う〜っす!
仕入れ担当シミです。
日本で頑張っている
相棒のまおを店長に
企画している一度限りの雑貨屋さん、
「旅する雑貨屋(仮)」
あぁ〜…一体いつになったら
「(仮)」がとれるんだろう?
チェンマイのSHINさんのお店
「moonhutte(ムーンヒュッテ)」みたいな
カッコいい名前つけられないかなぁ…
今回の仕入れ先は
タイ
パーイという町です。
最近の僕の悩みは
東南アジアの雑貨たちは
どれもこれもカワイイヤツらばかり
なのですが、
ぶっちゃけ、
「どこの国でも似た様なものが売っている」
という事なんですね。
そりゃ、もちろん
作ってくれている人たちがいることは
わかってます。
でも、
イマイチ、オリジナル感が
感じられなくなってきてしまった。
「この雑貨はタイのどこそこで買って、
こっちはカンボジアのなにそれで
買ったんだよ〜♪」
って言ったところで
日本にいるみんなには
ピンとこないんじゃないか?
そんなことを考えていると
仕入れに対するモチベーションも
落ち気味になってしまいました。
そこでしか手に入らない
オリジナリティのあるものを
僕は仕入れたい。
店長のまおは
「フェスで売ってそうな物を思い出して!」
とイメージが浮かぶ様なアドバイスを
くれるのですがー…
やっぱりピンと来んのだな。
東南アジアの観光地は
どこもお土産屋さんばかりです。
一体どれを仕入れればいいの!?
そんな中発見した
一軒のお店。
今回はちょっと自分の趣味に
走ってしまいましたが、
文房具好きにはたまらないと思います。
「MEMORY」
パーイにある小さな雑貨屋さん。
店内にはゆったりとした音楽が流れ、
店長さんの私物でしょうか?
自転車も置いてあります。
自転車が置いてある雑貨屋さんって
なんかいいなと思うのは
僕だけでしょうか?
カウンターの向こうは
商品の製作現場になっているようで
店長さんの働くを見ることができます。
ここで扱っているのは商品のほとんどは
店長さんが自分の手で作っているものです。
帽子やポーチやカワイイおきものたち。
そのなかで一番目を引くのは
ノートブックです。
茶色の紙でできたオシャレな表紙はすべて
一冊一冊、店長のデザインしたものです。
一冊として同じ物がない。
まさしくオリジナル。
休日、バッグに入れて
お気に入りのカフェに持ってきたくなる様な
ノートブックです。
僕だったらアイディアブックとして
近くのタリーズ・コーヒーに
持って行きたいですね♪
お店にはこんな感じで使ってみて
とでも言うように、
ポップに書き込まれたノートたちが
飾ってありました。
これも店長さんが描いたのかなぁ?
だとしたら可愛すぎるぞっ!
そして今回は
店長さんの手作りの
ポーチとお店のステッカーも
仕入れさせていただきました。
ノートとかペンみたいな
文房具系の雑貨が好きな方には
たまらないのではないでしょうか?
っていうか僕にはたまらない!
お店の写真撮影は禁止なんだけど、
ノート3冊とポーチ、ステッカーを仕入れたら
「写真撮ってもいいよ♪」
と言ってくれました。
旅する雑貨屋さんとは関係ないのですが
僕個人もパーイの町で
買い物してしまいました♪
ヘンプ素材のニット帽。
かぶってても暑くないのがポイントです。
最近髪がうざったくなってきて
ヘアバンドだけじゃローテーション
できなくなってきたので
ニット帽を探していたら
まさに「コレだ!」ってのに
出会いました。
ここに着いた初日も
何回も試着させてもらって
その日は買わずに
夕方にオープンしたのと同時に
今日も来店。
ようやく購入した僕に
「似合ってるわよ」
とお店の人。
「知ってる(笑)」
と僕。
きっと
最高にウザイお客さん
だったと思います。
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なんだか、こういう発見は
すごく嬉しいし、楽しくなります。
タイのパーイという町にしか売っていない
自分だけのオリジナル・ノートブック。
「自分のお店を持つ」ってことに
とても魅力を感じるんですよね。
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世界一周128日目(11/3)
お酒を飲んで
ベッドに直行した僕は
朝9時に起きて
ドミトリーの外のテーブルで
昨日の出来事を文書にする。
ブログを更新した僕は
「さてと、それじゃ町を歩きますかね」
とサブバッグを背負って
パーイの町に出たのだがー…
暑い…
暑すぎる!
山の上にあるからなのか?
