「僕はどうだろうか…?」

世界一周540日目(12/20)

 

 

だんだんと記憶がごちゃごちゃになってきた。

昨日起こったことが三日前のように感じる。

 

 

 

生活リズム

が一定になってしまえば
その錯覚はますますひどいものになる。

 

 

あれ?おれ、今日何したんだっけ?

昨日が今日で今日が昨日?

ここは精神時の部屋か?

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ここはエジプト、ダハブ

まぁ要するに僕は

“絶賛沈没中”

というわけ。

 

 

近況報告を言うと、
MaSaTo 世界一周学校」というブログを書いている
マサトさんからコラボレーションの企画がもちかけられた

まぁ、ご存知の通り僕は漫画家だから、
絵を描くことがその仕事内容なんだけど
(言っとくけど、もちろん賃金は発生しない)

向こうもまだ準備があるらしく、
僕は来るべき時に備えて肩を温めておくことにした。

 

 

野球選手と一緒だ。

いきなし時速150kmの剛球を
投げられるヤツなんていやしない。

僕にもアップが必要なのだ。

 

 

 

 

 

10時前に起きて来て、歯を磨いて、
サブバッグを持って昨日見つけたカフェ、
「Every Day」に出勤する。

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社会人をやったことがない僕は
この「出勤」という
言葉の響きが好きだ。

なんだか働いている気になるじゃない?

 

 

うん。分かっている
「気になるだけ」だよね?

 

 

日本のみなさん。
いつもご苦労様です!!!

 

 

 

 

 

 

 

8ポンド(135yen)のブラックコーヒーを買注文して、
テーブルを椅子の近くまで寄せて、
とりあえず僕は一本タバコに火をつける。

波の音を聞きながら
何も考えず海を見るのは
ほんとうに贅沢な時間だ。

 

 

店内には僕意外の客はいない。
ダハブも絶賛オフシーズン中なのだ。

つまり何時間だって
このカフェにいれるっていうことだね。

 

 

お店の人もノーゲス(お客ゼロ)の状態よりかは
お客さんが一人でもいた方がいいに決まっている。

スタッフも僕よりも若いヤツで
特に僕が何時間もここにいることに対して
何も気にならないようだった。

 

 

 

 

僕はサブバッグから
いつも漫画を描いているノートを取り出す。

チェコで盗難に遭った8月23日から
描き始めたノートだ。

最近は下描きをしてから
漫画を描くようになったので、
進めるのに時間がかかるようになった。

できることなら、
スーダンに入る前にこの一冊を完成させて
相棒の家に送ってしまいたいところだ。

 

 

何日か絵を描かないと、すぐに腕が鈍ってしまう。

自分のイメージした線が引けないのだ。

ただでさえ下手くそなのに、
ろくすっぽ線が引けないと自己嫌悪に陥らざるえない。

でも、ウダウダ言っていても仕方がない。

こういう時はひたすら描くしかないのだ。

 

 

 

 

僕は22歳の大学3年生の時に
漫画家になろうと思った。

その話はブログの中で度々書いてきたと思う。

 

 

あれから

3年もたったのか…。

 

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集英社に同人誌用の原稿用紙に
読み切りを描いて持ち込みをかけた
っていうギャグみたいな話もあったけど、

それ意外に賞に応募するだとか、
アシスタントになるだとか、
商業漫画家になるために踏みそうなステップは
これと言ってしていない。

こんな漫画家がいるだろうか?

 

 

ってか漫画家って何?

どっからが漫画家なの?

 

 

 

 

僕は

「名乗っちまえばソイツは漫画家」

だと思う。

ブロガーだってそうでしょ?

中にはブログを書いて
お金を稼ぐっていうビジネス志向の方も
いらっしゃるみたいだけど、

ほとんどの人はたぶん収益なんて関係なしに
ブログを書いているよね?

それよりあまり自分から名乗らないか
「ブロガーです」って。

 

 

 

肩書きなんて関係ないのかもしれないな。

そして肩書きに縛られる必要性はどこにもないのだと思う。

別にお金が稼げていない漫画家も
沢山いてもいいんじゃないかって思うのだ。

稼げなくちゃ僕はかなり困ることになるんだけどさ。

 

 

 

 

大学時代に自分の進むべき道が決まり、
自分の描きたいテーマも見つかった(「旅」だ)

自分の旅の経験が少ないことに対して
コンプレックスみたいなのもあった。

そして「世界一周」もまた自分の夢のひとつだった。

 

 

 

 

「漫画家になって世界一周するか、
先に世界一周して、
その後に漫画家になるか?」

 

 

 

 

そんな選択肢が思い浮かんだ時、
僕が選んだのは後者の方だった。

漫画家になれるだなんて保証はないけど、
世界一周だったらお金さえあれば叶えることがきる。

それ意外にもし必要なものがあるとするならば、
それは計画を実行に移すほんの少しの勇気と、
旅する時間だろう。

 

 

それにもし旅に出なかったら
一生後悔するなってことは分かっていた。

死ぬ直前にも
『あぁ!世界一周しとけばよかったコンチクショウ!』
ってウダウダ言い続けている自分の姿を
容易に想像することができた。

 

 

「世界一周」というキーワードを見つけたのは、
高橋歩の本からだ。

別に文字通、世界を一周する必要なんてないと思う。

僕たちは言葉に踊らされ過ぎだから。

ただ、そこにはどこか
「スタートがあって終わりがある」
というゲーム的な要素が含まれているし、

『いずれ旅も終るのだ』
という終点も含まれている。

 

 

海外で生きるのも、
それを実際にやっている人を目の当たりにすると
カッコいいなぁとは思うけど、
やっぱり僕はまだまだ日本で暮らしたいのだ。

できることなら、
日本以外でも生きるという
選択肢がとれればいいと思う。

海外で漫画の需要はないのかしら?

東南アジアなんて
アンティークみたいな漫画だらけだったけどね。

 

 

 

 

 

 

生き方の正解はひとつじゃない。

 

 

僕はそう思う。

たぶん他の選択肢が見えていないだけなんだろう。

旅をしているとほんとうに様々な人たちに出会う。

その人たちは必ずしもブロガーというわけではない。

 

 

 

たぶん現在スロベニアで
仕事をされているであろう旅する寿司職人、

世界一周を終えドイツでワーホリをしている
旅するカメラ(ウー)マン、

世界放浪の末、今は奥さんと
ベルギーに住んでいらっしゃるバスカー、

毎年一ヶ月は海外にいるという旅する家族、

前職はアパレル講師のお洒落な旅する華道家、

路上でパフォーマンする旅する水墨画家、

半ば沈没気味の旅する美容師

etc…。

 

 

 

日本にいたらまず出会うことが
ないだろうなっていう人々ばかりだ。

そしてみな一様に輝いている。

話を聞くと面白いし、
自分の軸がしっかりと定まってる。

 

 

僕はどうだろう?

 

 

 

 

つべこべ言ってねーで
描くしかないんだよな。うっし!描くべ!

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今こうして、自分がエジプトの
オフシーズンの海沿いの小さな町のカフェで
尿意をこらえながらブラックコーヒー一杯で
粘っていることをどこかおかしく思う。

 

 

ふぐっ!ここトイレねーんだよ!

 

 

 

 

日が沈んでカフェに電気が灯る頃に
僕は宿に引き上げた。

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あーーーー、こっからこんな感じなんでよろしくです。

最近、アプリの一言日記自体もつけなくなってしまったので、
その日になにをやったか少し混ざるかもしれませんが、気になさらずに。

今日も読んでくれてありがとございやした。

 
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