「お母さん、アイルランドにやってきました」

世界一周453日目(9/24)

 

 

6時には
目を覚ました。

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てか直に床に寝てみたけど、全然眠れなかった。

いつだって誰かが歩いているし、
飛行機が到着するとマジうるせえ。

周囲の目が気にならないわけじゃない。

だってベンチの下に
寝てるヤツなんて、みたことあるかい?

僕はインドくらいでしか見たことがないよ(笑)

 

 

ここはデンマーク、コペンハーゲン空港

ベンチの上に寝るのがありなら、
下もありだってのが僕の見解だ。

 

 

僕は今日、13時55分の飛行機で
アイルランドへ行く。

なんでアイルランドかって?

 

 

イギリスに
行きたいからさ!IMG_5991

 

 

イギリスに行く前に散々
“入国拒否”の話
は聞いてきた。

滞在予定値、滞在目的、所持金、
出国のチケット、etc…、

自由気ままに旅する僕には
ちょっと無理っぽい。

 

 

飛行機で直にイギリスへ
行くのは難しいと思った。

オランダからバスが出ているらしいけど、
そのためにオランダまで行くのもちょっと違う。

どうせイギリスに行くなら
周囲の国も行ってみようと考えたのだ。

 

 

アイルランドー…

ウィスキー、ギネスビール、
ジェームス・ジョイスの
「ダブリナーズ(ダブリン市民)」
くらいしか知らない。

あれこれ調べるよりも、
フラっと立ち寄ってみて、
『あぁこんな街なんだ』みたいに歩いてみたい。

これが僕の旅のスタイルだと思う。

情報収集をめんどくさがってる
ってのもあるけど(笑)

詳しい観光情報とかなら
他の人がやってくれるからモーマンタイ!

 

 

29クローナ(545yen)のクソ高いコーヒーを
またクレジットカードで支払って買ってしまった。

コペンハーゲン空港内には
バーガーキングやスターバックスもあれば
セブンイレブンもあった。

そこにあるセルフサービスの
コーヒーマシーンは一見、タダで飲み放題
のようにも思えるが、
いっつもそれで痛い目を見ている。

誰か同じことを考えて実行してやしないかと、
少し離れたところから監視していたが、
柄の悪い兄ちゃん一人を除いて、
みんなクソ真面目にレジに入れた
コーヒーを持っていっていた。

 

 

あー、コーヒー500円って、
マジここはフェス会場かなんかか?

フェスのビールとかって
一杯700円とかするけど、
みんな「イベントだからそんなもんか」
って感じでお金払うよね。

あれと同じ感覚なのかな?
飛行機乗るのがイベントってね。

確かにそうかも。

 

 

 

 

 

 

11時まで日記を書いた。

タイムスケジュールが書かれた電子掲示板には、
僕の乗る飛行機の名前が書いてあったが、
「self check-in」と書かれている。

ノルウェジアン航空のカウンターに並ぶと、
お姉さんがセルフチェックインのしかたを教えてくれた。

プリントアウトしたバーコードリーダーを
機械にかざせば預け荷物のタグと
チケットが出て来る。

時間は大分早いけど、
出発直前にドタバタするよりはマシだ。

 

 

早めにバックパックを預けて、
前回と同じようにパスポートや
クレジットカード入れたマネーベルト、
ギター、パソコンを手にもった。

そのまま僕は荷物検査の列へと並んだ。

 

 

ここでもギターは何も言われなかった。

東南アジアのLCCじゃなければ何も言われないのかな?

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ターミナル前には様々な免税店がある。

H&Mはほんとうにどこでも見かける。
まさに日本のユニクロだ。

 

 

ゲート前で僕は時間を待った。

EUの出国のスタンプをもらい、
飛行機の出る2番ターミナル、
34番ゲートで待機する。

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こういう時に何もする気が起こらない。

本を読む気さえも。

こんなときネットに繋げればどれほど
僕の緊張をやわらげてくれることだろう。

残念ながらそんなWi-Fiは
このクソッたれコペン空港にはねえ。

理由もなくソワソワする。

果たして僕は何も問題なく
アイルランドへ行くことができるのだろうか?

アイルランドで入国拒否とかー…

ないっすよね?

 

 

 

 

飛行金の搭乗が開始された。

お姉さんがペラッペラの英語で僕に言う。

 

 

「お客様、
これは大き過ぎですね。
預けに持つにしてください」

「ほっ?あ、え?
ギターですか?」

「本当だったらダメだのよ。
でも今回は特別ですからね。
飛行機の入り口で係員に渡してください」

 

 

ら、ラッキーなのか?
お金払うことはなさそうだけど、

以前ドバイからイランへ行く際に
ギターを預け荷物扱いにされて
ギターが割れていたことがあった。

できることなら機内に持ち込みたかったのに…。

 

 

ゲートを抜け通路を渡ると
スチュワーデスさんが同じようなことを言って
僕からギターを没収した。

マジで不安だ。

これでロストバゲッジとかになったら死ねる…。

 

 

そんな僕の不安もお構いなしに
飛行機はコペンハーゲン空港を離れた。

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雲を突き抜けると、そこは別の世界のようだった。

まるで雲が海のよう。

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この下に人間が住んでいるだなんて、
なんだか信じられないな。

空を飛ぶのはいつだって不思議な体験だ。

 

 

 

 

 

 

 

時差があったので、
ダブリンに到着したのは15時半くらい。

一時間半くらいのフライトだったってことか、な?

