に客の姿は見られなかった。

それなのに、お店のスタッフさんたちは
全く嫌な顔をしない。

それどころか僕がトイレに行こうとすると、
「荷物を見ていてあげるよ」とさえ言ってくれる。

ったくー、なんて優しいんだよ。

 

 

 

半袖のボタンシャツを着たスタッフさんと話した。

三年前にヨーロッパを回る旅をしたそうだ。

だからか、だからバックパッカーに理解があるのか。

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ね?

 

 

 

 

 

 

ファストフード店を出て、
そのままバーでギネスを飲む。

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夜遅くまでお店は沢山の地元客でにぎわっていた。

大音量で音楽がかかり、自然と体がノれた。

一人バーだなんて日本以来かな。

僕が一人、iPhoneをいじっていると、
「お~!そんなところで一人で何やってるんだ?」
と酔っぱらって機嫌がよくなったお兄さんが
絡んできてくれる。

そういう人なつっこさに、
余計にこの国が好きになってしまう。

 

 

僕も気持ちよく酔っぱらって、
深夜営業のチップス屋で
2ユーロのフライドポテトを買った。

チップス屋にいたお兄さんが
「キャンプなんてしてないで、
うちに泊まりにこいよ!」と
ありがたい申し出をしてくれたが、

お兄さんの友達もいたので、
僕はフレンドリーにその申し出を断った。

 

 

 

そのまま中心地から少し離れた公園に
忍び込んでテントを張った。

ただ、夜中でも地元の若者が
何組も公園内をフラフラ歩いていたのが
ちょっとだけ気になった。

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バスキングで稼だお金で飲むっていう笑。

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