「センスのなさ。トゥボーグ・ビール」

世界一周242日目(2/25)
うちのお母さんが「242日目が抜けてるわよ!」と
わざわざメールで指摘してくれたので、
遅ればせながらアップしたいと思います(笑)

 

「シルバーとか
売ってないの?」

 

と「旅する雑貨屋”Drift”」の
店長(兼倉庫番)のまおくん
から指令が下った。

っつってもなー…
おれ、シルバーなんて買ったことないよ。

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帰国後に相棒のまおと
企画している雑貨屋さん(ごっこ)。

バイヤーの僕はとりあえず、
自分のセンスに任せて色々な国の雑貨を
仕入れてきたわけなんだけれども、どうやら

僕の雑貨のセンスは偏りすぎているらしい

 

最近は雑貨を仕入れる前に、
一旦写真をまおの元に送って
相談するようにしている。

そうやって段階を踏むことよって
お互いのイメージが共有され、
良い物が仕入れられるようになってきたんだけど…。

 

「そろそろポーチもいいよ。
もっと他の仕入れようよ。
アクセサリーとか」

 

う、うむ。

 

 

ここカトマンズの
タメル地区には観光客向けに
沢山のジュエリー・ショップがある。

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様々な石が埋め込まれた
シルバーのアクセサリーがそこら中で売っている。

旅する雑貨屋Driftの初のシルバーの仕入れ!

下手な物は仕入れられないな…!!!

こういう言う時は地道に
一軒一軒お店に当たっていかなくちゃ
ならないんだろうな。

僕は手当り次第に
ジュエリー・ショップを回っていった。

 

 

 

ここで大事なのは
お店の人とのやりとりだ。

カメラをぶら下げて

「観光客です!ジュエリーなんて
買うお金なんかありませんっ!」

といった格好で入っていくわけだから、
お店に入った時の切り出し方が
大事になってくる。

 

「ハーイ」

僕が店内を見渡していると
お店の人が声をかける。

 

「今さ、
妹の誕生日プレゼント
を探しているんだ。
20歳でね大学生なんだけど…」

「フーン。
(コイツ…けっこういいお兄ちゃんじゃないか)」

「僕も予算があまりないからさ、
シンプルでかわいいヤツ探してるんだよ」

 

断っておくが、
僕に妹なんていない
(弟が2人いる)。

ほとんどのジュエリー・ショップは
女性向けだし、男の僕が入っていくのは
抵抗がなくもない。

が!

こういう風に各空の妹ちゃんを
設定することによって、
「妹の誕生日プレゼントを探している兄」
の役でジュエリー・ショップを
行き来することができるのだ。

まぁ実際、日本で買ってくれるのは
女のコだろうから遠からずってとこだけどね。

 

そんな風にやり取りをして僕は
何軒もジュエリー・ショップを巡り、
『これならいいかも』というシルバーや
ジュエリーの写真を集めていった。

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そしてLINEを使って
撮った写真を相棒のもとへ送る。

どーっすか?僕がピックアップしてきた
ジュエリーやシルバーの数々は?
けっこうイイ線いってるんじゃないっすかね?

 

 

 

 

 

 

日本でちゃんと仕事をしている相棒から
メッセージが戻ってくるまでの間、
僕はバスキングをした。

今日はタメル地区から少し離れた場所。
レスポンスはかなりよかった。

 

いい気持ちになって、
宿に戻りWi-Fiにつなげる。

女のコの気持ちが
よぉ~く分かってらっしゃる
まお店長から返ってきたメッセージはー…

 

 

 

 

「アクセサリー類は全部ダサい」

 

 

 

ぐはっっっ!!!

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「これを参考にしなさい」と
シルバーやアクセサリーを取り扱う
雑貨屋さんのサイトのURLを送られ、
今回の雑貨会議は終わった。

 

 

 

 

 

 

そ、そうだ…。

昨日データの吹っ飛んだSDカードの復元を
依頼したカメラ屋さんに行かなくちゃ。

てかデータ復元なんてできるんだろうか…?

 

自分のセンスのなさに打ち拉がれて
向かったカメラ屋さん。

受け渡されたSDカードを
一眼レフに差し込み、中のデータを見ると

データ蘇っとる!!!

 

えっ?なに?どっから持って来たの、このデータ?だってパソコンにSDカード差し込んでもデータすっかり消えてたんだぜ?なにこの奇跡!!??「蘇り」やぁあああああああ!!!!

 

 

「ふっふっふっふ。
だから言ったろう。

データの復元はできるって」

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カメラ屋のおっちゃんが得意げに言う。

 

「えっ、あっ、おっ!
うそーーーーっ!!!」

中には再生不可能な写真が数枚混ざっていたが、
ネパールを旅した思い出はほぼ蘇っていた。

 

「以前も、
ヒマラヤに登って
写真を撮ってくる仕事を依頼されたヤツがいてね、
帰ってきたら5,000枚以上の
データが消えてしまったんだ。

データを復元してやったらとても喜んでいたよ。
我々にチョコレートやビールを
どっさりプレゼントしてくれてね。
一ヶ月もの間、食べきれなかったくらいさ。

さーて、今回は
どんな「お礼」が返ってくるのかなぁ~…」

しらじらしく言うカメラ屋のおっちゃん。
ぐぬぬぬぬ…。

 

「いや、勘違いしないでくれ。
要求はしていないんだよ?
でもデータが戻ってきてハッピーだろ?
ビールがあればこっちもハッピーだ♪」

「ど、どの銘柄がいいの?」

「Tuberg♪(即答)」

 

僕は早足で近くのスーパーで
500mlのTuberg・ビールを一本と
小さなkiss・チョコレートを買って
カメラ屋に戻った。

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「おおっ!
買ってきてくれたのかい?」

おっちゃんはそう言って
さっそくチョコレートの袋を開け、
僕に二つほど分けてくれた。

 

「ビールは後だな♪
業務中だからね」

そういっておっちゃんは
僕が買ってきたビールを
ガラスケースの中に置いた。

 

まぁ、何はともあれデータが戻ってきた。
よしとしようじゃないか♪

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2 件のコメント

    • >れーな★ちゃんさん

      はうあっ!!!

      ひゃ、は、はい…。
      頑張って「かわいい」の探します。

      (いや、おれだって探してるんすよー。
      でも見つからないんす…ブツブツ)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    「旅する漫画家」。世界一周後(2013-2016)、現在は海沿いの町に潜伏中。そろそろ旅がしたいぞ!