 

 

荷物の受け取りの前に入国審査がある。

「EU」「NON EU」と別れた通路。
僕が向かうのはもちろんEUじゃない方。

優しそうなお兄さんに笑顔でパスポートを提出する。

 

 

「へぇ、けっこう色んな国に行ってるんだね」

「そうですね♪」

「アイルランドへは
どういった滞在目的かな?」

「観光ですね。
でもすぐにイギリスに行くと思います。
フェリーで。
アイルランドへは一週間くらいの滞在つもりです」

「どこに泊まるの?」

「ダブリンのユースホステルです」

 

 

こういう時のために、
ちゃんとユースホステルの住所も調べておいた。

もちろん泊まる気は無い!

 

 

「オーケー。それじゃあよい旅を♪」

「バシッ!」

 

 

 

 

 

 

アイルランド入国!!!

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お、お、おお、おぉぉ~~~~おおおおおおお!!!!

お母さん!やったよ!
おれやったよ!
アイルランド入国しちゃったよ!

てか英語圏だよ!

みんな英語喋るんだよ!
逆にタジタジだよ!
ヤツらが何言ってっか全然わかんなくなるよ!

うひょーーーい!

 

 

 

 

 

 

さてWi-Fi、Wi-Fiっと

 

 

ダブリン空港にはちゃぁ~んと
フリーのWi-Fiが飛んでいた。

一応簡単に情報収集をしておく。

ヒッチハイクの情報や、
アイルランドからスコットランド、
イギリスからオランダへ行く方法なんかを。

アイルランドはユーロが通貨として
流通しているので100ユーロほどを
ATMで降ろしておいた。

てか空港の両替で手数料かかるから、
スウェーデンとデンマークのお金が両替できねえ…。

モロッコまで我慢かなぁ…。

 

 

アイルランドはスウェーデンに比べて大分温かかった。

たぶん9月上旬のドイツと同じ気温なんじゃないか?

街の中心まではバスで行けるようだ。

6ユーロでちょっと高いけど、
これに乗らなきゃ始まらない。
スパッと券売機でチケットを買う。

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バスの中にもWi-Fiが流れていた。

それで金丸さんが
日本に帰った回の日記を読んだ。

 

 

旅人が故郷に戻る時、
それは本人が想像していたよりも、
ずいぶんあっさりしているに違いない。

そこで生活を送る人とっては、
旅人がしたことなんて、
テレビのエンタメ情報くらいの価値しかない。

「へぇそうなんですか。それはすごいですね」

ほんとうにそのくらいだ。

 

 

金丸さん、ほんとうにお疲れさまでした。

今まで僕たちをロマンを
与え続けてくれたことに、心から感謝します。

いつか、絶対に会いに行きます。
その時は金丸さんの唄、聴かせてください。

日本での活動も応援しています。

 

 

 

 

今自分がしていることを
「凄いことだ!」
と思いたくない。

 

 

確かに僕は夢を叶えている。

だけど、いずれ僕は日本に帰る。

日本に帰るということは
日本で暮らしていくということ。

生きていくためにはお金が必要で、
お金を得るためには働かなくてはならない。

商業漫画家として生きてくのは難しいだろう。
そもそも「売れるための漫画を描く漫画家」
にはなりたくなかったし。

 

 

僕は漫画以外にも色々なことがやってみたい。

できれば漫画と別の仕事に
半分くらいの時間が割ければベター。

自分の手でどこまで豊かな生活ができるのか?

あの映画に出てきた海辺の家みたいな
シンプルでスローで、それでいて
めちゃくちゃ楽しい毎日は
どうやったら実践できるのかを
自分で試行錯誤して試してみたい。

 

 

電気にも食にも衣類にも興味がある。

それはどこから与えられた価値観かというと、
やっぱり相棒のまおが誘ってくれた
ごみゼロナビゲーションにあるのかもしれない。

一年間しか在籍しなかったけど、
あそこにいたことは僕の人生と物事の考え方に
影響を与えたことは間違いない。

あの尊敬すべきロック歌手みたいに
「世の中金じゃねえよ」
と言いたい。

 

 

旅で得たこと、考えたことを
日本に帰った時の自分の生活に還元したい。

自分の日本にいた時、
今まで「そうあるべき」と
言われたことに対して、
「いや、おれは違うんだよね」って言いたい。

 

 

まだまだなまっちょろい。

それはわかってるさ。
でも手ぶらでは日本に帰らねえぞ!

 

 

 

 

 

 

観光地的な所でバスを降りてみたが、
そこまでの見応えは感じなかった。
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あてもなしに僕はダブリンの街をほっつき歩いた。

話に聞いていた通り、バーが多い印象だ。

小綺麗な家の庭を見ては、
『ここに住む人はどんな毎日を
送っているのだろう?』と想像力を働かせる。

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新鮮な目の前の光景は、
ここに住む人たちにとっては当たり前。

一カ所に留まって人生を過ごす
っていうのはどういうことなのだろうか?

 

 

求められるのは心の豊かさだと思う。

毎日想像力を働かせて、
新しい物を創っていく。

そういう活動が必要なんだと。

 

 

 

寝床を探すのに苦労した。

歩いているうちに日は暮れて、
僕は眠気を感じた。

そう言えば昨日は空港で
ほとんど寝られなかったっけ?

 

 

僕はあいかわらず方向音痴で、
マップアプリを確認しなければ
自分の進んでいる方向が分からなかった。

今まで訪れたヨーロッパの国よりも
公園の数が一気に少なくなった気がする。
ここが首都ってこともあるだろう。

ようやく見つけたテントの張れる場所で、
さっきかったギネスビールをあおり、
スナック菓子を食べるとさっさと寝袋に包まった。

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ははは。なんだかアツく語っちゃいましたね。
でも語らないと実現しない。
語ってばかりいても夢は実験しないよって
「バクマン」の小豆ちゃんも言ってましたけどね。

もしもレールがあるならば、僕はもうそこには戻れない。

やるしかない。やるしか。

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ABOUTこの記事をかいた人

「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!