お昼過ぎのこの町は
夜に比べてめっきり人が少なくなり
観光客たちは日差しから逃げるように
オシャレなカフェでまったりとくつろいでいた。
インドビザ申請のために
パスポートを預けてしまったせいで
バイクを借りることもできない。
どうやらこの町では
まったり過ごす意外になさそうだな。
ドミトリーのベッドに横になり
気づいたら寝ていた。
夕方4時に目覚め、
僕は「旅する雑貨屋(仮)」の
仕入れに向かった。
良い仕入れができた僕は
満足してギターの練習をした。
声の調子もいい。
歌う事が楽しいや。
今日はとにかく歌うことを楽しもう。
そんな感じで僕はパーイの路上に
バスキングに出た。
やって来たのは昨日と同じ場所。
2曲ほど気持ちよく歌うと
日本人のカップルが僕に声をかけてきてくれた。
コモンさんご夫妻
は僕と同じく世界一周の旅をされている最中。
旅のしめくくりを
ワールドカップにしたお二人は
フィリピンで英語の短期留学をしたり
ダイビングのライセンスを取ったり
話を聞いているだけで
色々と楽しかった。
二人は僕の目の前に座って
僕の歌を聴いてくれた。
調子に乗ってウルフルズの
「バンザイ!好きで良かった」
を歌う。
とどいたかな?
歌詞もコードも間違えまくりだったけど笑
お二人が僕の前に座ってくれているおかげで
道を通る人たちの反応はいい。
立ち止まって見てくれる人もいれば
「Stand by me」を
一緒に歌ってくれるヤツらもいたり、
近所の子はおもちゃのギターを持って
僕とセッションしに来てくれた。
お金は入らなかったけど、
こうして聴いてくれる人がいるってことは
最高に嬉しいことなんだ。
「楽しい」
その一言で十分だ。
やっぱり今日もやってよかったな♪
そしてなにより
早めに路上を切り上げて
お二人の取材を僕はすることにした。
取材って言っても
話を聞くだけなんだけど。
「この旅のために
3年かけたからなぁ」
「うちの両親も
私たちが結婚した時
『公務員だと安泰だね』
って言ってたけどね
全然安泰じゃなかったよね(笑)」
お二人のゆる〜い空気に
僕までまったりとする。
コモンさん(夫)は
中学校の教師(数学)をしていた
という話も僕としては驚きだった。
こんな一見チャラそうなあんちゃんが(僕の3コ上だった)
先生をやってたなんて!
「時間が余っちゃった時なんか
「全国かたつむり選手権」
だとか言って
誰が一番かたつむりを上手く描けるか
やってたよ」
ゆるっ!
っていうかなんで
かたつむりチョイス!!?
「まぁ、
一番上手く書けたのは
途中で入ってきた
理科の先生だったんだけど(笑)」
こういう先生がいたら
中学校も楽しいだろうな。
「そうそう。
ここのお店探してたんだよ!」
とコモンさん/エリさん(嫁)が
見つけたのお店には
ジャック・スパロウがいた。
なにこれ?
パーイにこんなお店があったの?
二人をみていると
なんか夫婦っていいな
と思った。
大好きな人と世界をまわるなんて
ロマンがあるよ。
まったりと安いご飯を探して
あてもなくパーイの町をさまよう。
中心地から少し離れたところにある
レストランで25バーツ(79yen)のご飯を見つけた。
「ああ!これあれだ!
辛(しん)ラーメンだ!」
猫舌で辛い物が苦手(それでいて甘党)の
コモンさん(夫)とエリさんは
メシをかっこむ僕とは反対に
マイペースに麺をすすっていた。
夫婦だと食べるスピードもいっしょだ。
「日本に戻ったら仕事探さなきゃな」
「わたしも子供生まなきゃ」
帰り際、エリさんの一言に
女性のたくましさのような物を感じた。
家族ってそういう風に
作られていくんだな。
今の僕がそうなれるなんて
まったく想像できないや。
旅をしていると
いろんな人に会う。
そして
彼らと一緒にいることで僕もまた
いつもと違った旅をすることができるのだ。
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旅をしていると、
ほんとうに出会いの連続です。
お二人には無事に充実した旅をして欲しいと思います。
でも、節約も忘れないでね。
ジャック・スパロウのポストカード買った時は
「それ、いるか!?」
と心の中でつっこまずにはいられませんでしたから笑。
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はじめまして。
ずっとブログを拝見していました。
今日パーイに来ました。
今夜も路上やりますか?
やる予定だったらだいたいの時間教えてください。見に行きます‼︎
>マルルさん
今日はわざわざお会いしてくださって
ほんとうにありがとうございました。
こんなマイナー志向のブログを
読んでいただけるだけで嬉しいのに…。
今日、実際にお会いする事ができて
ブログをやっててよかったなと思いました。
チェンマイに戻ったら漫画の方も
がっつりやるつもりです。
お互いよい旅を!
今日はありがとうございました。